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TRPGをやりたい!

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【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】死者のストンプ【Part.4】

Chapter 2 into the Underground Community(裏社会)

4th. Feb. 1921
at the backyard of the bar "Wonderful World".
in Arkham, Massachusetts.

 

【ここまでのあらすじ】

ジョンの経営する違法酒場でレスターが酒を飲んでいたとき、知人のピート・マヌスコが暗殺されてしまう。ジョンとレスターはとっさに事態の収拾をつけようと試みるが、即死したはずのマヌスコの死体が動き出したことでバーは恐慌状態に陥ってしまう。マヌスコは駆けつけた警察車両に轢かれて動きを止める。降りてきた汚職警官レイ・スタッキーは、面倒そうに事件処理に取り掛かった。

 

Scene 1 : Lucky Clover Transportation Co.
(シーン1:ラッキー・クローバー運送会社)

ジョン:うちの店に酒を卸しているギャングって、(地図上の)ラッキー・クローバー運送会社ですか?

KP:そうなりますね。この街で違法酒場を営業しているということは、ジョンはほとんどここの一員と言っても過言ではありません。

ジョン:ほかのギャングにも連絡とって、情報収拾をお願いしたいんですけど、可能ですか?

KP:ちょっとそれは難しいですね。たしかにカナダからの輸入酒を扱っているギャングもいるにはいるでしょうが、この街のギャングといえばダニー(ラッキー・クローバーのボス)ギャングだけですから

ジョン:ふむ。では、ちょっと電話してみます。新しい会計士の手配と、店の処理について、そして何かこの件について知っていないか聞く必要がありますので

KP:では、さくっといくか、ロールプレイでいくか、どちらにします?

ジョン:ロールプレイでいきますよ!

KP:では、電話交換手に依頼して、向こうにつないでもらって受け取ったところから始めましょう

ベネット:「はいこちらラッキー・クローバー運送会社」

ジョン:「夜分に失礼します、ワンダフル・ワールドのジョン・テイラーです」

ベネット:「おう、ジョンか。今夜のブーズ(酒の隠語)はどうだ? 俺たちが運び込むのはいいもんだろう? それで、何の用だ?」

ジョン:「おかげさまで大繁盛…と言いたいところですが、一つ問題が起きましてね。うちの会計士、ミスター・マヌスコが先ほど店内で銃撃に遭いましてね」

ベネット:「ほう? それで?」

ジョン:「事件自体より、会計士の不在には困らされます。その件について、何か聞いていますか? あまり面倒ごとに巻き込まれたくはないので、確認しておこうと思いまして」

ベネット:「会計士の旦那がやられたのか? そいつはついてねぇな、こっちも大損だぜ。まあ任せておきな、次のやつはこっちで見繕ってやるよ」

ジョン:心理学いいですか?

KP:電話越しなので、成功率は半減します

ジョン:くっ…信用できない数値

KP:シークレットダイス

KP:まるであなたからこのような報告がくるのを予期していたかのような落ち着いた口ぶりだと感じます

ジョン:成功したと仮定するなら、知っていたということですね。深追いは危険か

KP:ほかに何かあればロールプレイ継続どうぞ

ジョン:「よろしく頼みますよ。この件で近々直接伺うことがあるかもしれませんので、そのときはよしなに」

ベネット:「おう、任せておきな うちの上客だからな。なんでも相談してくれ」

KP:シークレットダイス

KP:少なくとも今の発言から敵意を感じることはありませんでした。むしろ友好的態度だと感じます 成否はわかりませんけどね

 

KP:さて、これで1日目のイベントと行動選択が終了ですね。お二人、翌日の行動予定が組まれていませんので、その辺を相談しておきましょうか

レスター:人間関係についてあらえる場所か、ピートの事務所かなー

ジョン:そうなるでしょうね 少しいけそうな場所を洗い出してみます
1マヌスコ会計事務所(最優先)
2警察でレイの捜査の進展を聞く
3新聞社(望み薄かな)
4ラッキー・クローバー運送会社(まだ危険?)
5リロイたちの出席する葬式(大穴)

レスター:一応move to のメモに行ける場所は書いてあるっぽいよ

移動先を明示した共有メモの設置

毎回、行動先の候補をリスト化して、共有メモとして提示しています。

プレイヤーが考えるのは、行動先の候補ではなく優先順位であるべきです。プレイヤーのリアルアイディアがなければ基本ルートすら進行しない状況では、こころのゆとりを持ってプレイヤーがセッションを楽しむことができませんので、このあたりは配慮しましょう。

ジョン:わざわざこのタイミングで葬式っていうのが怪しいんですよね

KP:ああ、皆さんはリロイと知り合いですからあれですけど、普通知り合いじゃありませんからね、このシナリオ。リロイを捕まえるにはここしか残されていないのが普通です

シナリオ中のぶっちゃけ

これが好きな人も嫌いな人もいるとは思いますが、セッションをより楽しく進行するために必要だと判断したら、メタ発言も織り交ぜて進行させましょう。プレイヤーにとって、不確定な状況はストレスです。ストレスを軽減するために情報を利用しているという意識を持ち、プレイヤーとのコミュニケーションを常に工夫しましょう。

レスター:じゃあ事務所に行くのが安定かな

レスター:リロイは葬式後会う予定があるし、放置しても問題ないかも

ジョン:そうですね 午前に事務所 昼にリロイ 情報を得てから後の行動を考える。これですね

レスター:だね

KP:では、翌日の朝、マヌスコ会計事務所に二人が揃うところから、次のシーンを始めましょう

 

 

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