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【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】わたしは死体04

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前回のあらすじ
 自宅で自分自身の死体を発見した茜は、この3週間に不審な行動をとっていたようだ。しかし当人にはその記憶もなく、行動記録の類もどうやら自分自身の手で抹消してしまったようだ。物理的な存在として茜を追い詰める死体を前に、いよいよ為す術はない。茜が切羽詰まった状況にあると推測している旧友の田村は、もう一度茜の家を訪ねることにした。


遅ればせながらの合流

KP:ではメモを浅く塗って、謎の住所とカルシウムについて電話で確認をし、なおも頭を抱えていた茜の家のベルが鳴るところからはじめましょう
田村:了解
KP:あ、僕のできることはないのでお二人でお好きに(おい)

狂気の扉を叩く

田村:「おーい、滋賀のボンドガールいるかー」
:だっさいwwww
田村:あぶり出しや

:扉越しに「ちょっと、なにいってんのよ」
田村:「開けろよボンドガール」
:「いま散らかってるからだめ」
田村:「いつもどおりじゃないか」
:「ちょっと今それどころじゃないから……!」

:ちょっと今死体転がってるから
田村:それもはやちょっとじゃないが

田村:「いろいろ回って話聞いてきた。お前なんか最近きな臭い奴らと会ってたらしいな」
:「ちょっと、何勝手なことしてんのよ! ……きな臭いってどんな……?」
田村:「おいおい、自分のしてたことも分からねえのか。それとも思い当たる節がありすぎるのか?」
:「……」
田村:「そろそろいいじゃんないか、もう手詰まりなんだろ? それとも俺が信用できないか?」

:正直これ放っておいても嗅ぎまわるやろうし、そろそろ開けようかな
KP:ついに閉ざされた扉が開かれる

はじまりは死体

:「……私にもどういう事かわからないんだけど」チェーン外して扉開けます
田村:「まあ、中ではなそうや」
:「驚かないでね」といいつつ扉を開けます
田村:「秘密は聞かれたくないんだろ? ボンドガール」

:そうね、せっかくだしSANチェックしましょう
田村:いや、それはちがう。お前はおかしい
:いやいやいや、死体を見ないと物事の本質は見えないから
田村:それっぽいこと言うな

:というわけで
田村:全部見せなくていいじゃん。ね、落ち着いて……わかるじゃん?
:無言で死体の隠し場所まで引っ張て行って
KP:そで引っ張られる萌えるやつ
:かわいい
田村:目的がかわいくないから!

:布団剥がして死体を出して、手で はい って示して

:「私、死んじゃったみたい」

KP:いい、素晴らしい
田村:ふざけ散らせ

KP:そこには茜の姿をした死体があります。当然、正気度判定を行います。減少量は1/1D6

田村:正気度判定(55) 1D100→34 成功
田村:正気度減少 1 (残り正気度54)

田村:「おいおい、SF映画じゃないんだぜ。こんなことあってたまるか」


死体と生活する

KP:では、その日は情報共有をこのまま行ったことにして、1日目の夜としましょう
田村:はーい

味のある正気度判定

KP:あ、そういえば、今日ここで寝ます? ここで寝たら「死体と生活する 0/1」っていう正気度判定がありますよ!
田村:寝るわけなくね
:私と一緒に逝こう
田村:リアルでいかれるのやめろ
田村:体格差で田村家に無理やり連れて行きます
:えー

KP:茜さんそれでいいですか? 死体を放置するの不安じゃありません?
:煽るなあ
田村:なにこいつ、敵やん

火炎瓶女子は不安に抗いたい

KP:茜の心の問題なんだったらPOWで判定してみるのはいいかもしれませんね
:じゃあ死体を隠し通せそうな安心感を得てるかどうか、POWで判定してみる
:POW×5(45) 1D100→54 失敗
KP:では、死体を放置してここを離れたくはないと考えることでしょう

:あっはっは、やっぱり死体が気になる
田村:じゃあ無理やりやるしかないな
KP:それを無理やり連れていくんだったら、STR対抗になりますかね。あるいは〈説得〉か〈精神分析〉
田村:まじかこの女、そしてKP

ヤンキードラマーは茜を連れ去りたい

田村:じゃあ説得してみっか
田村:説得(15) 1D100→68 失敗
KP:はい、では、茜の不安を慮って、その強情に折れることにしましょう
田村:なにしてんねんおまえ
KP:今日は死体と一緒に川の字です

田村:いやいや、まてや
KP:まさか
田村:俺はやるぞ、STR対抗

:拉致だ!
KP:では拉致判定どうぞ
田村:楽しんでんな君らw

田村:STR対抗(55) 1D100→99 失敗
:wwwwww
KP:はい、完璧な失敗
田村:はい

死体と川の字で眠る

KP:では、1日目の最後に、死体のある部屋で眠る正気度判定を実施しましょう
田村:えー、おうちにかえりてー
:あきらめてSANチェックするのだ
田村:SANチェックします
KP:減少量は0/1なのでまぁ気にしなくていいですよ
:わたしなんてもう39なんだよ!

:正気度判定(39) 1D100→80 失敗
:正気度減少 1 (残り正気度38)
田村:正気度判定(54) 1D100→73 失敗
田村:正気度減少 1 (残り正気度53)

KP:茜大丈夫かなこれ
田村:自業自得やろボンドガール
:いやーさわやかな目覚めになりそうだ
田村:フレッシュな死臭
:ファブリーズしなきゃ
田村:1970年代にはそんなものない

KP:というわけで、これで事実上、オープニングが終わった感じですかね
KP:本来のオープニングよりも獲得した情報がちょっと多いのでまぁ順調な探索です
田村:順調なのうけるなw


調査ノート

● 茜の自室には自分の死体があった。露見するまで7日間の猶予がある。
  →でも重要なものだから見守れるように一緒に寝泊まりすることにした
● 茜は3週間ほど前に仕事をしばらく休み、その後一時的に復帰したがなおも青ざめていた。
● 記憶が抜け落ちている1ヶ月の間に行くつかの行動をしている。
  →茜は2人の男女と喫茶『ベルリン』に足を運んでいた。
  →リン酸カルシウムを大量に購入している
  →“本”を川上という見知らぬ人物に発送している
  →自分でその間の行動記録類を処理している


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hitoritabi.booth.pm


次回へつづく