【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】死者のストンプ【Part.0.5】
【前回のあらすじ】
テキストセッションのやり方を学びつつ、キャラクターシートを用意したうっかり(赤字)ときつね(青字)。続いてロールプレイの方法や、キャラクターの細かい設定を詰めていくことになる。そしていよいよ、シナリオのオープニングへと進んでゆく。
KP:では、画像のアップロードをしていきましょう
KP:(どどんとふ内)左上のメニューで 画像 から ファイルアップローダー ですね。アップロード対象画像選択 からアップロードしてください
KP:画像を自分のコマに適用したら、チャットの名前欄から自分のキャラクターの名前を選択して、発言してみてください
ジョン・テイラー(以下ジョン):「神の国へのインド王を渡してやる!」
立ち絵のアップロード
自分のキャラクターの立ち絵を用意すると、オンラインセッションをより楽しむことができます。もしも余裕があれば、様々な感情に対応した表情差分を用意して、他のプレイヤーやGMに発言意図がよく伝わるようにするといいでしょう。テキストセッションでは顔が見えない他、声のイントネーションから感情を読み取ることもできず、ニュアンスが伝わらないことがあります。こうした事態を避けるためには、立ち絵を複数組み合わせて利用するのは有効な手段といえます。
うっかり:キャラクター発言以外は名前直しておいた方がいい感じですか?
KP:そうですね、その辺も説明しておきましょう
テキセのロールプレイと「」の使い方
KP:では、テキストセッションにおける発言について説明しておきますね
うっかり:了解です
KP:まず、プレイヤー発言とキャラクター発言の使い分けには、「」を使います。
ミッチ・ウェスター:鉤括弧を付けない状態では、プレイヤー発言として扱います
ミッチ・ウェスター:「でも、こうやって書いたら、僕、ウェスターが話していることになる」
ジョン:「なるほど」
ミッチ・ウェスター:「発言したあとに、行動を付け加えることもできるんだ」と言って、ミッチはグラスを手に取ります
ミッチ・ウェスター:「便利なもんだろ?」
ジョン:「雰囲気は重要ですからね」とグラスを拭きながら答えます
ジョン:なかなか、キャラ作りというか、発言内容を考えるのは難しいですね
KP:そうですね、キャラクターの個性とセッション内の目的、どちらともに合致した発言を即座に作り出すのは、わりと難しい技術です
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KP:そういうわけで、僕はロールプレイを無理強いはしませんので、普通にプレイヤー発言で進行していただいてかまいませんので
テキストセッションにおけるロールプレイ
テキストセッションでは、入力時間という大きな壁が皆さんの前に立ちはだかります。発言と発言の間で待ち時間が発生し、ボイスセッションやオフセッションと比べれば多くの時間を消費してしまいます。それゆえ、発言を丁寧に吟味してロールプレイできる環境である一方、一番いいセリフを選んでいる時間は、他のプレイヤーにとっては退屈な待ち時間というストレスにもなっています。テキストセッションをする際には、この点に配慮することが重要です。
KP:あと、リプレイ動画ばかり見ていると忘れがちなことがあるんですが、困った時はKPになんでも気軽に相談するのが吉です
ジョン:ヒントというか、何を使えば情報が出るか等ですね
KP:だけではなく、「情報の整理が間に合っていない」「次に何をすればいいのかわからない」「いまの状況がよくわからない」どんなものだって書いていってください
KP:テキストセッションでは、発言を考えすぎて間が空くことがよくあります
KP:そういうときには
ミッチ・ウェスター:(ちょっと発言考え中だから待ってー)
kP:とか、そんなことでも書きましょう
レスター:ああ、それでいいんだ
KP:発言する必要がないと考えて沈黙しているのか、考え中で言葉が出ないのか、チャットだと判断がつかないのです
KP:プレイヤー発言の限りは、ゲーム内でのどんなペナルティにもなりません。臆せずぶつぶつと呟き、プレイヤー同士で相談しながら、最終的な結論をキャラクター発言として実行しましょう
ジョン:了解です
レスター:k
KP:それから、僕の卓ではイニシアチブ表にHP・MP・SANが登録されています
KP:これらの値を昇降させるのはプレイヤーにやってもらうようお願いしています
KP:値をクリックして上下矢印をクリックするか、数値入力で変更できます
イニシアチブ表の管理
誰が管理するのかという約束は共有しておくに越したことはありません。
カウンターリモコンを使ってKPが一括管理することも可能ですが、プレイヤーに分担してもらうと、キーパリングに集中しやすくなります。いずれの場合でも、自分の卓では誰が操作するのかを明確にしておきましょう。SAN値が二重に減らされるというような事故を防ぐことができます。
KP:セッション開始前にあとちょっとだけ、キャラクター設定を詰めておきましょう
ジョン:了解です、接点的なところとか決めますね
レスター:ああ、そこ詰めておいて損はないな
ジョン:違法酒場のマスターって設定だと、犯罪者やゴロツキでないと接点持ちにくいと思って
ジョン:昼間隠れ蓑で普通の喫茶店(やる気ない)もやってる感じにしようと思うんです
レスター:こっちは何でも誰でも運ぶタクシー的な感じにして(そちらに)合わせようかと思ってたけど、どうしようか? 仕事ついでに飲みに行くとかそんな感じの
ジョン:ああ、情報収集と仕事探しですね
レスター:溜まり場なら足求める人はいるだろうし、っていうのと、ギャングと関係っていうとそのくらいかな、っていうのがね
ジョン:ふむふむ、こちらはどこかに所属してしまうとペナルティ出るかと思って、この時代の思いつく勢力(ギャング、警察、有色人種)それぞれ情報と金で繋がろうと思ってます
レスター:こっちもできるだけ中立っていう感じのスタンスでいたくはある。故に誰でもなんでも運んでやるという…うん? これ、タクシー兼情報屋できるんじゃね?
KP:では、警察と地元ギャングに顔のきく違法酒場のマスター ジョン と
地元ギャングとビジネス界隈あるいは新聞・ラジオに鼻のきく運送業の レスター ってとこですかね
【さらに詳細を詰めていく3人。そして唐突なロールプレイが始まる】
ジョン:「レスター、ご注文は?」ニヤリ
レスター:「あー、エールで。カクテルはお前さんが作るなら遠慮しておくよ。あれは二度と飲みたくない」
ジョン:「あまりに美味くて気絶しましたからね」
レスター:「ああ、思わず白目剥いて天国に登るような味だったぜ」
ジョン:アwメwリwカwンw
レスター:BGMと画像が整うと入れるなぁ
KP:さて、準備はこんなところですかね!
レスター:ですかね
ジョン:いい感じですね!
KP:では、前振りが長くなりましたが、セッション開始です!!
レスター:k
ジョン:おー!
…こうして、ジャズミュージックを流しながらのセッションが幕を開けたのである。
< Preplay 1 | Part.0 | Scene 1 : Drink a toast to this "Wonderful World" >