2018-01-01から1年間の記事一覧
前回のあらすじ 死闘を演じるアークたちとドレイクだったが、突如凍てつく風が地下空間を満たし、立つのもやっとの強風にドレイクは姿をくらませてしまう。凍てつく空気の先から聞こえてきたのは、聞き慣れぬ言語だった。 <前回 |第1シーズン|第2シーズ…
実は昨年の9月あたりから、久しぶりに本格的にシナリオ執筆をしております。それもみなさんご存知の「やさしい狂気のはじめ方」シリーズに登場した8つのシナリオのリメイクを行っています。
どうもこんにちは。ひきつづき「ラインズ 線の文化史」を読み進めてみます。 前の章では、文字と音楽について扱いながら、〈書かれたもの〉と〈声に出すもの〉との関係を解きほぐしました。それによると、文字とは本質的に音であったと考えられ、無音の文字…
前回のあらすじ 凄まじい力を持つ相手に対し歯をくいしばって耐え忍ぶ冒険者たち。相手を傷つけることはできるものの、その傷が相手を弱らせている様子はない。冒険者たちは生き残ることができるのか? 生存をかけた第3ラウンドが幕をあける。 <前回 |第…
こんにちは、ハカセです。 最近面白い本を見つけて、皆さんにも紹介したいなと思いまして、素人ながらその内容を要約していこうと思います。 今回紹介するのは「ラインズ 線の文化史」という本で、ティム・インゴルドさんの本を工藤晋さんが翻訳なさった一冊…
みなさまおひさしぶりのハカセです。 いうて週2でリプレイ更新はなんとかかろうじて続けているのですが、先月は動画編集が押しに押したり、今もほんとはシナリオ原稿を仕上げないといけなかったり、まぁそれはそれはてんやわんやになっており、なかなか顔も…
前回のあらすじ 魔剣ダインスレイヴを振るう強敵を前に、瞬く間に苦境に陥ったアークたち。しかしここで屈するわけにはいかない。人類の未来を切り開くため、魔剣の英雄になるため、生き残りをかけた戦いに挑む。 <前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイ…
前回のあらすじ 遺跡の最深部にはフィネア地方を脅かしている蛮族のリーダー、死の魔剣ダインスレイヴを携えたドレイクがいた。思わぬ遭遇に恐怖しつつも立ち向かうことを決めた冒険者たち。果たしてフィネア地方を消し去ろうとしている敵の実力とは…… <前回…
前回のあらすじ 想像以上に全然慈悲深くもなかったフェトル様との邂逅を果たしたアークは、ついに魔剣の英雄への道を本格的に歩み始めたかに思われた。しかしフェトルが最後に伝えた「蛮族の将軍」がここにいるという言葉に、アークたちは警戒心を高める。戦…
前回のあらすじ 謎の装置から動力源を抜き取ると、安全機構なのか人造蛮族が動き出し攻撃してきた。しかしクキバミによってあらかじめその性質を知らされていた冒険者たちは、十分に対策をして軽々とこれを撃退する。 <前回 |第1シーズン|第2シーズン|…
前回のあらすじ 凍てつく大地に残された蛮族によって建設された謎の遺跡へ侵入した冒険者たち。罠を越えると、奥から何かの起動音が聞こえてきた。警戒しながらもアークたちは奥へと進む。 <前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2|…
前回のあらすじ 遺跡の中に残されていた記録は、フィネア地方に伝わっていた歴史を覆すものだった。この遺跡の地下に何が封じられているのかはわからないが、この遺跡がただならぬ秘密を抱えていることだけは確かだ。アークたちはさらに奥へ進むために、大穴…
前回のあらすじ 奇妙な迷路の奥でたどり着いた遺跡には、人族の言葉と違う言語体系で書かれた文字盤があった。クキバミはその文法からドレイク語の影響が強い言語と見抜く。蛮族が建設した巨大遺跡に、いったいどのような歴史の真実が残されているのだろうか…
前回のあらすじ 冒険者達は迂回路を通りながらも、無事に雪原を抜けることに成功した。冒険者達の前に現れたのは、金属式の機械遺跡だった。その巨大な構造となおも起動し続ける動力の光に驚く冒険者達だったが、なぜかすでに入り口が開いており、侵入は容易…
前回のあらすじ 雪原を抜ける冒険者たちだったが、天候が悪化し寒さがより厳しくなった。最果ての遺跡にたどり着くことができるのだろうか。 <前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2|
昨日生放送で「Call of Cthulhu®︎」というゲームをプレイしました。2018年10月30日発売ということで、発売初日のプレイとなりまして、来場者も100人を超え、注目度の高いゲームだと感じさせられました。 というのもこのゲーム、このブログでも長らくお付き合…
前回のあらすじ 雪原を進む冒険者たち。雪原の只中でフロストパンサーに遭遇したものの、一方的な戦いでこれを排除する。雪原は広くまだまだ道のりは遠い。カードウィルダネス方式でセッションは続く。 <前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ レイラはサラーに想いを伝えるが、時代が二人を分かつ。装備を整えた冒険者たちは、その先に何があるのかも知らないまま、雪原へと踏み出した。 (※今回はカードウィルダネ…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ サラーは皇帝直属の特殊軍服を着て、サイラス・ホーエンシュヴァンと名乗った。その家名は先の皇帝のものであり、サラーは先代皇帝の息子だったということになる。魔剣を帝…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ 冒険者たちはどういうわけか公王陛下の呼び出しを受けた。アークは正装したが、いつもの格好で宮殿へ向かった冒険者たち。扉が開かれると公王はまだいないようだったが、こ…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ カシウスのプレイヤーが離脱して、キャンペーンスケジュールを全体に短くすることに決めたGM。一方、魔剣を求める冒険者達の旅は次の段階へと進もとしていた。北レシトリア…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ 一つの小さな冒険を終えた冒険者たち。レイラとカシウスはそれぞれに思いを新たにし、次なる冒険に備えることになった。そんな冒険者たち、もといプレイヤーたちのもとに、…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ カシウスがナイトメア差別主義の領主に身を呈して正義を主張し、冒険者たちは報酬を得た。次の冒険までの間に、冒険者たちはセリンの処遇を決めるための話し合いを持つ。
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ 館の原因となっていたマグダレーナを排除し、館の悪霊たちに取り憑かれて精神を蝕まれていたレイラを正気に戻すことにも成功した。しかしこの依頼をした領主が言っていた「…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ 罠を解除したカシウスが再び気絶した。レイラが意識を囚われたために火力が不足する戦場で、罠まで駆使して抵抗する魔女マグダレーナを倒すことができるのだろうか。
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ 地下室の幻覚の壁の向こうには秘術によってノスフェラトゥ(不死者)のなり損ないへと変貌したマグダレーナがいた。彼女の操るポルターガイストたちをいなしつつ、その撃退…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ レイラが悪霊に精神抵抗で敗北し意識をのまれてしまう中、アークたちは館で異常な実験を行なっていたというマグダレーナがひそむという地下研究室へ向かった。そこで不死や…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ レイラは母親の幻覚を見、彼女の不在を思い出した冒険者たちは急いでレイラを探しに行く。しかし実験体にされていた少女が言うには、レイラはすでに幽霊たちにその心を囚わ…
<前回 |第1シーズン|第2シーズン|レイラ個別|3−1|3−2| 前回のあらすじ 助けた少女は変な人の知り合いだった。4人は交戦を終えて少女が落ち着いたことで安心している一方、レイラはひとり何かの影に誘われて姿をくらませていた……
静かにしていた間に学んだことをぽつぽつ書く記事第3弾。 一般に「ゲームシナリオ」と言うとき、それは「そのゲームでプレイヤーが経験することになる物語」を意味します。しかしTRPGに限定すれば、シナリオは全く異なる概念であることに注意が必要です。 …