【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】小島に潜む巨悪【Part.0】
久しぶりのリプレイ執筆です!
…え? 前回の「糸に囚われて」が執筆し終わってない?
いいじゃないですか! あのシナリオは皆さんいつでもプレイできます。そしてどうやら過去作の中で一番人気ときています。それならみなさん、プレイして楽しんでくださいよ!
今回のシナリオ「小島に潜む巨悪」は、シナリオ資料をまだ公開していません。これは私が蘭嶼という台湾南部の島について調査して書いたシナリオで、書き上げたのかれこれ5ヶ月ほど前になるんでしょうか…。今回ようやくプレイの機会を得たので、リプレイを執筆していきます。
プレイヤーは毎度おなじみ伏原さんのプレイヤーと、「ペアシナリオライティングで学ぶシナリオ製作」シリーズでお相手を務めていただいているきつねさんに参加していただきました。
シナリオの概要は次の通りです。
遠く離れた島に旅行に訪れた探索者たちは、突如発生した嵐によって帰れなくなる。そんな中、島に伝わる精霊「アニト」を封じているという祠が破壊される事件が発生する。この島で何が起ころうとしているのか…。
では、早速始めていきましょう!
KP「何気に音声チャットは初めてですね」
きつね「うん、もう散々テキストで話してはいるんだけどね(笑」
KP「ええと、今参加してきたふざけた名前のやつが、伏原さんですね」
伏原PL「どうもですー」
KP「二人とも僕の記事を通じて互いのことは知っているらしいですね」
きつね・伏原PL「お互いひどい目にあいましたね(キャラ崩壊的な意味で)」
KP「まぁまぁ、それぞれ事前承諾があるんですから、言いっこなしですよ」
キャラクター紹介
KP「さて、それで、キャラクターはそれぞれ用意してもらいましたね。一人目は…いつもの芸能人ネタですか、吉郁三さんです」
郁三「東京さでできた20歳の吉郁三ってんだ、よろすく」
きつね「IKUZO出てきたぞ!」
KP「あーよいしょ」
郁三「あっそーれ!」
KP「そして二人目は…あれ? なんか似たオーラを感じるな…カワゴエさんです」
川越「シェフだぜ!」
KP「え? 職業:教授ベースって聞いてますけど…?」
川越「シェフと呼ばれているけど、その実態は教授!」
郁三「おらのべこ(牛)は食うんでねぇぞ?」
KP「なんか…いつもに増してフリーダムだな…」
KP「ステータスを確認しますね…って、おい! EDU9の教授がどこの世界にいるんだよ!」
川越「シェフだからな!」
KP「年齢下限が15ですから、10歳上がるたびに1点足せますよ」
川越「しかし上げない。有無を言わせぬ24歳設定」
KP「んな無茶な…では、博士課程進学1年目ということで。専門は?」
川越「身近に人類学を専攻していたあだ名がハカセって人がいたから、人類学をとって、あとは地質学を」
KP「いったいどこの誰のことなんでしょうねぇ…」
川越「島シナリオということなので、芸術(料理)はとっていませんが、魚を捌くよ。魚人とかね!」
KP「やっぱりそんなにキャラ歪めてないと思うんだ…一方の郁三さんは、っと…待って! いろいろ待って!」
郁三「何か?」
KP「まず持ち物の一番上! 牛って何!?」
郁三「花子ですよ」
川越「花子はいい牛なんだぞ」
KP「何に使うんです?」
郁三「主に乗牛用ですね(キリッ」
KP「ふむ…でも運転(花子)がないので、初期値25%でお願いします」
川越「認めるんだ!? しかも運転(花子)って(笑」
KP「この程度で驚いていては、僕の卓のフリーダムっぷりについてこれませんよ…」
川越「お、おう…」
KP「母国語(東北弁)にも突っ込みたいところですが、もう放置していきましょう」
KP「さて、それで、肝心要のAPPですが…ぷぷっ、川越さんが6で郁三さんが7ですか。こりゃ南国バカンスも楽しめませんね」
郁三「不細工は僕のキャラの持ち味ですからね!」*1
KP「川越さん、ずいぶんステータスが伸び悩んでますけど、大丈夫ですか?」
川越「うん、全体に平均以下だけど、大外れはAPPくらいだから、多分問題ない」
技能分担と関係設定
KP「一応確認しておきますと、役割的には郁三さんが交渉で、川越さんが知識系って感じですかね。…あれ? 僕、戦闘ある可能性が結構高いって言っておきませんでしたっけ?」
川越「死ぬときは大体ダイス神様のせいで死ぬから、もういいかなって」
郁三「死ぬときは大体プレイヤーの判断ミスで死ぬから、もういいかなぁと」
KP「…でも郁三さん武道(立ち技系)とってるじゃないですか。よかったんですか? パンチやキック上げとかなくて」
郁三「当てれば問題ありません」
KP「重要なところでファンブルするプレイヤーが隣にいるのをお忘れなきよう…」*2
郁三「え? そうなんですか?」
川越「ダイス神様の『このへんで死んどけ』って囁きが聞こえるんだ…」
郁三「なんて特異体質なんだ…」
KP「それで、お二人の関係は?」
郁三「バイト先が一緒とか?」
KP「ああ、郁三さんミュージシャンじゃなくてバイト定員なんですもんね…」
川越「じゃあ学生時代のバイト先が同じで、仲良くなったってことで」
KP「了解です。お二人で旅行することになったのは日本のはるか南『小蘭島』です。もとは台湾の『蘭嶼』をベースにしているので、ちょっと日本にあるまじき設定が入ってしまいますがご了承を」
郁三「例えば?」
KP「南洋系の先住民族がいます。タオ族です」
川越「完全に異国じゃないか」
KP「放射性廃棄物処理場という名の、核燃料投棄施設が建設中です」
郁三「リアル蘭嶼じゃないか…」
KP「まぁ細かいことは気にせずいきましょうや。そんな背景を持った島『小蘭島』に、お二人は3泊4日の旅行に訪れるわけです。南国の海とフルーツを満喫してください!」