TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

大型セッションを終えて

合計プレイ時間が10時間以上になるかという大型セッションをひとつ終了させました。プレイヤーはキリトとあもちんぽで、舞台は前回と同じルテティア。政治劇を中心にした本格的なロールプレイングセッションで、参加者たちが対応を本気で話し合う場面などもあって、楽しいセッションになりました。

終わった後に、今後のシナリオが気になる、という言葉もいただけたので、これからもルテティア編のシナリオをガシガシくんでいって、初心者が少しずつソードワールドの世界に慣れていくためのキャンペーンを組み上げられたらな、と考えています。

 

しかし、やはり初めての大型セッション、大型シナリオ。反省点はたくさんありました。

 

①情報の尻尾の出し方

あもちんは超知性派プレイヤーなので、乗り越えて見せましたが、あもちんをして「はじめ何をしたらいいかわからなかった」という評がでるということは、やはりガイドライン的な情報の尻尾は適切に出さなければならないということなのでしょう。

今回は地図を共有したシティアドベンチャとしてシナリオを組み、街の中を自由に動き回りながら情報収集し、水面下で行われる政治闘争に一石を投じていくという形式をとりました。それゆえ、情報量が尋常ではなく、それぞれのプレイヤーがどういったルートでストーリーの核心となる情報にたどり着くことができるのか、という点について、かなりの部分アドリブに頼ることになってしまいました(プレイヤーの動きが完全に自由なので、パターンが多すぎて想定不能)。

 

②シナリオの本筋を見失わせない

TRPGでオープンワールドをやったらどうなるか、ということをやってみたシナリオでもあったので、二人のプレイヤーがそれぞれに全く異なるシナリオを遊んでいたというレベルで、異なる展開が続きました。復帰用のイベントをあらかじめ配置しておいたこともあって、なんとか本筋に復帰することができましたが、事実上シナリオの本筋を攻略したのは片方のプレイヤーのみ、という展開になってしまいました。

あもちんがチート級プレイヤーでなかったら、ノーマルエンド直行だったでしょう(セッション自体はベターエンドで完結した)。

 

③ソードワールドで探索系シナリオはツラい

ルテティア編というキャンペーンの一環だったということもあり、今回はルテティアの街に愛着を持ってもらおうと、ルテティア政治劇を作りましたが、ひたすらの情報戦になるので、かなり辛いところがありました。物的証拠が固定されて配置されている種類のものでもありませんし、書物を調べたりして何かがわかるわけでもありません。人に会い、人の口から情報を聞き出す、というのが基本です。

得られる情報の種類をあらかじめリスト化しておいたことで、アドリブに対応しましたが、シナリオとして公開するためには、これを全てフローチャート化して、それに従うようなガイドラインを伴ったシナリオブックとして整理する必要があるでしょう。しかしそれを行えば、オープンワールドの魅力が減じてしまいます。ゲーム作りの難しさを考えさせられるいいセッションだったと思います。

 

総じて、作り込みが甘かった、と言うほかないでしょう。もう少しユーザーフレンドリなゲームシナリオとして、重ねての修正が必要そうです。