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【ソード・ワールド2.0リプレイ】ダインハイト奪還作戦【英雄志望と二つの剣4th season 1−2】

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前回のあらすじ
魔剣を手に入れて英雄と呼ばれるようになったアークは、かつてのダインハイト住民が総力を挙げて実行するダインハイト奪還作戦の遊撃隊として最も重要な仕事をこなすことになった。

<前回 |第1シーズン第2シーズン第3シーズン4−1
GM:さて、作戦について質問等なければ続きのシーンに
クキバミ:問題ない。やることは早くたたきのめすということじゃろう
アーク:魔剣で叩き斬る!
GM:では、もう1シーン。

フレデリック:「そのへんにしておけ、明日も戦闘なんだ、休まなければ」腕を組みながら出てきます
クキバミ:「おお、これはこれは」
アーク:「大丈夫だよ、フレッドこそ平気?」
フレデリック:「もちろんだ。帝都でサラーに仕込まれていたときの方がよほど疲れた」

サラー:「今日は素振り50本を10セット。1セットを10分以内ね!」
レイラ:ひぃ

フレデリック:「しかし今度はこんな大きな移動要塞の上でこんなものを振ることになるとはな」指揮用の飾りのついた腰のサーベルを叩きつつ
クキバミ:ウォーリーダ―習得してそう
フレデリック:実際サラーに軍学も叩き込まれてた
サラー:2日勉強させて1日死ぬまで鍛えてたの

レイラ:「いずれなじむようになるでしょう」少しほほえみつつ
アーク:「うん、頼りにしてるよ!」(突っ込むだけだし
カシウス:おい
フレデリック:「お前たちの頼みとあってはな。それに、これも私らしい道のような気もしてきた」
レイラ:「王道を歩んでください。お姉さまのためにもお父様のためにも」

フレデリック:「そうだアーク、技師がお前たちに合図を頼みたいと言っていたぞ」
アーク:とつげきー! って感じだけでいいの?
GM:いやそれが結構今回のシナリオの重要な要素です
フレデリック:「どうやら投石機の調子が戻ったらしくてな。撃っていいときには目標地点に何か合図を出して欲しいそうだ」
アーク:あそっち?
クキバミ:なるへそ
アーク:まあそうだよね、こういうのはやっぱ総大将のフレッドの役だよ! うん!

フレデリック:1戦闘中3回まで、精密射撃なしの威力70+固定値10、範囲攻撃の馬鹿でかい石が投げられます。射程50です
レイラ:クッキーの音出る奴とかどうですか?
クキバミ:あれ主動作なんじゃよねー

レイラ:じゃあ……アークさんが空に雷出すとか
クキバミ:魔剣を天に掲げて……
アーク:えっ、魔剣解放するたびに雷落ちるんじゃ……
レイラ:そうですね、剣を抜くたびに石がどこからともなく飛んでくる感じに……
GM:それだとアークの地点しかわからないから、そこから10m先くらいに投げる感じにしますか?
アーク:自分たちがまきこまれないならそれでいいんじゃない?

GM:では補助動作で、特に魔法とか道具でない限りはアークから10mに。主動作消費なら指示通りの場所に叩き込みます。ただし3回だけです

フレデリック:「わかった。ならこちらから合図を確認できれば、すぐに支援する」
コーラル:「派手な戦いになりそうだなー」
GM:冒険者行動終了時、最後に降ってきます
アーク:早い!
レイラ:いいね

フレデリック:魔剣の力と投石機とうまく組み合わせて頑張ってください
アーク:まあ使わないデメリットなさそうだし、バンバン使っていこう

フレデリック:「派手も派手だ。あの私を閉じ込めていた高い城壁を叩き壊すんだぞ。いつかそんなことがしたいと思っていたが、まさか内側からではなく外側から壊すことになるとはな!」
クキバミ:割と危ない発言
レイラ:個人的な恨みがありそうですねw
コーラル:「この坊主も、なかなか歪んでるなー。師匠が悪いんだな、きっとなー」
レイラ:「サラーさんはそんな人じゃ……ありませんよ」ごにょごにょ

アーク:「こっちも負けないくらい派手にいかないとね」
GM:というわけで、これでこの戦いの概要と戦略上重要な要素は全て伝わったかと思います
クキバミ:ばっちし!(使いこなせるとは言っていない

GM:最後の要素は、この戦いの要である戦象です。
GM:みなさんが最後の確認を済ませて外に出ると、跪いている象が陣のすぐ横におりますが
レイラ:いましたね、象

GM:この象、牙が片方折れているほか、戦いの古傷が数カ所残っているのがわかります。分類としては騎獣エレファントレベル7を採用していますが、設定としては、ダインハイト・フォールを生き延びたライダーギルドの象で、リンディンフォーデでは極めて貴重な1頭です
クキバミ:ほほう
GM:馬ならある程度の数はありますが、移動要塞を運ぶには部位2以上の大型騎獣が必要であり、この象は替えの効かない貴重極まる存在で、この戦いの弱点とも言えます
レイラ:名前決めよう
レイラ:ジョンかトンキーか花子ですね
GM:みんな死ぬんじゃないか、その象の名前……
クキバミ:ダンボが良いですね
アーク:ジャンボ
レイラ:合わせましょう
レイラ:ダャンボ花子
GM:めっちゃださくなっとるやないかw

GM:というわけで、やや頭部のHPや攻撃力が低くなっています。HPは48、攻撃力は5減って、命中力も減っています
クキバミ:この子も守らないとですね
GM:が、みなさんがちゃんと戦っていれば、こいつのところまで敵兵が通り抜けることはまずないと思うので、射撃にだけ気をつけてください。なお、特殊能力解放による射撃攻撃への回避力追加が有効になっています
コーラル:死亡フラグめっちゃたってるけどな
レイラ:ダャンボ花子、お前死ぬのか……

GM:みなさんのお仕事は、敵の長距離射撃攻撃を的確に素早く処理することという一点に尽きますね

GM:というわけで、挨拶する人には象は鼻で応じてくれます
クキバミ:かわいい 頭の上に乗っておこ(マーキング)
アーク:コーラルのおやつをあげよう
コーラル:こら! 俺のお菓子をやるくらいならクキバミを食わせろ!
レイラ:だきつきー
クキバミ:我は食べ物じゃない!
GM:大人気かよw

GM:では、みなさんは描かれなかった初日の戦闘の疲れを癒すべく睡眠をとり、何かパーティ内で会話しておきたいことがなければ翌朝を迎えることになります
レイラ:ワタシは特には
コーラル:じゃぁ、戦闘を遠目に見つつわくわくしてるかな
クキバミ:「我、この戦が終わったら結婚するんじゃ……(棒読み)」
レイラ:複雑な心境でダインハイトの方を見てましょうかね
アーク:ル=ロウド様に祈りをささげるくらいかな

GM:了解です、では、ダインハイト奪還作戦を開始しましょう


次回へつづく