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TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【ソード・ワールド2.0リプレイ】動き始めた歯車【英雄志望と二つの剣2nd season 2-1】

<前回 第1シーズン2nd−1カシウス過去編|2nd−2|←イマココ

 

前回のあらすじ

帝都に用があると言ってパーティからの離脱を求めたサラー。平原任務中に市民が持っていた強力な毒矢がどこから横流しされたのか、あるいはフレデリックの保護について帝国側が異様に長い間もめていたことを訝しがったのか……その真意はサラーのみが知っている。その一方、新しい冒険者が一人、また一つの物語を伴ってアイラットへ向かおうとしていた。出会いと別れが、魔剣クラウ・ソラスを巡る物語の歯車を大きく動かし始める……

 

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【ソード・ワールド2.0リプレイ】幕間雑談2−1【英雄志望と二つの剣2ndseason】

<前回 第1シーズン2−1カシウス過去編

 

ここまでのあらすじ

要塞都市ダインハイトに集まった冒険者たち5人。しかし要塞都市ダインハイトは公国騎士団長ノイルの裏切りにより蛮族の攻勢を受け陥落してしまった。祖国を失ったダインハイト公国の公王の末子フレデリック・ヴェルチを保護した冒険者たちは、彼を伴って帝国最西端の農村アイラットに身を寄せていた。馴染みの商人ラマンの提供した屋敷で彼をかくまいながら一仕事を終えたところで、遅ればせながら帝国側がフレデリック・ヴェルチの帝都での保護を提案する。

 

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この2週間のプレイレポート(2017年5月第2・第3週)

 あまりに忙しい2週間でプレイレポートすら書けないという斬新な……

 

セッション参加

ソード・ワールド2.0

 8日月曜日にソード・ワールド2.0キャンペーンに継続参加していました。超越者を育てるリレーロングキャンペーンで、僕はレプラカーンの魔法無しライダーファイターを育てています。英雄志望のようなロールプレイに偏重した卓とは異なり、こちらではデータゲーとしてのソード・ワールドを楽しんでいます。

 セッション開催ペース自体はそう頻繁ではないのですが、着実に育てられるので、これはこれで楽しく遊んでいます。現在は冒険者レベル7で操りの腕輪購入を目指して貯金中というところです。レベル13で型が完成するのですが、それまではのんびりとセッションを楽しもうと思います。

trpg.hatenablog.com

ダブルクロス3rd

 11日・18日両木曜にはダブルクロスキャンペーンにも参加しました。このとき少し時間があったので、ダブルクロスのエフェクトを改めて読んでいたのですが……「ルルブ1に収録されている一般エフェクトって思いの外重要なんじゃない?」と気付きました。特に指摘しておきたいのは行動値や体力を上げるもので、基本ステータスを成長させるよりも効率的にそれらを成長させることができます(もちろん、基本ステータスを成長させれば他の判定のダイスにも影響するためどちらがいいとは一概には言えないのですが)。

 HPを削って火力を上げるブラムストーカーやサラマンダーのエフェクトを使う場合や、ラウンド中相手のダイス数を減らすエフェクトを使いたいとき、HPや行動値が不足するならこれらに経験点を裂くのも一つの方法かもしれません。もちろん、経験点が不足するので初期作成からこれらに点を裂くのは難しそうですが……。

trpg.hatenablog.com

コンベンション:ブレカナ

 さて14日には地元のコンベンション「鹿児島TRPGくろぶた 鈴吹太郎を迎撃せよ」だったかに参加してきました。年に2回くらいしか出席しないコンベンションですが(どこまで出不精なんだ)、今回はF.E.A.R.の社長・鈴吹太郎さんがゲスト参加なさるとのことで足を向けてみました(夜の英雄志望セッションが休みだったのも幸いしました)。

 残念ながら社長の卓には参加することができなかったのですが、社長がデザインしたブレイド・オブ・アルカナを遊び、先日購入したN◎VAのルールブックにはサインをいただきました。懇親会でも社長から貴重な話を伺うことができ、大変に充実した1日となりました。当日GMをしてくださった方にも、会を主催してくださった方にも大いに感謝です。

 鈴吹社長は実にナイスガイでした。

 

うっかりさんとオフで会いました

 この2週間は印象的な出来事が多く、その一つが、これまで一緒に活動していながらあったことがなかったうっかりさんを鹿児島に迎えたことです。

 うっかりさんは英雄志望キャンペーンでキャラクター立ち絵や挿絵を全て用意してくださっている他、ねずぷろの「やさしい狂気のはじめ方」シリーズではシナリオ扉絵を多数製作してくださっています。先日発表したタワーディフェンスRPG「我ら王国防衛隊」のルールシートのデザインも担当してくださっています。

 そんなこんなで現在僕が普段一番多く会話している相手なのですが、不思議なもので一度も直接お会いしたことがなかったのです。このたび弾丸スケジュールの鹿児島旅行を組んでいただき、無事にお初にお目にかかることができました。

 といってもやることは普段と変わらず、結局夜はカラオケボックスでCoCセッションをやるという調子で、この夏の新作「ボタニカル・パレード」をプレイしました。3人で遊んで死者2名という実にクトゥルフらしい結末で、みなさんそれぞれに壮絶な死に様を見せてくださり、大変に楽しむことができました。

 それにしても、2日間動きっぱなしで観光するのは体力的に辛いものがあるぜ……

trpg.hatenablog.com

trpg.hatenablog.com

 

 

その他のゲーム

 ボードゲームとしては、久々に「シーズンズ 12季節の魔法使い」を遊んだり、初心に帰って「オセロ」で遊んだりしていました。この辺のゲームはやっぱり面白いです。

trpg.hatenablog.com

 

 それから前から遊んでいると言っていたCiv5BNWの動画投稿を開始しました。やはりCivのようなゲームは字幕動画に限ります。字幕だと編集が楽なので、割と早いペースでぽいぽい投稿を続けようと思います。

【字幕プレイ】共産主義交易国家モロッコPart.1【Civ5BMW】 by 早瀬 鴻(はかせ) ゲーム/動画 - ニコニコ動画

 

システム勉強

 そんな激しく忙しい日々の中で、いまは二つのゲームデザインに関わっております。これからはコンスタントにゲームを発表するのを目標にしているので、今関わっているものも手早く初期版を作り終えて公開できるようにしたいところです。

 

原稿作業について

 そんなこんなでこの二週間は原稿どころではなかったのが正直なところです。ブログの更新も4月に比べれば少なくなってしまいました。しかし今日を境にまた元の調子を取り戻そうと思います。引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

【ソード・ワールド2.0リプレイ】帝国商会襲撃事件【英雄志望と二つの剣2nd season カシウス過去編5】

<前回 |第1シーズン2−1カシウス過去編

 

前回のあらすじ

帝国商会本部に忍び込み、無事に妖精との契約の宝石を取り戻したカシウスたち。しかし運悪く犯人に見つかってしまった。レイチェルを傷つけられたカシウスは我を失って剣を振るう。

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【ソード・ワールド2.0リプレイ】帝国商会襲撃事件【英雄志望と二つの剣2nd season カシウス過去編4】

<前回 第1シーズン2−1カシウス過去編

 

前回のあらすじ

妖精の宝石を奪われたカシウスはレイチェルとともに帝国商会本部に忍び込んだ。妖精の宝石を取り戻すために隠密行動を続ける。

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探索空間理論に基づくシナリオ工学の基礎2

前回の記事

trpg.hatenablog.com

からの続きです。

 

  • 探索空間の構造論の3つの照準【工法・構造・機能】
    • シナリオ工法論
      • 暗黙知から形式知へ
      • マクロ工法論とミクロ工法論
    • シナリオ構造論
      • 構造論とネットワーク論は異なる
      • 数理モデルによる構造力学の必要性
    • シナリオ機能論
      • シナリオのモードの違いは構造的に表現される?
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探索空間理論に基づくシナリオ工学の基礎1

はじめに

 拙著「Closed Rooms」において展開した〈探索空間〉概念はその広範な応用性にも関わらず、この著作以降考察が展開されてこなかった。本論は開発の遅れているTRPGシナリオの工学的技法についての研究を促進する目的から、〈探索空間〉を中核に置いた場合のシナリオ工学論の確立を目指すものである。

 〈探索空間〉理論について解説が行われたテキストは現在二つしかなく、一つは「Closed Rooms」、もう一つは本ブログの記事「シナリオの構成要素とその組み合わせについて」である。これらのテキストではその基本的な発想法を解説し、シナリオ構築の工法として〈探索空間〉を利用する方法が解説されていた。

 本論が目指すところは、〈探索空間〉概念を主軸にしたシナリオ構築の“工学化”である。したがって直ちにシナリオ構築に利用できる工法の確立を目指すものではなく、いわば基礎研究の領域に属する研究レポートである。その遠い目標を実現するために、本論では特にシナリオ工学における【工法・構造・機能】の三つの概念の分解を試みる。さらにシナリオ動学とシナリオ静学を分離することで、混淆したシナリオ論の住み分けと議論の厳密化の前提となる領域分解を実現する。

 本論を通じて、人口に膾炙する「シナリオ構築法」や「シナリオの書き方」といった概念が、実際には「シナリオ工法論」に過ぎず「シナリオ構造論」や「シナリオ機能論」を度外視していることが理解できる。このことは、以後シナリオ工学を論じる際の基本的な考え方として重要な役割を果たすにちがいない。

 

  • はじめに
  • 〈探索空間〉概論
    • 〈探索空間〉とは
    • シナリオに行為項はない
    • 行為項のネットワーク理論から探索空間の構造論へ
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