エイムなしで活躍を試みる無料FPS「Paladins」【サポート編】
いよいよ梅雨入りです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、今日も今日とてPaladinsを紹介していきます。
前回「ダメージ」という役職のキャラクターを使ってプレイした模様をお届けしました。今回はPaladinsを紹介する企画第二弾ということで、「サポート」という役職だとどういうゲームになるのかを紹介します。
前回
Paladinsってどんなゲーム?
はじめに、繰り返しになりますが、Paladinsを改めて紹介しておきましょう。
このゲームを要約すると、次のようになります。
PaladinsはSteamで配信されている無料FPS(TPSに変更可)で、5vs5で10分強のオンライン対戦を楽しむことをメインにしたゲームです。FPSといっても役割と立ち回りに重点が置かれているので、FPSが苦手でも自分の得意な役割を見つけて楽しむことができます。
今回は役割のひとつである「サポート」の視点から、このゲームを見てみるという回になります。
キャラクター役割のおさらい
36人のキャラクターは大きく4種類に分けられています。改めて4種類の役割を思い出しておきましょう。
- ダメージ:相手に攻撃するメイン火力を担当する
- フランク:裏取りなどで相手の撹乱と陣形破壊を担当する
- フロントライン:前線で敵の攻撃に対する防御を担当する
- サポート:傷ついた仲間の回復による戦線維持を担当する
役割は4種類ですが、1チームは5人です。射程距離や回復の対象数、防御シールドの形状などで微妙に立ち回りは変わってくるため、最後の1人はキャラクターの立ち回りを予測してうまく欠点を補うキャラクターを選択しなければなりません。
今回はサポートを使って実践!
さて、今回は4つの役割のうち「サポート」に注目します。
今回のキャラクター:サポートのYing
今回はサポート役職から「Ying(イン)」というキャラクターを選択します。
サポートは回復を担当するキャラクターなので、次の3つを意識します。
- 味方のフロントラインを回復させて前線を維持する
- 回復の間に援護射撃して前線を支援する
- とにかく死なないで周りを回復させ続ける
FPSが苦手でも、味方への回復は簡単に行うことができます。そのため、初心者でも基礎を守っていればダメージ役職より活躍できるかもしれません。
戦闘開始:初戦の位置どり
サポートなので、大きく後ろにポジションを取ります。
インの回復技は、設置した自分の分身が周囲に回復レーザーを放つというもの。自分は後ろにいながら、前衛の位置に分身を設置して回復支援をするのが基本的な立ち回りです。
火力もあまりありませんが、ひとまず前線に支援射撃を行ってお茶を濁します。どうやらもう一人のサポートが前線に立って回復支援をしているようで、フロントラインのキャラクターはかなり余裕を持って戦えているようです。
裏取りに要注意
しかしそう簡単に勝たせてはくれません。ここで相手が裏取りを仕掛けてきます。
不意を突かれましたが、味方が半分までヘルスを削ってくれています。これだったら回復職でも応戦できるかもしれません。
相手の火力が高いので、これでもギリギリの撃破でした。こういう場面に対応するためには、やはりエイム力も必要になってしまいまそうです。サポートとはいえ一筋縄ではないかないものですね……。
欲張り厳禁
物陰に隠れていると、視界の隅で戦闘が始まったので支援に入ってみます。サポートとはいえいないよりはいた方がましでしょう。
しかし味方ダメージがダウンし、敵が逃走。同時に敵のフロントライン(盾)が援軍に駆けつけました。こんなの戦えるわけがありません。逃げの一手です!
このように、サポート職は孤立するとすぐにやられてしまいます。たとえ視界の隅で戦っているのが見えたとしても、味方のフロントライン(盾)の付近で回復と保身に尽力しましょう。
実際、このあとこのダウンをきっかけに一度中央を奪われてしまいました。これは怒られても仕方のないプレイです。反省反省……
そして実際怒られた
ダメージの人「Ying? お前どこ回復してんだ? 使えねぇサポートだな、クソが」
ごめんなさい! わかってるんです!
このように、オンラインゲームにはよくあることですが、しばしばわりと強い言葉で罵られます。面白いゲームなのですが、そのあたりだけが少し残念ですね。
とはいえ、今回の場合は実際にやってはならないプレイをしてしまったところだったので、ここは素直に反省します。一応エリアも制圧し、爆弾車も押し込めたので、怒られたとはいえ形成は有利。次で試合を決めてしまいましょう。
試合後半:いのちだいじに
試合後半も基本的に同じ立ち回りを意識します。しかし相手もこちらの位置どりを理解しているので、的確に裏取りを仕掛けられてしまいます。
かなりヘルスを削られたので、分身だけを残して一度自陣に下がります。
この動きはイン独自のものです。他のキャラクターは直接エイムして回復したり、回復効果が長時間持続しなかったりするので、この方法で身の安全を保てるインは扱いやすいサポートではないかと感じています。
最後の押し込みには必殺技の超回復
さらにインの必殺技は味方全員の体力を一定時間凄まじい勢いで回復します。
この技にも射程がなく、生存しているキャラクター全てに効果が与えられます。敵陣前でせめぎ合いになったときや、中央陣地のきわどい勝負といったここぞというタイミングで使えば、それだけで勝負を決することもあり得るのです。
無事勝利!
前半戦こそしくじりましたが、後半戦ではサポートとしての役割をしっかりと果たして無事に勝利できました。
まとめ:サポートなら撃ち合いは少ない
サポートのキャラクターを使えば、撃ち合いの場面は少なく、味方に対して回復技を使うのがメインになります。これならエイムの技術はあまり求められず、FPSを得意としていなくとも、味方を支える役割を果たすことができます。
このように役割と立ち回りに特化したFPS「Paladins」はSteamで無料ダウンロードできます。みなさんも一戦遊んでみれば、面白さの虜になるかもしれませんよ?