【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】わたしは死体05
前回のあらすじ
自宅で自分の死体を発見した茜を案じた田村は、彼女の近況を調べる。かぎまわられればいずれ知られると観念した茜は、田村を招き入れて自分の死体を見せるのだった。狂気の幕が開いた2日目の探索が始まる。
2日目の行動計画
KP:まずはお二人が何するかを教えてもらいましょうか
田村:2日目の朝かー……とりあえず二日酔いみたいなテンションだよね
田村:情報共有後だし、なんか行動方針ある?
茜:火炎瓶用意するか
田村:狂気
死体の処遇を決める
田村:死体をまずどうするか決めよう
KP:重要ですね
田村:隠すor消滅
茜:匂うまではこのままでいいと思う
田村:匂ったら終わりじゃないか? 匂う前に片を付けるべきだと思う
リアル狂人は海に捲く
茜:知り合いに漁師っていない?KP:〈幸運〉でいいですよ
茜:幸運(45) 1D100→18 成功
KP:じゃあいますね。滋賀でしたっけ? 完全に琵琶湖ですね
田村:琵琶湖まで運ぶのやばくね?
茜:いや、細かくばらして冷凍してさ
田村:いやいやいや! SANチェックを能動的に要求すんのやば
茜:餌巻く機械で海にすてたら完全犯罪できるよ
田村:プロかよ、経験ありそう
茜:冷凍のオキアミ巻くやつ。それが一番丸い
KP:丸いとは一体……
田村:まじでリアルSAN値減るんだけど、ダイレクトアタックやめろ
茜:でも琵琶湖に巻くなら、歯はちょっと抜いておきたいよね
田村:マジもんなのやめろ! その配慮、経験者としか思えんわ!
KP:リアル正気度が心配
茜:なんで!
田村:今セッション中で一番ノリノリじゃん! 怖すぎるw
わくわく死体処理講座とかいう狂気
茜:トイレに流すのは愚策だよ田村:ゴキブリちゃうねんからわかるわ
茜:なので匂うまではやめておいて、匂いだしたら作業にかかろう
田村:いや埋めるではあかんのか?
茜:埋めるなら結構な山中でないと見つかるし、その方が労力かかる
田村:労力のほうがいい、精神的負担には代えがたい。SAN値大事
茜:あ、でも1人そのまんま持っていけないから、どうせ二等分だよ
田村:おいおい、解体を避けられなくするように議論持っていくな
茜:田村は上がいい? 下がいい?
その辺にしておけ!
KP:ひとまず今は決まりましたね
田村:待て、切るな、今大事だから
茜:えー、自分の顔持っていくのやばくね? やばたにえんだよ
田村:まずお前の発想がやばいことを自覚してくれ? そういうところだけ気にしたらサイコパス感爆上がりやろ
茜:そうか
田村:わかったか?
茜:歯と髪は焼こう。あとは海
田村:わかれ!!
KP:ひとまず今は決まりましたね
田村:マイペースか!
KP:今日のところはまだ動かさなくていい
茜:これさ、うまいこと死体活用したらアリバイ作りできんじゃね?
KP:目的によりますね
田村:どう戸籍を失うかというゲームでは決してない
喫茶ベルリンへ向かうことに
茜:でも、これ実際、ベルリンに行って二人組に会うのはどうなの? 死んでると思われてたりした場合、不用意すぎない?
田村:じゃあさ、もう一回別行動しない?
田村:僕はベルリン行って、茜は死体の処理を行う道具とかアポイントをお願い
KP:んー、基本的には、序盤なので不利になることは起こらないと考えていただいていいですよ
茜:なら一緒でいいんじゃない?
茜:喫茶店にははいらなくてもさ
田村:入らないなら意思の疎通ができないよ
KP:時代が時代ですからね
携帯電話などない
田村:なんかしらで合図でも決めとくか茜:なんかこういい感じのジェスチャーで
KP:どこに待機するか次第ですね
田村:あー、どこにいるの? 距離的な話
茜:鉢合わせはまずい気がする
KP:茜が車を持ってるなら、喫茶店の駐車場で車中で待機が妥当でしょうが
田村:それなら特にサインとかもいらない?
KP:そうですね、その状態なら窓から見える位置に席さえ取れればいいので、合図とかは特に決めずとも構いません。技能判定とかも必要ありませんよ
田村:じゃあいきましょうか
KP:では、喫茶ベルリン*1ですね
茜:いざベルリン
喫茶ベルリン
KP:現代の我々から見れば古いタイプの喫茶店ですが、当時風には流行りの、小洒落たこじんまりとした個人経営の喫茶店です
田村:好き
KP:白ひげをたくわえたマスターがちゃんと正装していて、カウンター席と奥にはテーブル席もあります
田村:最高
KP:白のカイゼル髭ですね
茜:ダリみたいになってるかんじ?
KP:それです
田村による視察
田村:じゃあ僕はバイクをつけて店内に入ります
KP:別移動だったんだ
茜:だったのか
KP:でも別に気にしなくていいです。ここ普通の店なんで。マスターは胡散臭いひげですが
田村:ちょっと待って、一緒に行動するなら無免で運転するわ
田村:後ろ隠れてな。いってくる
茜:無免なのか……
喫茶店の雰囲気だしていこう
KP:ドアベルが鳴って、ジェントルマンが行儀よく「ようこそ」と軽く会釈します田村:じゃあ手を挙げてカウンターに座ります
田村:「ブレンドを一つ頼むよ、マスター」
ヒゲ:「本日の豆は『グァテマラ』となっていますが、よろしゅうございますか?」
田村:「うまいんだろう? それで頼むよ」
ヒゲ:「かしこまりました」コーヒーの用意を始めます
KP:ちなみにこの人から情報を得るなら、〈信用〉で出ます。会話を楽しみたいならご自由に*2
茜:|車|・ω・`)
茜:|車|三
茜:|車|・ω・`)
田村:「なんか常連の優男がいるらしいな、郷ひろみみたいなやつ。知ってるかい? マスター」
ヒゲ:「……いえ、存じ上げませんね。常連の方はお歳を召した方が多ございますよ」
田村:「火炎瓶で伝わるかい?」
ヒゲ:「……さあ、ゲバやストの類とは無縁でございますよ。『やめてけれ』というところでございます」
茜:ネタがこまかいな*3
田村は仕掛ける
田村:「じゃあもうちょっとはっきり聞こう。ここに若い三人組……優男が二人の女を連れてたの見てないかい?」ヒゲ:「お客様は探偵か何かですか? あまりお客様のことをお話しするのも」
KP:シークレットダイス
KP:田村は、この人は少なからずその3人組の構成に覚えがあるようだと察します
KP:可能な判定に〈言いくるめ〉を追加します
田村:〈信用〉か〈言いくるめ〉か……〈値切り〉使いたいからなんか頼むよ、マスター
KP:それ欲しいなら〈目星〉か〈オカルト〉で判定が必要です
田村:絶対後ろ暗いな、こいつ。ダリだし。……じゃあ〈目星〉でいくわ
田村:目星(50) 1D100→47 成功
田村:やったぜ
茜:あぶない
五芒星の目立つ店
KP:では、店内に目を走らせた田村は、この店に見慣れない意匠の物品がいくつか置かれていることに気づきます。たとえば差し出されたコーヒーカップを持ち上げると、ソーサーに五芒星が描かれています田村:五芒星まじか! やばいみせじゃんか
KP:やばいかどうかは〈オカルト〉が必要です。それなしなら、なんか変わってんなー、変なもの集めてんなぁくらいです
茜:|★|・ω・`)
田村:一応振ってみるか
田村:オカルト(5) 1D100→31 失敗
KP:まぁわかりませんよね
田村:じゃあちょっと変わってるから聞いてみっか
茜:せめるなぁ
茜:|車|・ω・`)<骨は拾ってやるよ
茜:手は倍あるからな
田村:死体を数えるな
エルダーサインではない
田村:「この皿なんか変わってるけどなんの意匠?」ヒゲ:「ご興味をお持ちですか? これは晴明紋という魔除けの紋章でございましてね。ドーマンセーマン」そういって自己満足で笑います
田村:「へぇ、そっち方面に詳しいんだね、マスター」
ヒゲ:「一般にはオカルトと言われているものでございますね。愛好家が集まるのですよ、この店は」
KP:シークレットダイス(マスターの目星失敗)
田村:「へぇ、じゃあこの店にあるものはいわゆる“いわくつき”ってやつ?」
ヒゲ:「いえ、さすがにそういうものは集めていませんよ。妙ななりこそしていますが、みな魔除けの品でございます」
茜:車|・`ω・)<がんば
敵でも味方でもない
KP:シークレットダイスKP:田村は、この人が少なくともそう有害な人物であるとは思われません。あとは客の秘密を守ると言う態度も好ましく感じるかもしれません
田村:味方でも敵でもないか……店を見回しても、大木から聞いた二人組はいない?
KP:はい、いません。今は客はあなただけということに
田村:じゃあ茜を呼ぶか。……かもん茜! 手招きします
茜:(́◉◞౪◟◉)<えー
KP:顔
田村:こっちが探ってた間にやってたことこれかよww
茜:じゃ行く
KP:では、茜も店内に入りましょうか
田村:後は頼んだ
茜:はいはい
● 茜の自室には自分の死体があった。露見するまで7日間の猶予がある。
→でも重要なものだから見守れるように一緒に寝泊まりすることにした
→いざとなったら知り合いの漁師を頼って処理できそうだ new!!
● 茜は3週間ほど前に仕事をしばらく休み、その後一時的に復帰したがなおも青ざめていた。
● 記憶が抜け落ちている1ヶ月の間に行くつかの行動をしている。
→茜は2人の男女と喫茶『ベルリン』に足を運んでいた。
→喫茶『ベルリン』の店主は悪い人物ではないらしい new!!
→リン酸カルシウムを大量に購入している
→“本”を川上という見知らぬ人物に発送している
→自分でその間の行動記録類を処理している
告知
このセッションで遊んでいるシナリオ「わたしは死体」は、現在BOOTHで電子版を手に入れることができます。
ご興味の方はぜひチェックしてみてください。
hitoritabi.booth.pm