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【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season 5−1】

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前回までのあらすじ
 田舎農村から旅立ったアークは、隊商の警備をしていたカシウスとともにダインハイト城塞にたどり着いた。そこで3人の仲間を加え冒険者として活動を始めたアークに、偶然ダインハイト領主の息子フレデリックが身分を偽って仕事を依頼する。
 いくつかの依頼をこなすうちに、アークたちはダインハイト城塞に迫る蛮族の魔の手を察知する。それを止めるために騎士団に働きかけた5人だったが、ダインハイトの陥落を防ぐことはできなかった。懸命に市民たちを誘導し多数の命を救ったものの、冒険の仲間は二手に分かれることになる。フレデリックの警備として帝都に同行する2人と、魔剣の首飾りを貸し与えられたアークたち3人には、別の運命が待っていた。
 アーク・カシウス・レイラの3人は、難民キャンプが置かれたアイラットで新たな2人の仲間を迎えたが、そこで帝国の政変に巻き込まれる。アークの預かった首飾りこそが魔剣の首飾りであると察知され、その力を求める帝国内の二つの派閥の板挟みとなり、指名手配犯として追われる身になってしまったのだ。
 逃げ込んだ北レシトリアでかつての仲間と再会したが、彼は帝国に恭順しており、魔剣を差し出すようアークに迫った。それでも自らが魔剣を手に入れることを望むアークは、仲間とともに古の遺跡へ向かう。そこでもう一つの魔剣を使う蛮族の総大将や異なる歴史を語る古竜、そして魔剣を司る神に出会い、魔剣の伝説が語る最後の冒険、深い森と山へ向けて出発した。
 しかしそこで待っていたのはもう一人の英雄志望、フレデリックだった。フレデリックは「貸し与えた首飾りはこの国の未来のために自分が管理するべきだ」と主張する。アークはそれを一度は受け入れたものの、彼のことを「ダインハイトの英雄」と呼んで迎えてくれた人々に励まされ、今一度「英雄志望」としてフレデリックの後を追うと決意したのだった。

<前回 第1シーズン第2シーズンレイラ個別3−13−23−33−4

GM:さてと、本日はいよいよ第3シーズンの最後のシナリオです
レイラ:思えば遠い道のりでした
GM:このシナリオが終わったら、アークは魔剣を手に入れるかもしれません
アーク:長かった!
レイラ:でも簡単に手に入れられるはずもありませんし、ここが正念場ですよ

GM:そうですね、今回はかなり長いシナリオになります。とはいえ、まずは忘れないうちに成長報告といきましょうか
コーラル:いえっさー
レイラ:はーい

GM:というわけでいつも通りアークからいきましょうか
アーク:ムキムキッ 以上(訳 筋力成長のみ)
アーク:もうアークはほんと一気に成長望めなくなったなぁ
GM:アークは次の成長までどれくらい経験点必要なんですか?
アーク:プリーストなら1000くらいだったかな ファイターなら2000くらい? 確認してない
アーク:プリーストが334 ファイターなら3334
GM:な阪関
アーク:偶然だよ!
GM:それならレベル9になるのもかなり後ですかね
アーク:っぼいなぁ。だから最終シナリオでファイター9プリ5(エンハ1)くらいを目指すよ!
GM:そうか、最終成長ももう見えてくる頃ですね
アーク:エンハンサーよりプリーストがいいかな……?
GM:今回で魔剣による強化が入りますので、強さについては保証しますよ。その力を見て判断してください
アーク:やったぜ

GM:というところで、お次はカシウスくんです
カシウス:成長は生命力+1、経験点は成長には足りないから温存だな。あとは妖精召喚用の魔晶石を4つ買い足しておいた。まだまだ砕けるな
アーク:砕き職人だからね
レイラ:名人芸に期待ですね
カシウス:あと、このシナリオの経験点でファストアクションに手が届きそうだ
コーラル:でたな最強特技
カシウス:といっても、補助魔法を追加で出せるって程度だけどな

GM:さて、お次はレイラ、お願いします
レイラ:精神力があがりました、ぷぷぷが5ポイントあがりました(意味がない)
GM:カービィのやつじゃないですかw
アーク:懐かしい
レイラ:ちなみにグラップラー8まで40ほど経験点が不足していました
アーク:ファンブルが足りなかった……
レイラ:加工お願いしてる武器も今回はまだ届きませんよね?
GM:加工期間はどれくらいですか?
レイラ:えっと、北レシトリアにいたとき、「今加工にだせば○○までにはできるようにしますよ」って説明されたときに便乗してお願いしたやつです
GM:ああ、北で出したやつですね、それなら受け取りは魔剣獲得後なので、シーズン4の1からですね
レイラ:専用化となにかした気がします
アーク:何か……?
GM:では今回の魔剣の迷宮クリア後、アークもレイラも最終装備ってところですね
レイラ:ですねー

GM:終わりが見えて来てしまうのか、このキャンペーンも……ともあれ、次はクキバミお願いします
クキバミ:セージが6になったぞ! 付属効果でバジリスク語を取得。このくらいかな
GM:なんでそんなマイナー言語を……どんどんその口から訳のわからん発音が出るようになってきますねw
コーラル:ウサギの声帯の不思議
アーク:そのうちルー語っぽく話し始めそう
クキバミ:歌舞伎口調のルー語……?
クキバミ:ん? そもそも我、歌舞伎口調できてないな……歌舞伎口調とは一体……?
GM:クキバミは完結までになんか大きな技の変化ありそうなんですか? このまま補助魔法とグレネード?
クキバミ:代り映え無さそうだな……
GM:残念。パイルシューターも前衛できないと難しいですもんね
クキバミ:シューターが無いからな。どうしてもグレネードが最終装備だ
GM:ではシンプルに火力上昇とロールプレイで楽しんでってください
クキバミ:うおお! 戦闘特技で何とかするしか!

GM:さてとお次はコーラルですね、こちらもすでに最終装備ですが、成長はいかがでしょうか?
コーラル:今回は器用が成長した。以上って感じだなぁ
アーク:クッキー以外みんな変わらないなぁ
コーラル:ファイター9まであと7500点くれーだし、そこを目指して経験点は温存かな
アーク:最終シナリオかそのひとつ前でなりそうだね
コーラル:コンボもまぁ完成してっから。後は成長でHP増やしたりで安定性を手に入れていくって感じかもな。13レベルまでいきゃー、薙ぎ払い全力攻撃ができるんだが
GM:シナリオ数の制約でそこまではたどり着きませんからねー
コーラル:でもレベル9になれればそれだけでも二つの特技が強化されるからな。それまではじっと待つ
GM:全力なぎ払いファイターのレベル9は恐ろしい成長ですもんね……(苦笑
コーラル:あのドレイクに風穴開けてやるぜ

GM:さてみなさんお金の使い方に困っているようですが、前回話題になった護符の類はお持ちでしょうか?
コーラル:あ、買ってねぇや
GM:遺跡にたどり着くまでの間は買い物の調整も可能としますので、買い忘れがあったら今日の進行のあとにお忘れなくお買い求めください
レイラ:はーい
アーク:護符もあるし……石は使わないし……なんか使い捨てのいいアイテムないかな
コーラル:魔符を二種類、1500のを2枚づつ買っとくか……ん? 月光はもってるな。陽光だけ三枚買い足しだな
アーク:でも生命抵抗って何か厄介なのあったっけ……?
コーラル:まぁ、あって損はない。毒とかも生命抵抗だし
アーク:そっかー、なら2枚準備しとこう
コーラル:ドラゴン系のブレスとかも生命抵抗だからな
GM:そうですね、少なくともラスボスのグラードベルド相手では活用機会があるってことですね
アーク:竜化させなければ大丈夫!
レイラ:そう上手くいくといいですけど……

GM:さて、それではシナリオ3-5「魔剣クラウ・ソラス」を開始します!
アーク:みんないくぞー!
レイラ:任せてください!
クキバミ:はよこんか!

GM:アークたちは急いで出発の用意を整え、慌ただしく森へと向かいます
アーク:経過日数なしだ!
GM:その通りです
レイラ:急ぎましょう!
GM:リンディンフォーデ砦の南西部の外壁近くまで4人が駆け抜けると、そこで一人の少女が待っています
コーラル:カシウスガールズかな
レイラ:クキバミさん……!
GM:クキバミは少女じゃない!
レイラ:ちぇっ
アーク:でもほら歌舞伎って女方とかあるし……
クキバミ:我かわゆいから間違えてもしゃーなし
レイラ:そーだそーだ(タビットひいき

シェリー:「やっぱりきた。ないと困るでしょ、え・い・ゆ・うさん♪」筒状に丸められた地図を3つ差し出します
コーラル:パンツの子だ
シェリー:不名誉な覚えられ方……
レイラ:パンツに地図書いてる子でしたっけ?
クキバミ:www
アーク:つまりこれは・・・パンツをもらったのか!
シェリー:待ってて損した!!

アーク:それで、どこの地図?
シェリー:もちろん、リンディンフォーデ南西部、ユークライント密林のかなり奥までの地図
コーラル:有能
レイラ:さり気に能力は高そうなんですよね
シェリー:「私たちが調べたのはここまで。どこに行くのか知らないけど、地図より遠くに行ったら、話くらい聞かせてね」
アーク:「うん、ありがとう!」もちろん笑顔で
コーラル:「こいつがありゃ、最短距離を突っ走れそうだな。追いつける可能性があがったぜ」
アーク:これとクッキーの残した道しるべがあればすぐに追いつけるな!
シェリー:ニコッと笑って、カシウスにべーっとしたあといたずらに笑います
レイラ:さすがカシウスさんの魔力
アーク:ツンデレだ

カシウス:「アーク、地図を。俺が先導するぞ! まずは追いつくところからだな!」
アーク:「うん!」


次回へつづく