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TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】死者のストンプ【Part.8】

Chapter 3 Drink to Forget All
(飲んで全てを忘れるんだ)

5 : 30 p.m., 5th Feb, 1921.
on a North Garrison St.
in Arkham, Massachusetts.

 

【ここまでのあらすじ】

知人マヌスコの銃撃事件とそれに次いで起こった死体の甦り。二つの謎を追うバーテンのジョンと運送屋のレスター。調査の先に見えてきたのは、ジョンのバーで演奏する一人の黒人男性リロイ・ターナーの存在だった。いよいよ事件の真相が見え始めたとき、リロイ・ターナーの悲鳴をかき消す一つの銃声! 事件はここに急展開を迎えたのである。

 

Scene 1 : Chase Them Anyway !!
(とにかく奴らを追え!)

ジョン:おいおいまじかよ

レスター:さて、このバーには隠し通路かなんかはあるのだろうか…ないならだいぶ詰んでる気がするな

ジョン:とりあえず扉の向こうに行きますか

レスター:行くのか…なら渋々行くっきゃないな、友人見捨てるのも忍びないし…

ジョン:「まじかよF@@K!」

レスター:「…さすがにそいつは想定外だ」

KP:では、二人が駆け出して…判断の早かったジョンが扉を開けることになるでしょうね

ジョン:ですよねー

 

KP:ジョンが扉を開くと、一台のフォードのエンジン音が響きます

KP:その後部座席に怯えた表情のリロイ。そして車は急発進します!

KP:1d100<=25

Cthulhu: ( 1D100<=25 ) → 16 → 成功

KP:ジョンに向かって銃撃です 乱射なので回避か幸運でどうぞ

ジョン:1d100<=60 幸運

Cthulhu: ( 1D100<=60 ) → 11 → 成功

ジョン:「あっぶねぇ!!」

KP:とっさに身を翻し、ジョンは扉の裏に伏せて弾丸をかわします そしてレスター合流!

レスター:「とりあえず一発持ってけ!」銃を構えるけどこれ撃てる?

KP:弾の雨が止んで扉を蹴り開けたレスターが銃を構えた先には、すでに大通りに抜けようとする車の姿が! 射程外です

KP:レスターはアイディアどうぞ

レスター:1d100<=65

Cthulhu:( 1D100<=65 ) → 45 → 成功

KP:この車に見覚えがあります。つい昨日あなたを銃撃したあの車に違いありません

レスター:「よし、奴さんの尻尾だ。掴んだまま離さないで胴体ごとまな板の上にぶち上げてやるよ!」車に飛び乗るよ

ジョン:「タクシー、前の車を追ってくれ!」乗りますよ!

レスター:「おうよ! 舌噛まねぇように気をつけな!」

 

KP:カーチェイスです!

KP:カーチェイスの目標宣言をお願いします。

KP:逃走車の目的は【あなたたちを撒いて、目的地まで移動すること】です。

レスター:向こうの車を止めるか?

ジョン:体当たりでも、銃撃でも

KP:その場合車上戦闘になりますので、命の落し物にご注意ください

ジョン:あばばばば、でも目的地までついていっても、敵さんだらけでは?

KP:敵の数は最初のイベントで把握していただいたと記憶していますよ

レスター:…いや、向こうの目的は【撒いて】だ。

KP:いいところに気がつきましたね。

レスター:つまり現状そこまで敵対意識があるかわからん。

ジョン:そのまま追跡にとどめてみますか。レイの口約束を信じて

KP:もうひとつ思い出しておいていただけるといいのは、昨日夜の電話ですね

ジョン:おっとそうだった、心理学が成功しているとすれば、敵意はありませんでしたね

KP:さて、では改めて、カーチェイスの目的宣言をどうぞ!

ジョン:追跡して目的地を探る。

レスター:ああ、敵がはっきりしないから敵をはっきりさせるか。OK、そうしよう

KP:では【追跡を悟られないように目的地を特定する】これでいいですか?

レスター:OK

ジョン:おkです

 

カーチェイスのルール

今回はルールブック末尾に掲載されている選択ルールを採用しました。しかし、アーカムの地図を表示しながらプレイしていたので、道の選択を自由にしてもらい、相手の目をごまかすことを許可しています。都度展開を描写しながら行うことで、なかなかの盛り上がりを見せました。

 

KP:では1R目!

レスター 97 失敗 / ギャング 11 成功(+1)

KP:急発進後大通りに飛び出したところで車体がスリップ!

KP:くるくると回りますが、かろうじて道路の真ん中で停車します。

レスター:有情なKPだ…

ジョン:「レスター落ち着いて、落ち着いて運転してください」

 

KP:2R目!

レスター 76 成功 / ギャング 25 成功(+1)

KP:ノースギャリソン通りを凄まじい速度で南下する2台!

 

KP:3R目!

レスター 74 成功 / ギャング 65 成功(+1)

KP:左手に見える警察署もなんのその! 2台は猛烈な速度を保ったままドリフトして交差点を左折する!

レスター:確率で有利なはずなのに、出目で不利取っていく

 

KP:4R目!

レスター 8 成功 / ギャング 86 失敗

レスター:キタキタ! あーこわかった

KP:逃走車両は交差点を右に、ここでレスター素早く反応して手前の路地へ車をねじ込むファインプレイ!

レスター:「こちとら伊達にここで運送業やってねぇんだよ! 素人に負けてたまるかっての!」

 

KP:5R目!

KP:ここで逃走車両は目星を振ります

KP:1d100<=25

Cthulhu:( 1D100<=25 ) → 88 → 失敗

KP:では逃走車は逃げ切ったと思い込みます

レスター 71 成功(+1) / ギャング 自動失敗

KP:レスターの予想通り、車はここでもう一度右折して、橋の方に向かうようです

KP:手前の路地から先回りしたレスターの前を洋々と通り過ぎていきます

レスター:「とことん間抜けな連中だな」

 

KP:6R目!

レスター 6 成功(+1) / ギャング 65 成功

KP:これはいい出目。ボーナスしましょう

KP:相手の進む川沿いの道のひとつ横に並走する道を、身を隠しながら進みます

KP:そして相手が橋へとハンドルを切るのを確認したあと、車間を取って橋に侵入します

 

KP:7R目! また目星を振ります

KP:1d100<=25

Cthulhu:( 1D100<=25 ) → 87 → 失敗

ジョン:COOL!!

レスター:いいねいいね!

レスター 23 成功(+2) / ギャング 自動失敗

KP:お疲れ様です。相手に気づかれることなく、その車が橋を越えてすぐ右に曲がり

KP:お二人がよく知る連中のところに停車するのを見届けることができます。

レスター:「よしきた! 完全に撒いたと思い込んでやがるぜ、向こうは」

ジョン:「さすがレスター、頼りになります」

KP:二人が見出した目的地は…ラッキー・クローバー運送会社です!

レスター:な、なんだってー(棒

ジョン:やっぱりかーい!

 

レスター:「で、敵はわかったがどうする? いきなりあれに突っ込むとなると、蜂の巣にされちまいかねない」

ジョン:ちょっと考えます

レスター:だね

ジョン:ジョンが交渉して、まずそうだったらレスターの奇襲を保険にしますか

レスター:ラッキー・クローバーに敵意がなくとも、一部にはありそうだよね、撃ってきたし。イマイチはっきりしない

ジョン:襲撃はラッキーの仕業。問題は死体が動く件との関係ですね。

レスター:そこの黒はアームストロングだけど、その所在がわからない

レスター:KP、なんかそこにつながりそうな団体って俺たちは知らないの?

KP:いえ、知りませんね。アームストロングなんて、手の届かない有名人ですから。

ジョン:いや、アームストロングは偽物…もとい人間以外の何かでは?

レスター:だろうと思いはする。ただ、アームストロングとラッキー・クローバーのつながりがわからない。あると思わせるのはメタ視点の考察だから、レスターにはわかりっこないし…

 

KP:とりあえず、こういう議論をするときには、行動から考えるのが重要です。

TRPGにおける考察

現実にも通用しますが、手元にある行動から一つを選択するために考察を展開しなければ、時間の空費です。それぞれの行動の選択肢がもつリスクと利益を比較考察して、現在の目的に照らした行動を決定することを優先しましょう。セッションの時間を間延びさせないためにも、考察のエネルギーは適切な利用を心がけましょう。

KP:目の前にある選択肢はつまりは「進む」か「戻る」かです。

レスター:まぁ進むだろうな、引いてもアームストロングの所在くらいしか探すものないし

ジョン:戻る選択肢はないでしょうね。警察が噛んでて情報の公開が望めない以上、いずれラッキー社に直接乗り込む必要はあるでしょう

KP:というわけで、まずは「進む」に同意が取れました。次はその方法です

KP:自分たちの目的を参照しながら考える必要があります。

KP:方法としては「隠密」「堂々と(交渉)」「堂々と(戦闘)」の三つがあります

レスター:リロイさえ奪還できればいいわけだから、リロイ奪還が第一だね

ジョン:リロイ奪還は賛成です

KP:目的は「リロイの奪還」と「クローバー社と神話事件の関係を探る」ですかね

レスター:だね。相手がリロイを欲しがったってことは、リロイを取り返せば自ずと相手の目的が見えてくると思う

KP:では、以上の目的と能力を考慮して、最適な選択肢はどれになりそうですか?

ジョン:つるんでるのはもうバレてますから「堂々と交渉」ですかね

レスター:どれかと問われたら、「堂々と交渉」だろうね。でも材料が思い当たらなくてね

ジョン:交渉材料ですか。確かに不足気味ではありますが

レスター:相手の目的がわからないのがきついな

ジョン:出方次第では他のギャングにチクっちゃうぞもありかな?

ジョン:他のギャングの保護下に入ると脅して、このまま進めば他の勢力が黙ってないZO☆ とか

レスター:ジョンは交友関係が広い設定だし、レスターはラッキー・クローバーとは仲が悪いのが公然の事実だから、情報持って駆け込めば味方になってくれるだろうね

ジョン:ふむり…つっこみますか?

レスター:うん、向こうがかわいそうになってくるくらいの包囲網だ。やっこさんが何をするつもりなのかによるけど

KP:では強気の交渉。二人で一緒に入りますか?

ジョン:余程のことがないと戦闘にはならんのと思うので、一緒に行きますか

ジョン:クライマックスに置いてけぼりはちょっと興が削がれますし

KP:(ここがクライマックスとは誰も言ってないんだよなぁ…)

レスター:ふむ、でまかせでなんとかやるか

KP:では、二人で堂々と交渉に入りましょうか

 

 

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