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【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−2】

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前回のあらすじ
冒険者たちはフレデリックを追ってユークライント密林の探索に乗り出した。その先で魔剣の栄光が待っていると信じて……!

<前回 |第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−43−5

GM:というわけで、森フェイズなんですが……いつもならカードウィルダネスをするんですけど、
GM:今回クキバミがめっちゃ足跡を残しているので、クキバミは遠隔的に判定に参加しつつ、隠蔽判定の解釈を逆にとっていきます。隠すのが上手なら見つかるようにおくのも上手だろうということで

GM:フェイズを3段階に分けます。
GM:第2段階までは地図製作判定で判定が可能ですが、失敗してもクキバミの隠蔽判定の達成値と冒険者の聞き耳判定の達成値の合計が25に達したら、その段階を克服できたものとします
GM:地図製作判定については1段階目で目標値11の簡単なもの、2段階目で目標値16の困難なものとし、3段階目についてはクキバミとの協力以外では乗り切れません
GM:クリアにかかった合計ターン数*3時間を経過時間とします。つまり最低9時間です
コーラル:ふむふむ
アーク:わかったわかった
GM:ほんとだろうな……?w

GM:つまりまとめると、まずは4人で地図製作判定目標値11をどうぞ

地図製作判定11

アーク 7 失敗
コーラル 12・カシウス 11 成功
レイラ クリティカル

GM:ファッ
レイラ:はっはっは
クキバミ:おお
アーク:アーク英雄になるから補正は?
GM:ありません
アーク:何が英雄だ!
コーラル:アーク、英雄ってのは常にダイス目が6,6だから補正はいらないんだよ

GM:というわけで、第1段階クリアです。
レイラ:「ここがあの地形だから、こっち、であってますか?」<カシウス、コーラル
カシウス:「ああ、そうだな。あいつらが向かうとして、多分こっちの方だろう。前の遺跡もたしかこっちの方向だった」
GM:森の浅い領域は地図を見ながらスルスルと進むことができます。
GM:そしてその道中、見覚えのある物品を見つけます
コーラル:「ん? なんだ、こりゃ。えーと、こいつは…」
GM:クキバミさん何置いていったんです?
クキバミ:クキバミ饅頭、クキバミクッキー、クキバミ人形どれが良いかな?
レイラ:温泉宿かな?
GM:第1段階だしまともな人形にしておこうぜ……
レイラ:まともなんでしょうか……
アーク:ニタマゴのような形をしてるかもしれないぞ!

クキバミ:よよい! って感じの人形だな。ほんのりクキバミのにおいがして、どことなく触り心地がタビットの毛のように滑らか
コーラル:んじゃー、クキバミ人形の首が……
コーラル:「あ」(ぽきん
アーク:クッキーが死んだ!
何処かの兎:「いまなぜか寒気が・・・」
コーラル:「…………(きょろきょろ、ぐいぐい、みししっ)」
コーラル:「よし、治った!」(頭が胴体にめりこんだ人形
カシウス:「どうかしたのか? ……なんだこれも何も、そんなメイクしたタビットはクキバミしかいないだろ……(苦笑」
レイラ:「む、これはクキバミさんが夜なべして作っていたクキバミ人形」
カシウス:「えーっ……」レイラの発言にややヒキウス
アーク:しかしこれタビットの毛ってことは自分の毛で作ったのか
GM:換毛期があるんだろう
レイラ:「完成した時、思わず男泣きした一品です」
アーク:「えーっ……」
レイラ:「そんな大事なものがなぜここに……!」
コーラル:「こいつがあるってこたぁ、道順は間違ってなかったみてぇだな。よし! 後を追いかけよう!」ぽーいっ!
コーラル:ナチュラルに証拠隠滅を図る
アーク:「あっ……」
カシウス:「あーっこらっ! 話聴いてたのかっ」ダイビングキャーーッチ
コーラル:「ちっ」
アーク:首がぽろり
コーラル:「あ、カシウスが壊したー!」
カシウス:「あーーーっ 首が! おい! 首が!!」
レイラ:「あー!」
アーク:「あーあ……」
コーラル:「あたいしーらねっ! カシウスが壊したんだかんなー!」
カシウス:「レ、レイラ! 直せるよな!? こういう仕事……あっ、ダメだ」
レイラ:「……そうだ! ちょうどここに魔化された粘土が」
カシウス:「大丈夫だ! 俺がやるから! 俺がやるから! 先を急ぐんだろ!? なっ!?」
コーラル:「……ていうか、ぶっちゃけ、見なかった事にすりゃよくね?」
レイラ:「だめですよ、完成してからずっと一緒に寝てた人形ですし」
GM:レイラがんがんクッキーの謎属性足して行くじゃないですかw
レイラ:居ないから仕方ありません
何処かの兎:「あいつ等なら無事に持ち帰ってくれるじゃろな―」

GM:よし、次だ! 2回目は難易度ドカンとあげます
GM:地図製作判定で目標値16、一人でもクリアで達成です。判定をどうぞ

地図製作判定16

全員 失敗

コーラル:うむ、出ない
GM:9以上ですからね、難関
レイラ:うーん

GM:では地図を見ながら進みますが、この辺りから森の深さとフレッドたちの目的地が不明ということもあって、どの方角に向かうべきかがわからなくなり始めます
GM:しかしそんなとき……クキバミは隠蔽判定で判定してください

何処かの兎:隠蔽判定 2d6+6 → (6,4)+6 → 16
アーク:さすうさ!
GM:ということは目標値9で聞き耳判定か足跡追跡判定ですね。4人で挑戦してみてください

聞き耳・足跡追跡判定9

アーク 4・レイラ 8 失敗
コーラル 14・カシウス 12 成功

GM:では一番達成値が高かったコーラルが反応します
コーラル:「こ、こいつは…!!」
カシウス:「今度はなんだ? 食べ物でも見つけたのか?」
コーラル:しばらく黙った後に
コーラル:「ばふ、みづぼぶぬぐふ」ほっぺリス状態
コーラル:そして1個だけ残ったクキバミ饅頭を見せる
カシウス:もう食ってたーーーーっ!
レイラ:「ぬっ! これは、銘菓クキバミ饅頭!」
カシウス:「知ってるのかレイラ!?」
レイラ:「知りません」
コーラル:「これはクッキーが有名になったあとに売りさばこうとしてた、どこにでもあるパチモン銘菓だ。あたいは何度か味見してるから間違いない」
アーク:「……これはクッキーが悪い」
レイラ:「なんか、おばちゃんと作ってましたけど、そういうことだったんですね」

カシウス:「ク、クキバミが残してくれたものに違いないならいいか……」
コーラル:「よし。味的に方向は次はこっちだな。」
カシウス:(味でわかるのか……)
コーラル:(スカウトだからな)
アーク:(だってコーラルだし?)
レイラ:(スカウトってすごい……!)
GM:なぜ会話が脳内なんだ!!

GM:最後はいまやった判定合計値25を目指す判定をもう一度行います
GM:今や地図の領域の末端を超え、森の植生まで変化し始めています。土質も粘土質から赤土や岩石が目立つようになり、レブダ山脈が近いことが伺えます

GM:そんな中でのクキバミの道しるべ探しタイムです。クキバミは隠蔽判定をお願いします
クキバミ:隠蔽判定 2d6+6 → (4,2)+6 → 12
GM:では目標値は13、やや難しくなりましたね。みなさんダイスをどうぞ

聞き耳・足跡追跡判定12

アーク 7・レイラ 4 失敗
コーラル 17・カシウス 15 成功

コーラル:余裕だったな
GM:コーラルどうなってんだw

GM:では次の道しるべはコーラルが見つけてくれることでしょう
カシウス:「チッ……ダメだ、地図も目的地もわからなくてこんな深い森の中を進むなんて……」ナイフで蔦とか切りながら
コーラル:次なんだっけ?
クキバミ:クキバミクッキー
カシウス:クッキークッキーじゃないか……
レイラ:クッキーのクッキーですね
コーラル:……

コーラル:じゃぁ、足で踏んだ
コーラル:「あ…………」石を拾ってきて上においく
コーラル:「おーい、なんかあったぞー!」
アーク:これはひどい

カシウス:「どうした?」
コーラル:「ほれみてみろ。クッキーマークの箱だ。石で重しにしてる」ぐりぐり
カシウス:「……クキバミってお菓子屋にでもなりたいのか?」
コーラル:「いや、有名になって印税とキャラクター使用料で生活したいらしい」
カシウス:「あー……っぽいな」
レイラ:「芸の道は厳しいらしいですし、今はそういう収入も必要なんでしょうね」
カシウス:「でもおかしいな、今までのと違って石の下なんて見つけにくいところに……」
アーク:「それにこれだと割れちゃうよ」
コーラル:口笛をふいてる(ふけてない)
レイラ:「……まさかとは思いますがコーラルさん?」
コーラル:「よしっ! 次はあっちだと思うぞ! さぁ、時間がねぇーぞー!」
カシウス:「はぁ……そうだな」首振って進もう

GM:クキバミの謎の足跡の助けがあったので、ここはすんなりと抜けましたね



次回へつづく