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【ソード・ワールド2.0リプレイ】ダインハイト奪還作戦【英雄志望と二つの剣4th season 1−6】

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前回のあらすじ
英雄の一撃は瞬く間に蛮族を払いのけた! アークたちは広い戦場で戦うためにはこれまでと違った用意が必要だと判断して、全軍の正面衝突を前に回復と準備にとりかかる。

<前回 |第1シーズン第2シーズン第3シーズン4−1

コーラル:とりあえず、休憩と回復、そんで買い物だな
アーク:これ次の戦闘までに準備があるならいろいろ足りないもの揃えたいな。物資の中に転がってない?
GM:今次作戦の計画には救護部隊と兵站部隊、伝令隊で100人程度が参加しているので、補給物資の確保は随時可能です
アーク:やった
レイラ:やったぜ

コーラル:休憩してのHPとMPの自動回復は?
GM:いえ、睡眠は取らずに作戦は続きます
アーク:草使って回復するくらいか

コーラル:睡眠は難しいだろうけど、救護班とかいるんじゃねぇのか?
GM:たしかに救護班は後方に専属7名を連れていますが、人手不足です。というのも、ここで決死の潜入エルフ部隊の一部が帰還するからですね
アーク:なら仕方ないな
コーラル:了解。じゃぁ、クッキー頼む

アーク:回復のための時間は?
GM:1時間以内としてください。回復以外の行動も1時間以内ならどうぞ

回復処理

全員のHPを全回復(ポーション類を消費)
全員のMPを回復(魔香水、魔香草類を消費)
レイラのMP残り20を除き全回復

コーラル:購入は……デクスタリティとトリートポーションで2500G……そして魔晶石(3)を5個で4000G、指輪の補強で500G……よし、足りる
アーク:韋駄天ブーツいくら?
コーラル:2000だな
アーク:安い! 買った! これで移動距離+5mだ!

コーラル:……クッキー、金かして♪ アタイも韋駄天ブーツがほしい
クキバミ:ふふふ、よいぞ、存分にせびるが良い
クキバミ:つ2000G
コーラル:さんきゅー! クキバミに4000Gの借金をする
クキバミ:増えとらん?
コーラル:気のせい気のせい
クキバミ:だが構わんぞ。余り放題余っておる

コーラル:これで韋駄天ブーツと頭の装飾品を購入。この装飾品はGM以外にはナイショ
アーク:何買ったんだ……
クキバミ:ブレードスカートとかか? コーラルなら使えるかもしれん
コーラル:そんなもんもあったな。ええと……4580Gかぁ……ちらっ
クキバミ:お主いくらせびる気じゃ

クキバミ:しかし、これだけ金があると我もなんか欲しいな……
アーク:クッキーも韋駄天ブーツ買ったら? 足空いてるみたいだし
クキバミ:じゃな、タビット用があれば買っておこう

アーク:あとコーラルお金いるなら僕が貸すよ
コーラル:いや、腰はブラックベルトで埋まってたから無理だった
アーク:スカウトになったんだし多機能にしたら?
コーラル:その手があったか! ……だが金がな
アーク:貸すよ!
クキバミ:一括で我からの方が管理しやすいのではないか? よいぞ
コーラル:……よっしゃ! 買うぜ買うぜ! 5580G貸してくれ!
クキバミ:……なんか増えとらん?
コーラル:気のせいだ気のせい! 絶対ちゃんと返すから、ほら、アタイの顔を見てみなって、信用できそうだろ?
クキバミ:でも5580G貸しちゃうもんね!
コーラル:ひゃっはー! 9580G借金だ!
レイラ:……コーラルさん3シナリオくらい報酬なしになりません?
GM:報酬もあと4回しかないんですから、計画的にしてくださいよ!?

購入処理

アーク:マナチャージクリスタル、韋駄天ブーツ、鎧の専用化、ブラックベルトの専用化(MP+2)、その他ポーション補充
カシウス:サイレントシューズ、魔晶石、俊敏の指輪
レイラ:軽装鎧の専用化、韋駄天ブーツ、魔符2種、消磨の守護石(2点)複数
クキバミ:鎧専用化、韋駄天ブーツ(+800Gで草履デザイン)、トラドール
コーラル:俊敏の指輪2本、韋駄天ブーツ、ブレードスカート、多機能ブラックベルト(専用化)、ポーションインジェクターの専用化、頭用装飾品(ヒミツ)

クキバミ:コーラルに10000Gくらい貢いで残り337Gじゃな
コーラル:今回の報酬全部クキバミにやるぜ!
アーク:絶対足りてない……
クキバミ:グレネード型だと武器すらいらんから余りすぎとったからな


GM:さて、というわけで。みなさんが戦場で肩慣らしをした結果、もっと早く動けるいい靴を要求し、それぞれに靴を履き替えているところに偵察部隊が帰ってくるシーンとしましょう

クキバミ:靴を履き替えているとき()
アーク:靴擦れ怖いからちゃんと鳴らしてるよ!(ふみふみ
レイラ:偵察部隊にしてみても驚きですよね(苦笑

シン:「急に言われたけどなんとか整えられたよ、微調整できる職人経験者がいてよかった」
レイラ:「助かります、これで勢いもますでしょう」靴履いて跳ねながら
シン:「華々しい緒戦だった。偵察隊の報告次第かもしれないが、これからも機動戦で正面突破の予定かい?」
コーラル:「おうよ、まかせとk……Zzzzz……」近くにあったリンゴを齧りながら船をこぐ
クキバミ:「……寝ても離さぬとは」
コーラル:休めるときに休み、食えるときに食うのが戦場の鉄則だからな
アーク:「勢いに乗ってる今ならもっといけるよ!」どんどんコーラルにリンゴ渡しながら
レイラ:「相変わらず食と睡眠は器用な方ですね」笑いながら

クキバミ:「ま、基本はこのまま突撃が良いであろうな。相手はまだ準備が整い切っておらぬだろうし、こっちにはまだ強力な兵器が残ってる」ゾウさんなでなで

伝令:「偵察隊帰還しました! 無事のようです!」
シン:「きたぞ、食べながらでいい、報告を聞こうじゃないか」

コーラル:どんどん食べていく
アーク:試しにリンゴの代わりに石渡してみる
GM:コーラルなら寝てても見分けられるはず……!
コーラル:「がりぃっ、ぼきぃ……がきがきがき……ごくん」
GM:見分けたな

GM:では、寝ながら石を食うコーラルの高らかな咀嚼音の中、シンは立ち上がって、わきでダインハイト周辺の地形図とにらめっこしていたフレッドの肩を叩きます

GM:伝令に続いて女性エルフがやってきます。リィナ、先日ノイたちと行動を共にしていた神官ですね
クキバミ:「む、お主は」
リィナ:「あらごきげんよう、英雄隊の皆様。偵察隊、無事に報告に帰還いたしました」
シン:「ご苦労。どうだった?」

リィナ:「いい知らせと悪い知らせがありますが、どちらからにしますか?」
アーク:「それ知ってる、結局どっちもおんなじ内容なんだ!」
レイラ:「……悪い方からおねがいします」
リィナ:「違いますよ! ちゃんと違う内容を用意しました! では悪い方からいきますね」


次回へつづく