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【ソード・ワールド2.0リプレイ】動き始めた歯車【英雄志望と二つの剣2nd season 2-7】

<前回 第1シーズン2nd−1カシウス過去編2nd−2

 

前回のあらすじ

警備を依頼されたコリンズ侯爵の邸宅に向かった冒険者たちだったが、深刻な政治対立を抱えたフロンタ隊長とコリンズ侯爵の関係のせいか、門前払いを食らう。そこに現れたレイチェルとクキバミは、冒険者たちに屋敷の外での調査を提案する。しかしそのとき、冒険者の自由人代表二人が姿を消していた。

 

※今回までログが残っていなかったので、プレイヤーたちの記憶に基づいて再構成されています。

 

門でのやりとりの裏で行われていたアークとコーラルの邸宅探索

GM:さて邸宅の中に侵入したお二人はどこに行きたいんですかね?

コーラル:まずは現場を見とかねーとな

アーク:僕はコーラルについていってみるよ

GM:了解です。では中に入ると正面に大きな螺旋状の階段があって、右には調理室、左には応接室へと続く廊下と続いていますが、コーラルの直感が偉い奴がいそうな部屋は上だろうと告げています

コーラル:じゃ、上に行っとくか。あのハゲ野郎が頭抱えるどうしようもねー奴を見てみたいしな

GM:では2階に上がると、すぐに自警団と鉢合わせします。その背に続く廊下に扉が開けられたままになっている部屋があり、それが現場でしょうね

アーク:見つかった

コーラル:そりゃ見つかるだろ

コーラル:「よう、お仕事お疲れさん」

自警団員:「は? だ、誰だ?」

コーラル:「いやー、大変だったな、お前の仲間もやられたのか?」

自警団員:「え、ええ。一瞬で4人がやられました……それで、あなたたちは……?」

コーラル:「そうかそうか、相手は何人だったんだ?」肩組み

自警団員:「たった一人です。恐ろしい殺し屋がいたものです……それで、あの……」

コーラル:「ひとりかー ま、ちょっと見せてもらうぜ?」奥に進んじまうぜ

自警団員:「は? いやだからあの、あなたたちは……」

アーク:「冒険者だよ?」一緒に通っちゃお

自警団員:「は?」

GM:いや、たしかに戦ってもろくに勝てない自警団員しか置いてないけどさ! なんだこの通り方!

コーラル:いいじゃねーかよ、俺たちみんな兄弟さ。それで、部屋の中はどうなってるんだ?

 

GM:部屋は窓側に偉そうな机があり、その左右にあった窓のうち左側がひどく割れていて、カーテンが風に揺れています。部屋の中にはまだ襲撃が起きたばかりで処理されていない死傷者の遺体も残されています。いずれも急所を確実に貫かれているようです

コーラル:相手の強さは分からねーか?

GM:二人ともファイターですし、ファイター+知力で判定してみてください。目標値は11

二人:ファイター+知力判定→二人とも成功

GM:では相手は急所を突くフェンサー型の、レベル的には6はありそうな強さですね

アーク:強いなー 窓の方調べてみていい?

コーラル:アタイはちょっと遺体の状況を調べたいな。相手の得物はわからねーか?

GM:コーラルは判定無しで構いません。まず遺体ですが、あいての獲物は短いダガー状のもの。相手の遺留品はありません。

コーラル:ほう、相手の武器は何も残ってないんだな?

GM:はい、残っていません

GM:アークの方ですが、窓からは足跡らしきものは見当たりません。しかし足跡追跡判定で目標値10に成功すれば、情報を得ることができます

アーク:足跡追跡判定 → 失敗

GM:というあたりで、この人にお出ましいただいて、さすがにあなたたちを引っ張り出してもらいましょう

 

コリンズ:「なんだお前たちは!」入口の扉に見るからに偉そうな服を着た男が現れます

アーク:「アークだよ。おじさんはだれ?」

コリンズ:「おじっ……うぉっほん。このアイラットの統治者にして侯爵、コリンズである」

コーラル:アークすげーな

アーク:僕じゃなきゃできない

コーラル:「じゃーあんたがここで殺されかけたって人か」

コリンズ:「左様。あのいまいましきフロンタの計略に私も敢然と立ち向かってみせたのだが……私の力が及ばず、敵を取り逃がしてしまった!」鼻ひげを触りつつ

コーラル:「あー あのハゲ野郎のせいだと思ってるのか」

コリンズ:「ハゲ野郎? ……ふふふ、お前もなかなかわかっておるようだな! その通りだ! あの忌々しき薄毛男の仕業に違いない!」

コーラル:「なぁおっさん、でもそしたらおかしくねーか? アタイたち、そのハゲ野郎にあんたを守るように言われてここにきたんだが」

コリンズ:「なにぃ? それじゃあお前たちがあの忌々しき神経質の薄毛男に使わされてきたという冒険者か!」

アーク:「あの人ハゲてないし、違うんじゃない?」

コーラル:「いや、ハゲとハゲ野郎は違って、あいつはハゲ野郎だ」

アーク:「そうなの?」

コリンズ:「それで許可もなしに私の邸宅に踏み込んで、あろうことか私の執務室を踏み荒すなど……」

コーラル:「あーはいはい。もう用は済んだから出てくよ」

アーク:「そうなの? もうちょっと中見たいけど」

コーラル:(ここはそう言っときゃいいんだよ)ヒソヒソ

アーク:(うん、わかった)ヒソヒソ

コリンズ:「出て行け! これだから冒険者は品性下劣でかなわん! 貴様らなどに踏み荒らされてよい家ではない! 出ていけ!」怒号

コーラル:「はいはい、じゃあなーおっさん」

アーク:「ばいばーい領主さまー」

GM:さて、それじゃ、表の皆さんと合流しますか

コーラル:え? ちょっと調理場覗きに行くぜ

アーク:つまみ食いの時間だ!

GM:出ていけよ!!wwww

カシウス:出てこいよwwwww

 

GM:えーと、それで、つまみ食いするんですか? なにか煮込み料理を作ってはいるようですが

コーラル:うん、うまいぜ

アーク:肉の煮込み料理なんて久しぶりに食べた!

コーラル:柔らかい肉だな……こんな肉はそうそう食えねぇぜ

クキバミ:よもやその肉……

コーラル:やっぱりウサギ肉は最高だな!

アーク:だね!

クキバミ:貴様らぁぁぁぁ!

GM:それやりたかっただけだろ!

コーラル:よし、満足したし出るぞ

カシウス:やばいな……やばい奴が加わってしまったな……

レイラ:どうすればいいんですか、これ……

コーラル:〜♪

 

 

次回へつづく