TRPGをやりたい!

電源・非電源ゲーム全般の紹介・考察ブログ

【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−5】

f:id:xuesheng:20190323165736j:plain
前回のあらすじ
回りくどい物言いをするマンティコアの言葉を汲み取ると、どうやら4つの宝石を集めれば道は開くらしい。さっそくアークたちは課題に取り組み始める。

<前回 |第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−43−5

続きを読む

シューター×タワーディフェンスの戦術的アクション【sanctum2レビュー】

f:id:xuesheng:20190402161016p:plain
 こんにちは。実は一番好きなゲームジャンルがタワーディフェンスのハカセです。世の中にはいろいろなタワーディエフェンスゲームがありますが、今回はシューターゲームと組み合わせて独特のプレイ感で楽しむことができる良作sanctum2を紹介します。

※筆者が英語のまま遊んでいるため画面が英語ですが、MODによる日本語化も可能とのことです。

続きを読む

【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−4】

f:id:xuesheng:20190323165736j:plain
前回のあらすじ
フレデリックを追った先で待っていたクキバミを一人舞台の樹上から降ろして、冒険者たちは迷宮に挑戦する。

<前回 |第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−43−5

続きを読む

【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−3】

f:id:xuesheng:20190323165736j:plain
前回のあらすじ
クキバミが残した謎の手がかりをたどって、足早に森を抜けることに成功したアークたち。しかしフレデリックはとうに遺跡に足を踏み入れている。魔剣をめぐる競争の軍配はどちらに上がるのだろうか?

<前回 |第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−43−5

続きを読む

ゲームシナリオにおける〈準位〉とその弊害

f:id:xuesheng:20190322234221p:plain

 シナリオを抽象モデルとして噛み砕いていく連載の第3回です。前回の最後に「ここまでが前提」と書きましたが、ここからも前提の誤りでした。書かないといけないことが多すぎて困っているのですが、順に一つ一つゆっくりと進めていきましょう。

 

 今回の議論では、〈崖〉を記述するメカニズムの一つである〈準位〉による記述について紹介します。これまでの議論を前提にしているので、そちらもご参照ください。

続きを読む

【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−2】

f:id:xuesheng:20190323165736j:plain
前回のあらすじ
冒険者たちはフレデリックを追ってユークライント密林の探索に乗り出した。その先で魔剣の栄光が待っていると信じて……!

<前回 |第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−43−5

続きを読む

【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−1】

f:id:xuesheng:20160606100658j:plain
前回までのあらすじ
 田舎農村から旅立ったアークは、隊商の警備をしていたカシウスとともにダインハイト城塞にたどり着いた。そこで3人の仲間を加え冒険者として活動を始めたアークに、偶然ダインハイト領主の息子フレデリックが身分を偽って仕事を依頼する。
 いくつかの依頼をこなすうちに、アークたちはダインハイト城塞に迫る蛮族の魔の手を察知する。それを止めるために騎士団に働きかけた5人だったが、ダインハイトの陥落を防ぐことはできなかった。懸命に市民たちを誘導し多数の命を救ったものの、冒険の仲間は二手に分かれることになる。フレデリックの警備として帝都に同行する2人と、魔剣の首飾りを貸し与えられたアークたち3人には、別の運命が待っていた。
 アーク・カシウス・レイラの3人は、難民キャンプが置かれたアイラットで新たな2人の仲間を迎えたが、そこで帝国の政変に巻き込まれる。アークの預かった首飾りこそが魔剣の首飾りであると察知され、その力を求める帝国内の二つの派閥の板挟みとなり、指名手配犯として追われる身になってしまったのだ。
 逃げ込んだ北レシトリアでかつての仲間と再会したが、彼は帝国に恭順しており、魔剣を差し出すようアークに迫った。それでも自らが魔剣を手に入れることを望むアークは、仲間とともに古の遺跡へ向かう。そこでもう一つの魔剣を使う蛮族の総大将や異なる歴史を語る古竜、そして魔剣を司る神に出会い、魔剣の伝説が語る最後の冒険、深い森と山へ向けて出発した。
 しかしそこで待っていたのはもう一人の英雄志望、フレデリックだった。フレデリックは「貸し与えた首飾りはこの国の未来のために自分が管理するべきだ」と主張する。アークはそれを一度は受け入れたものの、彼のことを「ダインハイトの英雄」と呼んで迎えてくれた人々に励まされ、今一度「英雄志望」としてフレデリックの後を追うと決意したのだった。

<前回 第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−4

続きを読む

【ソード・ワールド2.0リプレイ】幕間雑談【英雄志望と二つの剣3rd season 4−16】

f:id:xuesheng:20160606100658j:plain
前回のあらすじ
冒険者たちはフレデリックを追いかけて魔剣を求める冒険に駆け出した! フレデリックに同行していたクキバミは、アークが必ずやってくると信じ、彼らのための道しるべを作るために同行していたことを明かす。いまや冒険者たちの目標はただ一つだ!

<前回 第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−4

続きを読む

絵本のような世界で繰り広げられる愛の物語【Last Day of Juneレビュー】

f:id:xuesheng:20190312155404p:plain
 こんにちは。雰囲気の良いゲームをわりと多く紹介しているような気がしますが、今回もその例に漏れず、絵本のようなグラフィックデザインのパズルゲームを紹介します。

 「Last Day of June(ジューンの最期の日)」は、非言語であるにも関わらずストーリーテリングを目的としたゲームであり、そのグラフィックとシンプルなゲームデザインであなたに優しい物語を届けてくれます。

続きを読む

【クトゥルフ神話TRPGシナリオ】アンドロイドは名状しがたき夢を見るか(改訂版)6/6

f:id:xuesheng:20190307210625j:plain
探索者たちは行方不明になった知人の捜索をするうちに一つの研究室にたどり着く。その研究室では、他の研究室と共同で、高機能のアンドロイドを生み出すことに成功していた。しかし、そのアンドロイドの動作がおかしいようだとも耳にする。いったいこの研究室で何が起こっているのだろうか? そして奇妙なアンドロイド、ミーミルとは、いったい『何』なのだろうか?

このパートでは登場するNPCについての補足とステータスが記載されている。

続きを読む

【クトゥルフ神話TRPGシナリオ】アンドロイドは名状しがたき夢を見るか(改訂版)5/6

f:id:xuesheng:20190307210625j:plain
探索者たちは行方不明になった知人の捜索をするうちに一つの研究室にたどり着く。その研究室では、他の研究室と共同で、高機能のアンドロイドを生み出すことに成功していた。しかし、そのアンドロイドの動作がおかしいようだとも耳にする。いったいこの研究室で何が起こっているのだろうか? そして奇妙なアンドロイド、ミーミルとは、いったい『何』なのだろうか?

このパートではクライマックスの処理が記載されている。

続きを読む

【クトゥルフ神話TRPGシナリオ】アンドロイドは名状しがたき夢を見るか(改訂版)4/6

f:id:xuesheng:20190307210625j:plain
探索者たちは行方不明になった知人の捜索をするうちに一つの研究室にたどり着く。その研究室では、他の研究室と共同で、高機能のアンドロイドを生み出すことに成功していた。しかし、そのアンドロイドの動作がおかしいようだとも耳にする。いったいこの研究室で何が起こっているのだろうか? そして奇妙なアンドロイド、ミーミルとは、いったい『何』なのだろうか?

このパートでは探索のクライマックス直前の大詰めにあたる部分の進行情報が掲載されている。

続きを読む