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【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】わたしは死体06

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前回のあらすじ
自宅で自分の死体を見つけた茜は、旧友の田村とともにその経緯を調査する。茜の大学時代の知人が偶然見かけたところによると、茜はベルリンという街外れの喫茶店に他数名と連れ立って入店していたらしい。当の茜にはその記憶はないものの、田村は事情を探るために茜を駐車場に残して店内に向かった。喫茶店のマスターが信用できる人間だと判断した田村は、店内に茜を招き入れる。

Part.1はこちら

喫茶ベルリン

ヒゲ:「ようこそ」
:「こんにちは」
田村:「......この人はただのやばい奴だよ、敵じゃなさそう」こっそり
:こっそりね

間違いなく訪れた店

:「紅茶でお願いします」
ヒゲ:「ダージリンのセカンドフラッシュでございましたね?」
:「え? はい、そうですけど……なんでわかったんですか?」
ヒゲ:「先日のご来店でもご注文なさいましたので。お綺麗な方でしたので印象に残っておりました」
:「え、あ、ありがとうございます。覚えておいてくださったんですね」お綺麗(APP8)
田村:お世辞にも……
:死体だと2ぐらいかなぁ
田村:死体好きすぎだろ

第3の男

ヒゲ:「いえいえ。少々お待ちください……しかしお客様も人が悪い。お知り合いならそう言ってくださればよかったのに」後半は田村に
田村:「だってそういう探りあいみたいなの好きそうだったからさ。悪かったって」
:「えっと、以前に来た時に一緒に来た人のことも覚えてます?」
ヒゲ:「ええ。4人であちらの席に

:あら? 増えてる?
田村:だれだよww
:第3の男がww
田村:うそだろ……なんだこれ、どうしたらいいんだ! 誰なんだ4人目!
:よかった2人のことって言わなくて
田村:ほんとだよ、セーフ

ベルリンでの待ち合わせ

KP:アイデアで整理できたことにしていいですよ。おふたりともどうぞ
:助かります

:アイデア(65) 1D100→68 失敗
田村: アイデア(70) 1D100→26 成功

:わたしまだ死体の処理くらいしか技能成功してないのに……きみ優秀だな
田村:日頃の行いとリアル狂気の差

KP:では、同行していた2人の男女と茜の3人が同時に入店したことから、誰かもう一人とここで待ち合わせをしたのだろうと推測できます

マスターは知っている

:「ちょっとまた連絡が取りたいんですが、まだみんなって来てますか?」
ヒゲ:「ご同行されたお二人は初めてお目にかかりましたからね、残念ながら」首を振ります
:「もうひとりは?」
ヒゲ:「待ち合わせなさっていた方なら、私から連絡することはできますが……しかし……」

ヒゲ:「また例の本の件でしたら、たしかそれはあなたから川上様にお送りなさったと伺いましたよ」

:敵ではなくてもずぶずぶのオカルト関係者じゃん
田村:マジでやばい奴やん。関わってはいけないタイプのカイゼル髭

:「本もう送ったんですが、あの時は本のことで頭がいっぱいだったんで、おらためてお話をお伺いしたいのですが、常連の方の連絡先をお伺いしてもよろしいですか? ……もしくはいつ来られるかとか」
KP:では〈信用〉で振ってみましょう 失敗でも一定の情報は出します
:信用(45) 1D100→9 成功
KP:すばらしい

ヒゲ:「カンベエ様ですか」そう言ってメモパッドにペンを走らせると、一枚ペリリと剥がして示します
田村:黒田じゃん
:あやしいなぁ
ヒゲ:「おそらくこちらにご連絡をしてみるのがよろしいかと」

KP:そこには次のように書かれています『オカルト・コミュニティ ルルエ 連絡先*******』
:うっさんくさぁぁぁぁい
田村:一文字足りてへんやん

ルルエのカンベエ

:「ちなみにどういった方なんですか?」
ヒゲ:「謎の多い方ですよ」含み笑いをこらえきれず「……そうしたほうがオカルトコミュニティの代表らしいじゃないかとよくおっしゃっています」
:意外にいい人そうで草
田村:「マスターもちろん入ってるんだよね?」
ヒゲ:「私も本名は存じ上げず……ルルエでございますか? もちろんでございますよ、ここは皆が集まって話す趣味の場なのですよ」
田村:あぁ……
:深きものどものたまり場だった

川上とは何者なのか

KP:あとはまぁ川上について尋ねるかどうかくらいですね
:たむさん聞いとくれ。わたしゃ知ってた可能性あるし

田村:「その本の持ち主の川上って人はどんな人なの? ルルエのメンバーだったりするの?」
ヒゲ:「ええ。我々のうちうちで発行されているヌーという同人誌を書いている方でしてね」
田村:「知識人かい?」
ヒゲ:「カンベエ様には及びませんがね、我々の界隈では知れたものですよ、ご覧になりますか?」
田村:「見てもいいのかい? 太っ腹だね。じゃあ追加でコーヒーもお願いするよ。」
ヒゲ:「同じ趣味を持つ者が一人でも増えると嬉しいものでございますよ。少々お待ちを」
田村:増えねぇよ

同人誌ヌー

KP:というわけで、同人誌ヌーを獲得します
田村:サバンナで発行されてるのかな?
KP:UFOと宇宙人の侵略、アメリカがすでに宇宙人と接触している! とか、そういう内容です
田村:ふむふむ
:そういうのいるよね、宇宙人とか
KP:ですね、実在するので大した話はしてません
田村:は?

KP:発行団体のルルエについても書かれていて、同じ連絡先が掲載されているほか、著者として川上、編集としてカンベエの名前が書かれています
:変態オカルトコンビね
田村:怖すぎるこのタッグ
田村:隅々まで読んでルルエについて書かれてるか見とくわ

KP:オカルトの話題について話す定例会を喫茶ベルリンで開催していて、興味のある人はいつでも足を運んでねというような勧誘文句もあり、コミュニティのみんなは新人を誘おう! とチープな絵も添えて書かれています
:うわー 誘われた口かな?
田村:宇宙人の絵描いてあんのやろな
KP:安っぽいUFOからレーザーが出て新人が連れ去られる絵
田村:いやすぎるやろその絵
KP:新人「オカルトの深みにとらわれるー(泣)」 っていう自虐感

推測する二人

田村:茜はたしかに勧誘された側かも
:ん? もし勧誘されたとすれば、誰に誘われたの?
田村:二人組かカンベエじゃない?

KP:今までの情報から、2人組はルルエのメンバーじゃなかったことがわかっているので、1vs3の構図であり、勧誘とは考えにくいかも
:そしたらその二人はいよいよだれだ
田村:ルルエじゃなくて、ルルエと利害の一致した奴らの可能性ある
:二人はルルエのメンバーではない。でも茜を勧誘した人がいる(少なくともルルエに)
田村:勧誘した奴がルルエ外の可能性ない?
:現在出てきてる人間なのかは不明<勧誘してる人間
:……これ逆に川上等々は無害な可能性高い気がする。勧誘までしてるわけだし、意外とすんなり接触できそう?
田村:じゃあルルエを隠れ蓑にして別のグループに所属している奴が黒幕なんじゃないか?
:ルルエにまぎれるガチモン

KP:なるほど、ではカンベエや川上には接触していこうという考えになるわけですね
田村:そうだね
:がいいと思う。まだ二人が不明っていうのもあるし
KP:では、次はそのどちらに接触するかをお決めいただきましょう。まぁ、カンベエの場合またベルリンになるんですが
:連絡取りやすいカンベエがよさそう
田村:謎の二人組のことも知りたいしね
KP:では、連絡をとって、この日の午後4時ごろに、もう一度喫茶ベルリンで待ち合わせることにしましょう

楽しいショッピングの時間

KP:せっかくだし、その間に買い物済ませておいたらどうですか? いるものありましたよね?
:えーと
田村:茜に任せるわ……詳しいだろうし
:のこぎりとー ペンチとー
:包丁も新しいのがいいよね
:あと鋏に何がいるかな?
:あバケツとジップロックか

田村:うわー ぞっとするわ
KP:了解です、ジップロックについては時代確認するとして、買い物は済ませたということにしましょう
田村:むっちゃ怖い
:あ、エプロン3枚ぐらい欲しいな
田村:週末の主婦かよ
KP:では、もう一度、夕方に喫茶ベルリンを訪れるところからシーンを再開していきます
:手袋とーふんふーん♪
田村:こわ


調査ノート

● 茜の自室には自分の死体があった。露見するまで7日間の猶予がある。
  →でも重要なものだから見守れるように一緒に寝泊まりすることにした
  →いざとなったら知り合いの漁師を頼って処理できそうだ
● 茜は3週間ほど前に仕事をしばらく休み、その後一時的に復帰したがなおも青ざめていた。
● 記憶が抜け落ちている1ヶ月の間に行くつかの行動をしている。
  →茜は2人の男女と喫茶『ベルリン』でオカルトサークルの代表者カンベエに会っていた new!!
   →カンベエと待ち合わせをした。午後の4時に会うことができそうだ new!!
  →リン酸カルシウムを大量に購入している
  →“本”を川上というオカルトライターに発送している new!!
  →自分でその間の行動記録類を処理している


告知

このセッションで遊んでいるシナリオ「わたしは死体」は、現在BOOTHで電子版を手に入れることができます。
ご興味の方はぜひチェックしてみてください。
hitoritabi.booth.pm


次回へつづく