TRPGをやりたい!

電源・非電源ゲーム全般の紹介・考察ブログ

200記事到達!8ヶ月間を振り返ってみる

リニューアル作業も完了し、別ブログとの記事統合も順調に進んでいるところで、累積記事数が200記事に達しました!

 

100記事記念のときには、おすすめのクトゥルフ神話TRPG動画10選という記事を書きました。4ヶ月ほどで100記事が増えたと言うことは、平均して月に25記事程度は書いてきたということですね。一人で書いている割には、頑張れたんじゃないかな、と思います。

 

trpg.hatenablog.com

 

今回200記事を迎えまして、また何かしらの企画記事を書こうかな…とも思ったのですが、私自身、いろいろと環境が変わることもありまして、ちょっとここまでの8ヶ月間を振り返ってみることにしました。

 

1.ソード・ワールド期

初期にこのブログを支えてくれたのは、ソード・ワールド2.0でした。

初めてTRPGシナリオライティングに挑戦し、分岐ありのシーン性シナリオや、シティアドベンチャなどの多様なシナリオをデザインしてきました。

初めて作成・公開したシナリオブックは、「はぐれ盗賊ザバン」というもので、エンディングが8つくらいに分岐するにも関わらず、マスタリングしやすいシーン性シナリオでした。

正直なところ、初めて作ったシナリオでしたが、これに並ぶいいシナリオを作れているかと考えると、少し悩まされてしまうくらいには、いいシナリオだったと思っています。

 

その後も、ダンジョンアドベンチャや、熟練戦闘ルールを利用した水辺シナリオなど、様々なシナリオを製作しました。

 

結局、ソード・ワールド2.0のリプレイを動画化する計画は潰えてしまいましたが、このころの蓄積が、ソード・ワールド・ノベル「クセモノたちの輪舞曲」として結実しています。

 

 

2.クトゥルフ神話TRPGにメインが移行

念願のクトゥルフ神話TRPGのプレイングが可能になったのは、4月末のことです。

初めて読者登録がついたり、週間1000ページビューをいただいたりして、楽しくブログ更新ができるようになったのが、ちょうどこのころだったと記憶しています。

 

現代日本シナリオを1920年代アーカムアレンジしていくシリーズは、調査している自分も楽しく、記事執筆もはかどったものです。

trpg.hatenablog.com

 

そういう背景もあって、このころに、当ブログの基本方針が固まりました。

「研究者時代に培った調査能力を使って、本気でTRPGするブログ」

これが以降の基本的な方針になります。

 

分析的な視角とリアル情報を多用したシナリオライティングは、現在でもこのブログの最大の特徴になっているのではないかと思います。

 

また、このころに執筆されたこちらの記事は、このブログの大半のページビューを担う、英雄的記事になりました。

trpg.hatenablog.com

 

ところが、これらの「力を入れた記事」が生み出され始めたことで、力を抜いた記事を書きづらいという、至極まっとうな感覚に襲われ始めます。

trpg.hatenablog.com

そのとき、わたしは、こちらの記事で、はっきりと、「趣味でダラダラやってる雑記帳」宣言をすることで、真面目な空気と決別しました。

 

ブックレビューやリプレイのアップロードを開始したのがこの時期に重なります。この時に思い切って、「TRPGを楽しむことが最優先だ」と考えるようになったおかけげで、肩の力が抜け、ブログの記事執筆に対する心的障壁を小さくすることができました。

その代わり、いつも読んでくださる皆さんには、時折雑記帳めいた記事が生み出されてしまって、申し訳なく思っております。皆さんにお届けするに足る情報ばかりを生み出せるといいのですが、どうにも、そんなふうに考えていると、難しく考えてしまって、何も書けなくなってしまうのです。

こんな調子ですが、今後ともご愛読いただけると幸いです。

 

 

3.ニコ動進出から停滞期へ

なんだかんだ言って、動画からTRPGを知って、プレイし始めたわたしです。

7月末に、一つの目標だった、TRPG動画の投稿を達成しました。

trpg.hatenablog.com

 

しかし、これを通じて、動画編集の大変さと、自分の表現力の乏しさに強いショックを受けます。8月以降、記事の生産数がガクッと下がり、動画編集のモチベーションも上がらず、大きな停滞期に突入しました。

結局、動画シリーズの完結にも漕ぎ着けることができておらず、視聴してくださっていた300人もの方には、全く申し訳なく思う限りです。必ずや、編集を完了させて、「アンドロイド〜」シナリオだけでも、完結させてみせます。

 

とはいえ、この間にも、継続してシナリオライティングは続けられています。実は、未公開のシナリオが3つほど書かれているのです。

 

また、この時期に本格的に挑戦を始めたのが、小説でした。

もとからリプレイノベルを公開していたこともありますし、ブログ開設以前、むしろ幼い頃から、小説執筆とは長い付き合いでした。この時期に始めた挑戦というのは、電子出版を目指した小説執筆です。

趣味の小説から、公開される小説へのシフトチェンジに伴って、多くのことに悩まされたものです。伝えたいこと、表現できること、どうしても技術が足りないこと…様々なことに向き合いながら、時間を過ごすようになりました。

 

 

4.断絶期の10月からオンセ進出へ

そして、ソード・ワールド・ノベルである「クセモノたちの輪舞曲」の連載を開始したのが、10月3日のことです。

今でこそ、日に150人ほどの方が読んでくださるようになりましたが、始めは全く誰も読まない状態で、どうして執筆に集中できていたのかわからないほどでした。

 

しかし、小説執筆にのめり込むあまり、ブログで書けそうなネタを捕まえる時間が取れず、いつの間にか、25日間もの沈黙が生まれます。

 

この沈黙を破るきっかけになったのが、twitterでのぼやきでした。

このツイートに対して、3人のフォロワーの方が反応してくださいました。

これがきっかけとなり、とあるTRPGサークルに加入する流れになり、スムーズに初めてのオンセに進出します。

 

オンセ体験から学んだことを書いた記事は、twitter上で多くの反響を集め、1日に1000ページビューを得た初めての記事になりました。

trpg.hatenablog.com

 

これらを通じて、TRPGにおける交流の大切さを学ぶと同時に、どういう人達のために記事を書いているのか、ということが、初めてはっきりと意識されるようになります。

 

そうした気持ちから生み出された「TRPG版:ファボられたら答えたったー」の思わぬヒットが、また一つ、このブログを大きく変える原動力になりました。

trpg.hatenablog.com

 

そして、2日前の深夜、こっそりとブログデザインを変更し、過去の記事を全て再整理。アクセッシビリティを高めて、再スタートを切るに至りました。現在、別ブログと記事を統合(おそらく20記事程度)して、ブログの価値を高めているところです。

 

読者の皆様と交流し、わたし自身試行錯誤し、twitterやSkypeなどでたくさんの人達と交流するようになり、辿り着いた理念。それが、このブログのキャッチフレーズです。

 

TRPGをもっと気軽に、もっと楽しく。

 

もちろん、これからも、肩の力を抜いた記事も書かれると思います。

それでも、「TRPGを楽しみたい」という気持ちを忘れずに、続けていけたらな、と思っております。

 

といったところで現在のブログの状況を報告しておきますと、月間1万5千ページビューほどありまして、つまり日に500ほどのページビューをいただいております。TRPGプレイヤーの爆発力を目にした今、わたしは、こんなもので満足していてはいけないな、と考えるようになりました。まずは毎日1000を目指して、たくさんいい記事を提供できればな、と思っております。

 

ご意見ご感想、オンセへのお誘いは、お気軽にtwitterアカウントの方にお寄せください。協力しながら、TRPGをもっと普及していきましょう。

 

だって、TRPGって、こんなに面白いんですから。

 

 

最後に、私事ですが、このブログの記事を一人で書いてきましたこのわたし、ハカセですが、今月末をもって、ついに日本に帰国いたします。これまで2年ほど居住した台湾から、日本に戻って、新しい生活が始まります。

また友人関係がリセットされてしまう…とも思ったのですが、このブログを通じて得たたくさんの交流は続いていくのだと思うと、大変ありがたく、幸福を噛みしめるところです。

月末にかけて、住環境の変化から更新が少しだけ滞るかもしれませんが、どうか引き続き、当ブログと、執筆者のわたくしハカセを、どうぞよろしくお願い申し上げます。