【準備編1】TRPGの面白さを伝えよう!
国外に住んでいる僕でも、先日一度TRPGをプレイすることに成功しました。
当時僕が住んでいた学生寮で日本人学生を寄せ集めて、最もルールが簡単な「パラノイア」を、Paranoia-Oをベースにしてプレイしました。
僕が発起人で、経験者がいなかったので、僕がGM、もといUVになることは避けられません。初めてのプレイでわからないことばかり。果たしてうまくいくのでしょうか・・・
TRPGの面白さをみんなに伝える!
TRPGをやりたいと思った時、はじめにやらなければならなかったのは、その面白さを想定参加者達に伝えることでした。
偶然知り合った日本人学生たちと、寮の食事スペースで鍋を囲っていた時のことです。僕は勇気を出して口に出してみました。
「TRPGって知ってます?」
みなさん知りませんでした。ポカンとされました。それは想定していた反応の一つですから、こんなことで萎縮してしまってはなりません。
ここで、TRPGのどういったところが面白いと「あなたが考えているのか」を伝えましょう。
TRPGを知らない人とプレイすれば、自分はGMを務めることになりますから、こういうことを正確に伝える練習は必ず必要になります。自分がGMとして、皆さんにTRPGという世界の面白さと興味深さを雄弁に語って見せればいいのです!
そのときに僕が説明したのは、以下の内容でした。
- TRPGとは、RPGでコンピューターがやる処理を、人間がやる会話ゲーム。
- 人間が処理するので、行動は選択肢に縛られず完全に自由!
- 一人のGMが示した課題ストーリーを、複数のプレイヤーで解決していく。
- FFとドラクエがあるように、ルールや世界観は様々。
- 僕が好きなのは、ゆがんだシュールな世界のパラノイア!
- みんなにもわかりやすいのは、ファンタジー世界のソードワールド!
- 多くのゲームは協力ゲームだけど、パラノイアは足の引っ張り合いがある!
- お互いの素性がばれないように超能力と光線銃で殺し合うゲームなんだ!
- パラノイアなら簡単にプレイできるけど、他のやつだと準備も大変。
- どんな世界が好きなのか教えてもらえたら、合っているのを僕が探すよ!
- だから一緒に一度プレイしてみない?
相手の反応を見ながらこういうことを話して、あとは彼らの質問に答え続けました。
一人の学生がパラノイアに強い興味を抱いてくれたので、その場でコンピュータ様の完全に幸福な統治について話して笑いが取れるほど、盛り上がることができました。
もちろん、この時点で、僕はTRPG実現のためのあらゆる努力を行っています。次回はそうした影の努力について書こうと思います。