TRPGをやりたい!

電源・非電源ゲーム全般の紹介・考察ブログ

【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】死者のストンプ【Part.3】

Scene 3 : Dear Policeman
(親愛なる警察官様)

KP:さてお二人。人が次々に押し合いへし合い飛び出してくる中に向かって、目星ロールをどうぞ

ジョン:1d100<=25

Cthulhu:(1D100<=25) → 85 → 失敗

レスター:1d100<=90

Cthulhu:(1D100<=90) → 96 → 失敗

レスター:wwwww

ジョン:疲れ目ブラザーズww

KP:では、二人が目にするのはこちらのほうですね

KP:通りの向こうから、さっそくパトカーが駆けつけてくるようです

ジョン:うわ、落ち着いて話もできねぇ

KP:違法酒場という性質上、客たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ去ってしまいます

KP:警察もそのことはわかっていますから、誰も自分に助けなんて求めないだろうと、速度を上げて駆け込んでくることでしょう

KP:そこに飛び出したるは、客たちに踏まれ押され、ボロボロになったピート・マヌスコ!

KP:予想外の飛び出しに、警察車両は対応できません

KP:バンッ! と音がして、その体は弾き飛ばされます

ジョン:哀れピートは爆発四散!

レスター:サツバツ!

KP:慌ててハンドルを切ってドリフトしながら停車したパトカーから、一人の見知った顔が降りてきて、さっそく悪態を付くでしょう

レイ:「ちくしょう、なんだってんだ今のは! おい、ジョン! 何の騒ぎだ!?」

人物紹介:レイ・スタッキー(汚職警官)

アーカムのすべて に収録されているNPC。ここアーカムの裏社会でのいざこざを揉み消して、見返りに金をもらっている。ジョンの違法酒場が処罰を逃れるように取りはからった男でもある。

こういったキャラクター情報はキャラクターコマや共有メモで伝達して、確実に伝わるように工夫している。

ジョン:きつねさん、ちょっと相談が。警察に全部言った方がいいと思います?

レスター:死体調べられたら頭に銃弾残ってるし、嘘ついても矛盾がでてバレるからどうしようもないんじゃ

ジョン:まるまる伝えてかえって疑われないかが心配

KP:方針としては、銃撃があった事実は伝えるとして、死体が歩いた事実は話さない感じに?

ジョン:そうですね、警察に調査させるかが問題で…キャラ的には、親しくしているんでしょうから、情報の横流しもしてもらえそうですし、調査させてもいいかも

レスター:PC的にもPL的にも、この店の主人であるジョン次第かな

ジョン:では、死体が歩いたのは隠しますか

KP:では続けましょう、改めて

レイ:「ちくしょう、なんだってんだ今のは! おい、ジョン! なんの騒ぎだ」#

ジョン:「どうしたも何も、こっちが聞きたいくらいですよ」スーツのホコリをはらいながら「いきなりミスター・マヌスコが撃たれてしまいましてね」

レイ:「あぁん? 銃撃だぁ? ちくしょうこれだから面倒なんだ… それで、ガイシャは… ちっ、今のやつか、やっちまったな…」タバコに火をつけてピートの死体に近づきます

ジョン:「どうも息があったらしく、助けを求めて出てきたようですね」

レスター:「あいつ俺に肘打ちしやがって・・・って、レイじぇねぇか、久しぶりだな。最近は仕事もないから飲みに誘ってやれなくてすまんな」と言いながら合流で

レイ:「おい、俺は職務中だぞレスター。誘うなら夜のお茶会とでも言ってくれよ」

ジョン:「それでレスター、犯人はどうしました?」

レイ:「なんだ、犯人を見たのか?」

レスター:「逃げられちまったよ。さすがにチャカでもなきゃあんな鉛の雨の中追いかけてられねぇよ。とりあえず運転手と犯人、後部座席で豆鉄砲撒き散らしてたやつは確認した」

ジョン:「撒き散らした、ということはマシンガンでしたか?」

レスター:「ああ、たしかに自動小銃だったな」

レイ:「それで店の玄関がこのザマか… ワンダフル・ワールドにも弾丸が降り注いでいるったぁ皮肉だな…」

KP:といったあたりで次の展開になります

KP:店内から二人の黒人が頭を覗かせます。ジョンは雇った身なので当然彼らを知っています 店でバンド演奏をしていたファイブスターバンドのトランペッターとドラマーですね

リロイ:「客が逃げちまった、ボス。何があったんでサ?」あなたたちを見比べながら、おどおどと尋ねます #

人物紹介:リロイ・ターナー

ジャズ&バー・ワンダフル・ワールドで人気のジャズバンド、ファイブスターバンドのトランペッター。アルコールとヘロインでかなりイってるやつだが、トランペットの腕だけは確か。

レスター:「ああリロイ、ワンダフルワールドにも素晴らしくない日はあったっていう話さ」

リロイ:「あ、ミスター・ブラックウッド、どうも」

ジョン:「銃撃があって哀れマヌスコ氏が床のシミにね…気がつきませんでしたか、演奏中に撃たれたのですが?」

リロイ:「俺たちは演奏してたから、ちっとも… ボス、明日の演奏は…?」

ジョン:「明日の演奏は未定です、としか。この有様では掃除からやる必要がありますからね。追って連絡をするので、悪いですが今日のギグ(演奏)はここまででお願いします」

リロイ:「そうっすか、ついてねぇナァ… 掃除すんだら、また俺たち使ってくだせぇ、たのんます…」

ジョン:「ファイブスターは人気ですからね、できるだけ早い再開をこちらも希望していますよ。明日には復旧の目処をつけようと思うのですが、予定はどうなっています?」

リロイ:「俺たちは、昼に友達の葬式があって、新墓地にいくつもりッス。夜はどこか、演れるところがあれば、そっちに…」

KP:【地図中南端に 新アーカム墓地 を追加】

KP:【地図中南部に 旧アーカム墓地 を追加】

ジョン:会う予定入れておきましょう。確実に死体はスリラーしてたので、演奏の違和感とか、最近の変わった出来事とか聞いておきたいですね

レスター:ああ、演奏からの切り込みね

ジョン:「では葬式の後、店に来てもらっていいですか?」

リロイ:「わかりました、ありがとうございやす、ボス…」

KP:では死体の検分をしていたレイにバトンタッチしましょうかね

レイ:「フン、クロンボでも客を楽しませるためなら使うってな。それでレスター、ガイシャ…ええと、マヌスコって言ったか? そいつはなんでこの『演奏付き談話室』にいたんだ?」

レスター:「どこからか厄介な帳簿を任されたみたいでな。吹っ切るためにジョン謹製のカクテルを飲みにきてたんだよ」

レイ:「ほう…つまりその『厄介な帳簿の依頼主』がホシか。それで、マヌスコは呼び出されてたんだろう? 違うか?」

レスター:「そうだな、何か思い違いでもない限りそうなるだろう。にしても、帳簿を頼んで呼び出して殺すなんてなかなか面倒なことをするやつだこと…」

レイ:「オーケー、それならこっちだって調べるのは簡単だ。明日はなかなか面白い帳簿を拝めそうだ」

レスター:「まぁ、俺と引き合いに出されるくらいだから、かなり面白い帳簿なんだろうな、全部終わったら俺にも見せてくれよ?」

レイ:「へっ、そいつは向こうさんとの相談だな。まぁ今日のところは二人ともいいだろう、あとは俺がガイシャを轢き殺したことで始末書を書くくらいだからな」

レスター:始末書で済むのか(びっくり

ジョン:すごい警察だ

レスター:「今回に関しては死にかけを轢いちまってご愁傷様って話だな。じゃ、俺は小遣いを稼ぐあてもないから素直に帰るとするよ」というわけで、特にすることもなさそうだから、レスターくんには退場してもらおうかな

ジョン:はぁ・・・今後営業はできそうですか?

KP:このシナリオ終了後に、ジョンが生き残っていれば営業再開ですね。裏社会の結束は強いものですよ

ジョン:了解しました。食扶持なくすとこだったから、心配してたんですよ

KP:確実に事件の全容を解き明かして、安心して営業再開しましょうね!

レスター:せやな

ジョン:従業員のためにも頑張るぞー!! うりゃー!!

 

 

< Scene 2 | Part.0 | Chapter 2 into the Underground Community >