TRPGをやりたい!

電源・非電源ゲーム全般の紹介・考察ブログ

シナリオ「糸に囚われて」が動画にされました!【リプレイ動画紹介】

ちょっと嬉しいことがありましたので、ご報告です。

 

私の書いたシナリオ「糸に囚われて」をリプレイ(風)動画化していただきました!

シナリオを書いた私自身も大いに楽しめたこの動画シリーズ。完結を迎えたところで、この度投稿者の古笏さんから紹介の許可を頂きました! というわけで、早速動画の紹介をさせていただこうと思います。

「ええい、しゃらくさい、動画を見せろ、動画を!」という方は、こちらのリンクから早速動画をごらんください。紹介なんかより見るのが早いです! ほんとうに素晴らしい出来ですからね!

 

キャラクターは“とうらぶ”から

今回の動画は、TRPGリプレイ動画界隈で、すっかり大きな一角を占めるようになった刀剣乱舞卓ゲ動画シリーズの一つです。

これは、刀剣乱舞いわゆる“とうらぶ”に通じたTRPGプレイヤー(もとい審神者)たちが、様々なシチュエーションに置かれた刀剣男子たちの振る舞いを想像し、共有する方法として親しまれている動画形式です。その魅力的なキャラクターたちは、残念ながらニコニコ動画における認知度としては、AA系キャラクターや東方キャラクターには及んではいません。とはいえ、ユーザーの多くがその存在を認知するところにまで急速に勢力を拡張してきているニューカマーの代表格と言っていいでしょう(ゲーム自体が2015年にリリースされたことを思えば、その急伸ぶりには目を見張るものがあります)。

 

今回シナリオに参加してくれたキャラクターは、KPとして和泉守兼定、プレイヤーは歌仙兼定、大倶利加羅、石切丸、蛍丸、三日月宗近の6振です(動画内紹介順)。プレイヤーとして習熟した歌仙兼定と三日月宗近がまだ慣れない他のメンバーの補助に回りつつ、セッションは進行します。

 

可愛らしいキャラクター絵とともに、的確に個性を切り取った台詞回しで、刀剣乱舞に親しんでいる方も、そうでない方も、気軽に動画を楽しむことができるはずです。

 

ただし、恐怖が幕を開ければ、繰り広げられるのは直視できないほど残酷な物語なのですが・・・

 

 

利用されたシナリオ「糸に囚われて」について

この動画シリーズで利用していただいたシナリオ「糸に囚われて」について少しだけ言及しておきましょう。

 

「糸に囚われて」は、このブログにも紹介記事がすでにある、私が初めて書いたパニックホラーシナリオです。

trpg.hatenablog.com

とあるペンションを訪れた探索者たちが、突如として異変に巻き込まれ、容赦ない殺戮の海の中で生き残りをかけて苦しみ、あがき、狂い、そして死んでいく…そんなどうしようもないほどえげつないキラーシナリオです。

 

動画シリーズ末尾で「シナリオ作者さんが死亡シーンを嬉々として書いている」という表現があるように、死亡シーンをどれだけ恐怖の対象として利用できるかを意識して書いたシナリオでした。パニックホラーと銘打っていますが、その実スプラッター的シナリオと言っていいかもしれません。

耳元で流れるバンド「相対性理論」の癒しボイスの中書き上げられた狂気の殺戮ショーですが、完成したときに自分で自分に恐怖したほどグロテクスで、あまりの容赦のなさに絶句してしまったほどでした。

ところで、実際嬉々として死亡シーンを書いていましたけど、自分の大好きな刀剣男子たちをこんな死地に送り込む動画投稿者の古笏さんも、大概狂気だと思うんですが、皆さんはどう思われますか?

 

 

こんな人にオススメ!

というわけで今回、シナリオ作者である私の狂気に端を発し、動画制作者である古笏さんの狂気が触発され、そこに刀剣乱舞という申し訳程度のキャラ萌え要素を添えた結果、名状しがたきリプレイ動画が世に送り出されてしまいました。

 

こんな動画、誰に勧めるかって…そんなの決まっています!

 

予定調和的な、全員が生き残るハッピーエンドクトゥルフに飽き飽きした、狂人予備軍のあなた! そう、これを読んでいるあなたこそ、この動画を見るにふさわしい人物です。

超人要素? マーシャルキック万能説? 甘くみちゃあいけない。それでも探索者は簡単に死ぬ。探索者ロストという恐怖に怯えながら、勇気と覚悟を持って知恵を絞り…そして抵抗虚しく死んでしまう。

そんな真剣勝負のセッションをこそ見たいという方に、ぜひともご覧いただきたい動画となっております。

 

見たくなってきましたか?

大丈夫です、こちらにリンクがありますから、クリックするだけで見られますよ。

 

最後になりますが、動画を制作なされた古笏さんに重ねがねお礼を申し上げつつ。

 

(今後とも私のシナリオで動画を作られる方には、こうした形でお礼ができれば幸いです。ぜひご利用の旨ご連絡いただければと思います)