TRPGをやりたい!

電源・非電源ゲーム全般の紹介・考察ブログ

【プレイ後雑感】四度目くらいのソードワールド

セッションを行いました。

オリジナルシナリオを使いましたが、これが、あまりうまくいきませんでした。

 

原因は様々なものが考えられます。しかし、シナリオをうまく組み直す必要があると考えさせられるセッションになりました。

 

これまでのセッションはおおむねうまく行っていたのですが、今回は微塵もフラグが回収されず、プレイヤーたちの無理矢理なプレイングに付き合わされる格好になりました。

 

発生した問題を記録しておきます。

(1)プレイヤーの設定が冒険者じゃない

プレイヤーの出自表を振り、過去の設定について話してもらった結果、彼は冒険者じゃなくなりました。ただの悪人。いくらゲスプレイが好きと言われても、すでにこの街に来た時点で、てんで別の理由を勝手に作られて、それの実現に向けて好き勝手されました。

 

(2)やむなく行ったマップ改変が改悪

まぁそれもひとつのTRPGといえばそうなのですが、シナリオはかなりの水準で無視され、無探索突入の結果、情報の不足を補うためにマップを改変。しかし、ここは冷徹に情報不足から死に物狂いの脱出をさせるべきでした。甘かった。

 

(3)マップの共有に失敗

事前にウェブサイト上で資料を共有しておいたのですが、これを確認してもらえなかった。印刷機が故障していたので、その場で資料を共有することもできず、結果として、用意した地図を見てもらえないまま、強行的なロールプレイを行われてしまいました。

 

(4)マスタリングの困難

そういった状況から、それぞれのプレイヤーが、こちらの用意したシナリオに入り込むことができず、ただただ好き勝手に暴れまくって終わりになってしまいました。こんなものはカオスです。

 

結果として、好き勝手できた一人は楽しめたようなのですが、その人のわがままに付き合わされたような感じになってしまい、途中でマスタリングするのも嫌になってしまいました。それがさらにセッションを悪いものにさせてしまったように感じます。

 

こういう人をうまく制御するくらいの、シナリオの強さというか、ブレなさというものがどのくらい作れるのか。それでいて、シナリオの方を押し付けるほどの傲慢な強さではないシナリオ。

 

シナリオと、プレイヤーと、GMと。そのどれが強すぎても、セッションのバランスは崩壊してしまいます。

GMこそ、それらに調和をもたらすことのできる唯一の存在なので、今後はこのバランスを意識したマスタリングを心がけようと反省させられたセッションになりました。