【ソード・ワールド2.0リプレイ】再会の大地【英雄志望と二つの剣3rd season 1−1】
ここまでのあらすじ
蛮族が人族の領域に攻撃を仕掛け、都市一つを陥落させたダインハイト・フオールからすでに2ヶ月が経過していた。ダインハイトから難民を守りつつ逃げ出した冒険者たちは、難民キャンプが設置されたアイラットで、帝国で渦巻く政治闘争に巻き込まれてしまう。実権を皇帝から奪おうとする帝国商会の暗躍の末、皇帝派の指揮官フロンタ・ラトヴィックは失脚し、冒険者たちも帝国に追われる身となった。自治領ムートランドを経由して、冒険者たちは北レシトリア国に逃亡する。ただアークの胸に下げられた「魔剣の首飾り」が彼らを導いてくれると信じて……
続きを読む【ソード・ワールド2.0リプレイ】彼方に望む風景【英雄志望と二つの剣3rd season レイラ過去編1】
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|←イマココ
GM:第3シーズンのはじめにレイラの過去編をやっておきます。経験値などは発生しませんのであしからず
レイラ:はい!
GM:さて、今から遡ること8ヶ月ほど前。ダインハイトでの第1シナリオから数えても4ヶ月は遡るというところでしょうか
レイラ:北レシトリアにいた頃ですね
GM:はい。ノイのプロッソ蛮族侵入事件はすでに発生し、北レシトリアにはプロッソ難民もいます。ですがまだカシウスの帝国紹介襲撃事件は発生しておらず、したがってカシウスは北レシトリアに滞在しているような情勢ですかね
レイラ:カシウスさんいつでも誰かの過去にいますね
GM:さて、時期を確認したところですが、シナリオのオープニングは現在からはじまります
続きを読むトーキョー・ナイトメアは手軽に遊べる演出メインのシステムです
発売からはしばらく経ってしまいましたが、僕も「トーキョー・ナイトメア」を遊んでみました。「トーキョー・ナイトメア」は、F.E.A.R.から発売された新たな“トーキョー”シリーズで、先行する「トーキョーN◎VA」からシステムを軽量化しつつ、時代設定を現代に近い近未来とすることで、初心者が接しやすいシステムを徹底的に志向して作られています。
今日はこのシステムを遊んでみた感想とともに、皆さんにも是非オススメしたいトーキョー・ナイトメアの魅力をお伝えしようと思います。
- 近未来を舞台にした演出メインのゲーム
- 舞台は近未来トーキョー!
- 近未来のテクノロジー
- 銃や麻薬が身近なものに
- 不思議な力が知られつつある
- キャラクターの「スタイル」を表現せよ!
- 舞台は近未来トーキョー!
- システムは軽量化されたトランプ方式
- 手札を切るから展開を作りやすい
- 神業でドラマチックな演出を
- 神業はキャラクター表現の格好の機会
- 終盤は残り神業で展開意識を共有できる
- トーキョーN◎VAは知らなくて大丈夫
- まとめ:こいつぁクールなRPGだぜ!
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のいちゃんらじお第2回「英雄志望と二つの剣」第2シーズン終了で気になるところまとめちゃいましたスペシャル(後編)
<前回 |第1シーズン|2nd−1|カシウス過去編|2nd−2|2nd-3|2nd-4|2nd-5|
引き続き、GMに代わってノイちゃんが喋ってるテイでお送りします。
「はい、というわけでわたしノイがお届けする第2回英雄志望ラジオ、後半をお届けします! 前半では冒険者たちから見た第2シーズンを整理したから、そっちもよろしくおねがいします!」
「さて、後半では第2シーズンで登場した第3シーズンのフラグをまとめてチェックしちゃいます! いろんなことが起こったから、状況を把握しきれてない人もいるかもしれないし、この機会に大切なところをぜーんぶおさらいしちゃうよ!」
「それでは、激動の第2シーズンをプレイバック!」
- 第3シーズンの注目ポイント
- 魔剣クラウ・ソラスの伝説
- もう一つの魔剣ダインスレイヴ
- レイラの憂鬱
- サラーの行く道
- 開拓村リンディンフォーデの抵抗軍
- 第3シーズンの舞台
- 前半:北レシトリア国 首都フラマンド
- 北レシトリアは基本的に帝国恭順だが……
- 広大な雪原グラン・イチ
- 超保守派国家北レシトリア
- 後半:開拓村リンディンフォーデ
- 自由の開拓村は砦になった
- 再びユークライント密林の遺跡へ
- 前半:北レシトリア国 首都フラマンド
- 第3シーズンをお楽しみに!
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ゲームブック型シナリオの応用的技術【ソード・ワールド2.0】
先日、ゲームブック型シナリオの最も基本的な構造を紹介しました。
そこでは、ゲームブック型シナリオの最も基本的な構造を穴埋め式で再現する造り方を紹介しました。具体的には次のような構造を誰でも作れるようにしておきました。すなわち、一つ目の判定の成否が中間探索イベントの違いを生み出し、そのあとにボス前の行為判定を実施してボス戦に至るという単純な構造でした。
今日はこのような単純構造をより複雑なシナリオに発展させる応用的な技術を紹介します。特にゲームブック型シナリオにおける分岐のあり方を多様化させることで、よりリアリティと物語展開に富んだシナリオにすることを目標としています。
- 意思決定による判定なしの分岐
- 複数の判定結果で分岐する
- ポイント制の分岐処理
- イベント優先度処理
- 補足:リスク分担を課す
- フラグを利用した分岐
- フラグの記録
- フラグの参照
- まとめ
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パズルをモデルにしたシナリオ構築法
パズルは目標が明確で、論理的な手順で必ず解決に至ることができるゲームの形式です。TRPGシナリオを、明確な目標のある、システムに定義された手順で必ず解決(目標達成)に至ることのできるゲーム形式と考えれば、パズルをモデルにしたシナリオ構築も可能かもしれません。
今回はシナリオ設計のモデルとして「パズル」を捉え、その構造を模してTRPGシナリオを設計する手法について整理してみます。
ところで、TRPGシナリオの中には「リドル」と呼ばれる謎解きシナリオも存在します。パズル+シナリオというキーワードだけを見れば、リドルシナリオの作り方のようにも誤解されるかもしれませんが、今回はリドルを扱うわけではありません。あらかじめご了承ください。
- パズルの基本は充足問題
- パズルのモデル化
- パズルをモデルにしたシナリオの制作手順
- シナリオの目標を設計する
- 解決命題を定義する
- 最終命題xを選択する
- 出題文を構成する
- 解決手順の設計
- まとめ
のいちゃんらじお第2回「英雄志望と二つの剣」第2シーズン終了で気になるところまとめちゃいましたスペシャル(前編)
<前回 |第1シーズン|2nd−1|カシウス過去編|2nd−2|2nd-3|2nd-4|2nd-5|
以下、GMに代わってノイちゃんが喋ってるテイでお届けします。
「英雄志望ラジオーっ! わーわー」
「どうもみなさんお久しぶり! 『英雄志望と二つの剣』パーティメンバーから離れて絶賛NPC中のノイちゃんです! 第2シーズンの連載が終わったけど、実は1年以上かかったんだって、ひゃーっ」
「今日のノイちゃんラジオでは、これまでの展開をまとめながら、第3シーズン以降の注目ポイントを整理しちゃいます」
「というわけで本日のラインナップはコチラ!」
- 第1シーズンのおさらい
- 冒険者が経験した第2シーズン
- 継続メンバー
- 離脱メンバー
- 新メンバー
- 前編終了!