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のいちゃんらじお第2回「英雄志望と二つの剣」第2シーズン終了で気になるところまとめちゃいましたスペシャル(前編)

<前回 第1シーズン2nd−1カシウス過去編2nd−22nd-32nd-42nd-5

 

以下、GMに代わってノイちゃんが喋ってるテイでお届けします。

 

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「英雄志望ラジオーっ! わーわー」

 

「どうもみなさんお久しぶり! 『英雄志望と二つの剣』パーティメンバーから離れて絶賛NPC中のノイちゃんです! 第2シーズンの連載が終わったけど、実は1年以上かかったんだって、ひゃーっ」

 

「今日のノイちゃんラジオでは、これまでの展開をまとめながら、第3シーズン以降の注目ポイントを整理しちゃいます」

 

「というわけで本日のラインナップはコチラ!」

 

 

第1シーズンのおさらい

「第2シーズンの話をする前に、第1シーズンのことを思い出しておくよ。まだダインハイト要塞があった頃の話。連載としてはもう1年半も前になるんだね」

 

第1シーズン:ダインハイト・フォール

冒険者たちが集まったのは蛮族の土地との境界になった大河沿いに建設された星型要塞ダインハイト。人族の最前線であり騎士と冒険者による開拓が続いていたこの街は、人族の明るい展望を象徴した存在だった。しかしその内部では、正気を失った騎士団長ノイルが蛮族と結託していた。

公王の息子フレデリック・ヴェルチと親しくなった冒険者たちは、その後の冒険の中でヴェルチ家が魔剣クラウ・ソラスの導き手であるとする情報を手に入れる。その情報はフレデリックの姉で信頼できる騎士のクリスティン・ヴェルチにも伝えられた。

魔剣クラウ・ソラスがあれば蛮族の再起など払いのけられる。その希望もつかの間、ついにノイルと蛮族によるクーデター、『ダインハイト・フォール』が決行される。ダインハイト要塞は混乱に包まれ、人々は遥か西の帝国領へ逃れる。冒険者たちは市民を守りながら、フレデリック・ヴェルチを警護して隣国の帝国領に送り届ける。

彼こそが、人族の窮地を救う魔剣クラウ・ソラスの導き手となることを信じて……

 

「……国が一つ消えたこと、わたしはよく覚えてるな。先輩冒険者のカミラとか、冒険者の宿のマスターだったゴリさんとか、たぶんダメだろうけどクリスティンも生死がわかってないんだよね」

 

「たくさんの大切な人たちが失われた事件。それが第1シーズンのダインハイト・フォールで、今でもわたしたちが魔剣を求めて冒険を続ける大きな理由でもあるんだよね」

 

「こんな事件が終わったところから幕を開けたのが第2シーズン。わたしとサラーがパーティを離れて、第1シーズンで一緒に冒険してた5人はばらばらに……でも、アークとカシウス、それに行き場を失ったレイラも結局冒険者として活動を続けることにしたんだったね」

 

「というわけで、いろんな事件があった第2シーズンを冒険者たちの目線で振り返ってみましょう!」

 

 

冒険者が経験した第2シーズン

継続メンバー

「まずはなんと言っても第2シーズンで心が一回転したアークから!」

 

未来を託された青年 アーク

楽しさとロマンを求めていた赤毛の青年は、ダインハイトの事件を通じて人の命を守る重責に悩まされていた。力を持つ者の責任と守れなかった過ちに整理をつけることができず、アークはただダインハイト難民に課せられた土木労働に従事する。そんなアークの様子を見かねて、帝都へ招聘されたフレデリックは別れ際に魔剣の秘密と関わる首飾りをアークに預ける。にわかに冒険のロマンを思い出しかけたアークであったが、遺跡で強敵と遭遇したことでレイラ・コーラルを失い、再び命の重責に心を痛め、一時心を閉ざしてしまう。それでも、重荷をともに背負う親友のカシウス、英雄の登場を嘱望するフロンタの呼びかけに応じてアークは再び立ち上がった。首飾りの回収を目指す帝国の指名手配のなか、帝国領からの脱出を試み、独立行政区ムートランドでの潜伏を経て、隣国の北レシトリア国へと向かうのだった。

 

「……アークかわいそうだったなぁ。あのあとサラーともよく話すんだけど、あの子には酷なことしてると思うんだよね」

 

「アークはたしかに恵まれた天性の才能をもった冒険者なんだけど、心は決してそれに追いついてないし、英雄になったとしてもこの地域の人々を率いていけるリーダーになれるかって言ったら、わたしは無理だと思う」

 

「その意味では普通の冒険者に過ぎないアークに、ダインハイトの悲劇とか、仲間の喪失とか、この国の未来とか、そんなことを託すのは、本当は間違ってると思う。……思うんだけど……そうしなきゃいけないこの世界の方がどうかしてるんだろうなぁ」

 

万人に愛を注ごうとするナイトメア カシウス・クレイヴ

元行商の用心棒だったカシウスは、過去に帝国商会襲撃事件を引き起こした張本人だった。この事件で共に行動した女性レイチェル・ブラックバーンとアイラットで再会したカシウスは、彼女の資金的援助を受けながら冒険者としての活動を継続した。しかしレイチェルは決して聖女というわけではなく、むしろカシウスを利用して帝国商会の利権を増長させようと目論んでいた。カシウスの優しさにつけ込まれ、レイチェルの導きで騎士団と決定的な対立が生じ、帝国領からの脱出を余儀なくされる。アークかカシウスを英雄に仕立てて利権を得ようとする彼女の目論見はこれからも続くが、それでもカシウスはその優しさを失わないのだろうか……?

 

「前回のこのラジオで予告されてたパッケージヒロインが登場したと思ったら裏切られたカシウスくんだね。優しいから利用されやすくて、でも優しいから許しちゃって、こうなってくるともうどっちが悪いんだか……」

 

「アークにはカシウスが必要って言うときの『必要』の意味と、レイチェルにはカシウスが必要って言うときの『必要』の意味が全然違うのが悲しいよね。でもカシウスは許しちゃうんだろうなぁ。実際、アークを助けられたから問題ないってのもそうなんだけど」

 

「でもカシウスはいよいよ技能成長の遅れが目立ってきちゃったね。これから先冒険を続けるのはちょっと大変かもしれない。どこかの戦闘で死んでしまわないといいけど……」

 

寄る辺を失った失意の騎士 レイラ・フェルンホルム

ダインハイトの騎士だったレイラは、ダインハイト・フォール以降騎士という身分を喪失し、冒険者として扱われ続けていた。その中で帝国の騎士たちが農民に非道な振る舞いをする様を目撃し、また一方で自らも騎士として誰かを守ろうと身を呈してアークたちを逃すという経験をする中で、騎士という生き方に疑問を抱き始める。一時は魔神に洗脳された騎士ミカに拘留されたが、無事に脱出。しかしその事件を通じて帝国のお尋ね者という地位にまで堕ちてしまう。何もかもが思い通りにならない中、歪んだ憤懣は仲間たちへの妬みと苛立ちとして表面化しつつあった。

 

「わたしはレイラが一番心配だな。生まれもわたしたちみたいに悪くないみたいだし、一人の冒険者として生きていくっていう覚悟もないし、真面目に生きてきただけなのにひどいところまで流れちゃって、いまどういう気持ちなんだろう」

 

「パーティでは一番の攻撃力を誇るし、レイラがいなかったら乗り越えられなかった冒険も多いと思うんだけど、本人がそれに気づいてるかは別だよね。特にアークがこれだけ期待されていることにはどこか納得できない部分があるみたい」

 

「GMからのお知らせでは、第3シーズンはレイラの過去編から始まるんだって。レイラって自分のことはあまり話さないから、どういう子なのかわからなかったもんね。家族のこととかわかるのかな?」

 

離脱メンバー

「そして物語はこの3人だけじゃなくて、わたしとサラーの方でも続いてるんだよね。GMの予告では、第3シーズンにサラー帝国編が1シナリオ挟まるらしいよ」

 

蛮族の討滅を誓う少女 ノイ

フレデリックに同行して帝都に向かったノイは、フレデリックが伝承通りに魔剣へと導いてくれると信じ、来たる蛮族との決戦へ向けて自分を磨き続けていた。フレデリックの警護中、何者かの派遣した暗殺者と交戦。サラーと連絡を取り南方にある港町ベルティンドットへの逃走を図った。逃走が成功裏に終わったか否かは明らかになっていない。

 

「わたし、こんなことがあったんだよね。フロンタさんのオフィスにあったサラーの手紙でしか書かれていなかったけどね。わたしもまだまだ戦ってるんだよ」

 

「フレデリックのメイドって嘘をついてたおかげで、相手があまり強くなかったのが幸いしたってところかな。ただ、サラーは……先にまとめから見ておこうか」

 

英雄を選別しようとする漢女 サラー

フレデリックに同行して帝都に向かったサラーは、魔剣を手に入れる可能性がある人物を3人に絞って考えていた。天性の才を持った冒険者アーク。碑文に導き手と語られたヴェルチ家の末裔フレデリック。そしてこのフィネア地方最強の騎士、皇帝ロンバルト2世。帝都に戻ったサラーは、もはや身分を隠すことはできず、各団体の有力者に次々と声をかけられ、権謀術数の渦中に否応なく巻き込まれつつあった。

 

「ある日帰ってきたサラーがなんてこともなく本名を口にしたんだけど、わたしびっくりしちゃったよ。まぁなんかご大層な生まれなんだろうなぁくらいには思ってたけどさ」

 

「そして今開示できるのはここまでなんだ。じゃあ仕方ないね。サラーが帝都でどういう決断をとったのかは第3シーズンをお楽しみに!」

 

 

新メンバー

「そしてそして、第2シーズンには愉快な二人の仲間が加わったのも忘れちゃダメでしょ! 二人とも独特な空気を持ったキャラクターだけど、いい味出してるよねぇー」

 

「というわけで、そんな二人の情報を振り返ってみましょう!」

 

思慮深いファッション迷子 クキバミ

レイチェルと親しかったことからアイラットへの同行を依頼されたタビット。なぜかフェイスペインティングと見慣れない独特な服装をしており、フィネア地方では浮いた存在だ。魔剣を手に入れて大きな力を得ることで、ムートランドの放棄された魔動機たちを全て再起動させ、伝承に語られる魔動機都市を再興したいと考えている。最も精神が安定していることもあり、冒険者たちの心の導き手兼マスコットとして活躍している。

 

「基本的に落ち着いてるのに、突拍子も無いところでズレてるところがなんとも言えずマスコットなクキバミだね。わたしはまだお話ししたことがないけど、悪い人ではなさそうかな」

 

「アークたちのことを『魔剣に最も近い冒険者』って認めているみたいだけど、あの服でそう言われても、ちょっと信じやすいだけなんじゃない? って感じも……」

 

「ま、まぁでも、最後にはレイラに寄り添ってあげる優しさも見せてたし、これからもいい味出してってくれると思うよ! わたしも直接会う日が来るのを楽しみにしてようかな」

 

陸に上がった女海賊 コーラル・セルニーシア

帝国軍との海戦で捕縛された女海賊。帝国の牢獄でひどい扱いを受けていたものの、フロンタ・ラトヴィックが『クエスト』を首輪がわりに自らの部下として召抱えたことでまともな生活に戻された。本人は相変わらず帝国を嫌っているが、助けてくれたフロンタには恋心以上の感情を抱いている。フロンタが失脚したことにより事実上解放されたが、アークの素朴な振る舞いと天性の才能を気に入り、アークたちとともに冒険を続けることを決意した。

 

「フロンタとコーラルのキスシーンは、ようやくまともなキスシーンだったね。それまでサラーが脅しに使うのとか、レイラが突然キスされるのとか、カシウスがポーション口移ししたりだったから、どうにも変態臭くて……」

 

「コーラルは自分でも魔剣を手に入れて帝国を壊したいみたいだけど、アークに譲ることに決めたんだったね。最後の決闘はなかなかアツかった」

 

「あと他のところでわたしもちょっとお世話になるんだけど……ま、それはまた今度」

 

「新しい仲間の二人はそれぞれに経験を持った冒険者だったこともあって、アークたちみたいに不安定なところはあまりなさそうだよね。クキバミも兄貴って感じだし、コーラルも姉貴……いや、姉御って感じだし」

 

「でもこんなみんなが本当に魔剣を手に入れる英雄のパーティになるのかな? なんていうか、英雄にしては頼りないっていうか、人間っぽいっていうか……」

 

前編終了!

「というわけで、『英雄志望と二つの剣』のいちゃんラジオ第2回の前半をお届けしました! 次回は第2シーズンで出てきた第3シーズンへ向けてのフラグを全部おさらいしちゃいます! それじゃーまた4月25日水曜日にお会いしましょう」

 

「またねっ!」

 

 

次回へ続く