【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】わたしは死体07
前回のあらすじ
自宅で自らの姿をした死体を見つけた茜は、旧知の田村と共に調査を始めた。数週間の記憶がないという茜の過去の足跡を追うと、喫茶ベルリンでカンベエというオカルトマニアと会っていたことがわかった。彼が何かを知っているかもしれないと踏んだ二人は、喫茶ベルリンにカンベエを招いた。
TRPGリプレイでどれくらいの表現ができるの?【英雄志望と二つの剣の裏側3】
このブログではすでに2年以上にわたって、ソード・ワールド2.0キャンペーン「英雄志望と二つの剣」のリプレイが連載されています。物語の世界を感じてもらうために、普段のリプレイではプレイヤー目線での議論や裏側でのてんやわんやは省略されています。ここで3回にわたって、そんなてんやわんやの方にフォーカスを当てて、ゲームマスターやプレイヤーの目線から、長期キャンペーンについて語り合います。
対談の最終回である第3回のテーマは「TRPGリプレイの形式で表現ができるの?」という話です。英雄志望と二つの剣にご興味の方はもちろん、オリジナルの舞台で遊びたいと考えている方にも気づきがあるかもしれない、実体験に基づく対談形式のレポートです。
続きを読む【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】わたしは死体06
前回のあらすじ
自宅で自分の死体を見つけた茜は、旧友の田村とともにその経緯を調査する。茜の大学時代の知人が偶然見かけたところによると、茜はベルリンという街外れの喫茶店に他数名と連れ立って入店していたらしい。当の茜にはその記憶はないものの、田村は事情を探るために茜を駐車場に残して店内に向かった。喫茶店のマスターが信用できる人間だと判断した田村は、店内に茜を招き入れる。