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【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−3】

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前回のあらすじ
クキバミが残した謎の手がかりをたどって、足早に森を抜けることに成功したアークたち。しかしフレデリックはとうに遺跡に足を踏み入れている。魔剣をめぐる競争の軍配はどちらに上がるのだろうか?

<前回 |第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−43−5

GM:というところで、極めて深い森を奥深くに進んでいくと、にわかに草の狩られた一角がひらけ、そこには石造りの苔むした大きな遺跡が姿を現します
コーラル:「よーし。多分、ここだな」
GM:クキバミはいつでも登場できますが、どうやって登場しましょうか?
GM:……いや、ここは演出をクキバミに譲渡しようかな。好きにしてください!

クキバミ:では僭越ながら
クキバミ:何処からか聞こえ来る雅な笛の旋律 意表を突くように耳に響く小太鼓の音
GM:お前完全にスタンバッてただろwww
アーク:というか、笛と太鼓をどうやって……
レイラ:なにやつ! とか言ってあげないといけないんですか……?
カシウス:これ言うべきなのか……?

クキバミ:どうやらミュージックシェルから流れてくるようだ、あなた方はそれを拾ってもいいし拾っても良い
レイラ:選択肢になってません!
カシウス:拾えってことじゃないかww
コーラル:粉砕するか……?
カシウス:コーラルに拾わせると大変だから俺が……拾っても大変そうだけどな……
アーク:ノって何か演ろうかと思ったけど、鳴り物がなかった
カシウス:そういうことならアークが拾ってくれ!
アーク:みんながそれを望むのなら、俺拾うよ!
カシウス:それでこそ英雄だ!!
レイラ:いいセリフの無駄使いやめてくださいw

アーク:「こ、この音は!?」
クキバミ:みなさん危機感知判定をどうぞ、目標値は13
カシウス:wwww

危険感知判定 13

カシウスのみ成功

コーラル:ちっ、1足りない

クキバミ:木の上、夕日に染まりながら雅に踊るクキバミがあなた方に話しかけてきます
クキバミ:「遅かったな……覚悟は決めてきたのだろうな?」目を見る
カシウス:「っ!? お、おい! あれはっ!」そっちに視線誘導して
レイラ:優……雅…………?
アーク:「うん」目力!
クキバミ:「そうか、ならば進もう。世界がお前を待っている。……だがお前にはもう一つ、やらねばならないことがある」
カシウス:(だめだ……いよいよ意味がわからなくなってきたぞ……なぜ俺は汗をかいている……)
レイラ:(……かっこいい……!)

クキバミ:「降りれんくなったから降ろして……」

カシウス:wwww オチつけてきたw
コーラル:くそwwww
レイラ:ひっどいww
アーク:なんでこうなったw

カシウス:「あー、ほら。あるだろ、クキバミ? ワイヤーアンカーとか」
クキバミ:「荷物下で……」
カシウス:「わかった、行くよ、木登り得意だし……」
アーク:そうだ、蹴ろう
レイラ:カブトムシかな?

アーク:村にいたころはたくさんとったなーって思いながらどーん
コーラル:あ、じゃ、ついでにどーん
コーラル:冒険者判定(筋力) 2d6+10 → (5,6)+10 → 21
アーク:冒険者判定(筋力) 2d6+11 → (6,6)+11 → 自動成功
アーク:無駄にw
コーラル:出目がww
GM:お前らみたいなの2人に蹴られて耐えられる木があるか!!!!!!!

GM:では、あたりに稲妻のような破裂音が響きます
クキバミ:「のわああああああ!?」
GM:クキバミはただでさえおぼつかなかった足元がぐらついて、重力が乱れ、木が横倒しに倒れ始めます
コーラル:「いえーい」はいたっち
アーク:「いえーい」はいたっち
GM:木に登りかけてたカシウスは振動で落下します
アーク:カシウス虫も落ちてきた
GM:……さてクキバミは落下ダメージだね!

レイラ:「うわぁぁ」あたふたしてキャッチしようと右往左往
GM:じゃあレイラがキャッチしよう、こういうときは冒険者判定でしょうね
レイラ:「こっちです!」5メートルぐらい横
GM:冒険者レベル+敏捷度で目標が13くらい?
レイラ:や、キャッチはしませんよ
GM:しないんかい!w
レイラ:だって木の下敷きとか危ないじゃないですか
GM:www
クキバミ:レイラたちけてーー(涙

GM:では落下ダメージですね、5mとして15点物理ダメージを受け身判定で軽減しましょう
GM:クキバミは受け身判定どうぞ
クキバミ:受け身判定 2d6+5 → (4,2)+5 → 11
GM:では、11点解消して4点物理ダメージで防護点有効 となるとー 1点通るかな

GM:どしん!

クキバミ:「おでこぶった……」
カシウス:「いっつつ……クキバミは?」
GM:レイラが構えた場所から5mくらい離れた茂みにクキバミが落下します
GM:……にしても5mって結構ずれてますね(苦笑
アーク:制限移動距離より遠い
レイラ:だいたいレイラの一般常識とのずれとおなじぐらいのずれです
GM:結構ずれてますね……
コーラル:あと2mはずれてそうだけどな

クキバミ:服についた葉っぱをパンパン払う
クキバミ:「ごほん、さあ何をぼさぼさ突っ立っておるのじゃ、早く先へ進むぞ」
カシウス:「先って……そうだ、フレデリックたちはこの遺跡に?」
クキバミ:「ああ、まだあまり遠くへは行っておらぬ筈じゃが、出遅れていることに変わりはない。目指すはあのレブダ山脈じゃ」
アーク:「あそこにフレッドが……」
クキバミ:「一つ教えておこう、フレッドの元にも彼の神が現れている。……つまり資格は平等、早い者勝ちいう訳じゃ」
アーク:「……そっか。だけど、英雄に……魔剣を手に入れて、俺が英雄になる」クッキーにさっきとは違いもっと強い視線を送る
クキバミ:「知っておるさ友よ。必ず連れてゆく」このまま進んでいきましょう
コーラル:武器を肩にかついで後をついてこう
レイラ:ふぅっと小さく息をはいて先を見据えて、後をついていきます

GM:では、悠々と歩き始めたクキバミの背中、軽々と武器を担いで颯爽と歩き出すコーラル。そして長らくの友であるカシウスとレイラに挟まれて、アークの視線は遺跡とそしてその先にそびえるレブダ山脈
GM:……いや、あるいはその先にある未来を見据えているのかもしれない

GM:というところで、このシーンを終わります



次回へつづく