【ソード・ワールド2.0リプレイ】魔剣クラウ・ソラス【英雄志望と二つの剣3rd season ５−８】

前回のあらすじ
魔剣の迷宮と思われる遺跡に入り、先を進むフレデリックたちを追う冒険者たち。炎の試練と水の試練をなんとか克服し、つづく土属性の試練に挑む。

＜前回　｜第１シーズン｜第２シーズン｜レイラ個別｜３−１｜３−２｜３−３｜３−４｜３−５｜

GM：では、緑色の扉を開きましょう。中は一見して真っ暗に思われますが、しばらくすると、そこが岩で囲まれた洞窟のような場所だとわかるでしょう。というのも、その空間の中央にある大きな水晶から、おぼろげな光が発されているからです
アーク：なるほど、今度は岩の中か……

GM：というわけで、半径２０m、高さ４mほどの岩屋です。中央にいかにも固そうな岩があり、その中から光が発されています。いつもと違って例の結晶の場所はわかりませんが、どう考えてもその岩の中で光っているのがそれでしょう
レイラ：潰されるんですかね？
コーラル：いや……壊せってことか？
アーク：うちにはゴリラがいるんだぞ！

GM：最もシンプルな解決手段は、この岩を打ち砕くことです
コーラル：人間は脳筋だと言われているようだ
アーク：なるほど……確かに！

コーラル：とりあえず、近づいて様子見だな
GM：近づいても何も起こりません
コーラル：いちおう調べてみようと思うが、調べられる？
GM：了解です。調べようという意志を持てば……
クキバミ：石だけに
GM：スベったみたいにするのやめてくださいw

GM：例の光る結晶を包んでいる半透明の鉱石は、それ自体が魔力を帯びていることがわかります
コーラル：よし。じゃぁ、調べます（斧構え
GM：調査（物理）しますか？　ならダメージ出してください
コーラル：命中判定は？
GM：必要ありません

アーク：一撃で大ダメージかな？　蓄積ってことはないだろうし
コーラル：全☆力☆攻☆撃
コーラル：威力33(C11)+15 →(2,2)→ 4+15 → 19
GM：岩に4のダメージ！（累計4点）
コーラル：かってぇ！　アタイの固定値分弾いてきやがった
アーク：硬い……
レイラ：うーん……

GM：激しい音がして火花が散り、かけらが散らばり
アーク：ダメージ蓄積かな？
レイラ：ひたすら叩いてもいけそうですね
コーラル：だな。殴って壊せそうってのはわかった。あとは、マジックアイテム的見地で調べて……
GM：そのかけらが浮かんだかと思うと、中央の岩の周りを大きく回転し
アーク：うん？
コーラル：クッキー、頼……む？

GM：みなさんめがけて飛んできます
GM：対象ランダムです
アーク：ふぁ！？
レイラ：わぁっ！？
コーラル：ひぎゃぁっ！？
クキバミ：ちがうひとに……ちがうひとに……！

GM：choice[アーク,カシウス,レイラ,クキバミ,コーラル] → カシウス
GM：やっぱりカシウスw
コーラル：かしうーす！？
アーク：サスカシ
カシウス：なんでこういうのはいつも俺なんだ！！
GM：吸引力の変わらないただ一つのカシウス

GM：カシウスは回避判定が可能です
カシウス：回避判定　2d6+9 → (4,3)+9 → 16
GM：命中です
アーク：命中高い！！
GM：ダメージ　2d6+10 → (5,3)+10 → 18
カシウス：防護点３点　15点物理ダメージ（残りHP20）
GM：あまりに突然のことで反応できず、カシウスは左側頭部に石が直撃します
カシウス：「がっ！？」あまりの衝撃に倒れる
アーク：ダメージも高い！！
コーラル：なるほど、これはそこそこあるな
カシウス：俺を実験台みたいに扱う習慣やめろw

カシウス：「いっつ！！！　なんで俺に！？」
コーラル：「おぉぅ！？　ごめんっ！」
レイラ：「いえ！　いまのは飛ばしたっていうより、飛んできましたよ！？」
GM：直撃した石は魔力を失って落下します
コーラル：１回攻撃したら１回飛んでくるのか
アーク：とりあえずクキバミとカシウスには部屋から出てもらわないと
クキバミ：そうしたら飛んでこないのか？
GM：はい、部屋の中にいる人から抽選です
コーラル：最悪、誰か一人が全部引き受けるしかないな

アーク：「カシウス大丈夫！？」とりあえず回復してあげる
アーク：マルチアクション宣言！
カシウス：アーク！　回復するのに盾で殴る必要はないんだぞ！！
アーク：キュアウーンズ行使　2d6+7 → (3,3)+7 → 13（残りMP22）
アーク：威力10(C13)+7 →(6,2)→ 4+7 → 11（カシウス残りHP31）
アーク：バゴーン！　トドメダー！
カシウス：だからそれいらな……怪我が治った！

カシウス：「しかしなんだこの岩……悪いな、アーク」
コーラル：「例にもれずトラップか」どんなもんか調べてくれクッキー
クキバミ：どれどれ、見てみるか
GM：では、クキバミは構造解析判定しましょう
クキバミ：2d6+10 → (5,6)+10 → 21
クキバミ：いぇいいぇい
アーク：クッキーよくやった！
レイラ：なんだこの高い解析値は

クキバミ：こんこんたたいたり、破片をナイフで削ったり、マナを通したり色々調べるぞ
GM：ではクキバミはこの岩が通常の岩と異なり、刃物によって傷つけやすいこと、層状の脆い構造をしていることなどから、斬撃武器によるクリティカルが可能な状態にあると判断することができます
クキバミ：なるへそ！
コーラル：ほうほう……あー
アーク：運命変転で強制クリティカルの一撃か

クキバミ：「どうやら剣の当たりどころ次第では大きく割れそうだな」
コーラル：「大きくってどれくらいだ？」
クキバミ：「さあな。中まではわからん。どれくらい叩けば割れるかは未知数だ」
レイラ：ふむ……問題はHPですね
アーク：100とかあったらさすがに辛いな……
コーラル：なんにせよ、アーク以外は部屋から出るか。疲れたら交代してやるからな
クキバミ：脱兎の如し
カシウス：あとは任せた
レイラ：「気をつけてくださいね」ドアの後ろから
アーク：……なんだろ、カシウスの気持ちが今理解できた

アーク：でもやることは一つ！　盾構えて魔力撃スラッシュ！
GM：ダメージどうぞ
アーク：威力31(C10)+21 →(4,2)→ 6+21 → 27
GM：岩に12のダメージ！（累計16点）
アーク：クリティカルしないな
コーラル：だがいいダメージだ
GM：では、がつんとアークが一撃を打ち込むと、再び魔力を帯びた岩のかけらが飛び上がります
GM：回避判定どうぞ
アーク：2d6+9-1 → (4,4)+9-1 → 16
GM：命中します
GM：ダメージ　2d6+10 → (1,2)+10 → 13
アーク：防護点12 １点物理ダメージ（残りHP63）
アーク：よし
クキバミ：お主もお主でかったいのぅw

アーク：きちんと動きを見切って盾ではじき返すよ！
コーラル：うむ。やっぱりアークが適任だったな
GM：飛ぶ岩のことを知っていたアークは盾を構えてこれを撃ち落とします。岩のかけらは魔力を失って落下します

アーク：よし、もう一度だ！
GM：ダメージどうぞ
アーク：威力31(C10)+21 →(1,4)→ 5+21 → 26
GM：今回は変転すれば(6,3)+1でクリティカルですが、どうしますか？
アーク：うーん、まだいいやこのままいけば耐えられるだろうし
GM：では、岩に11のダメージ！（累計27点）

GM：もう一度回避判定をどうぞ
アーク：2d6+9-1 → (3,6)+9-1 → 17
GM：ダメージ　2d6+10 → (1,4)+10 → 15
アーク：防護点12 ３点物理ダメージ（残りHP60）
アーク：同じように盾ではじくけど、今度は体勢が整わなくて掠るよ

アーク：でもまだまだ！　さらに魔力撃だ！
コーラル：これ、修行っぽいな。殴れば自動反撃してくる
GM：ダメージどうぞ
アーク：威力31(C10)+21 →(4,2)→ 6+21 → 27
GM：今度は変転でもクリティカルは不可ですね
GM：岩に12のダメージ！（累計39点）
アーク：まだかな、相手のHPがわかんないの怖いな
GM：もう一度火花が散って、さらに岩が襲い掛かります。回避判定どうぞ
アーク：2d6+9-1 → (6,4)+9-1 → 18
GM：回避です
アーク：やった！
GM：岩は魔力を失わずにもう一度回転します

レイラ：「なんだかいつも穴ほってますね、アークさん」＜扉の外で
クキバミ：「肉体労働する英雄なんて売れんぞ。マネージャーとしてはちゃんとした姿を世に見せないとな……」
レイラ：「庶民的なのもそれはそれでいいんじゃないですか？」
クキバミ：「うーむ……島でも開拓させるか？」
レイラ：「……島が真っ平らになりそうですねそれ」
カシウス：「いやそもそもそう言う問題じゃないだろ」

アーク：んじゃもう一回！
アーク：威力31(C10)+21 →(2,6)→ 8+21 → 29
GM：岩に14のダメージ！（累計53点）
GM：がつん！
アーク：いちおう50超えたけど、まだ壊れない？
GM：かなり深く岩を削ったようですが、まだ岩は壊れません

GM：さらにもう一つのかけらが舞い上がって、先ほどアークがかわした岩と連携するように攻撃してきます
アーク：そういうことか！
GM：なんか資料に命中＋１、ダメージ＋５って書いてあるのでそれで
アーク：待って！　２回判定しよ！
GM：たぶん判定回数増えるの嫌ったんだと思いますし、それが妥当だと思うので１回で！
アーク：ひどい！！

GM：というわけで回避判定どうぞ
アーク：2d6+9-1 → (2,2)+9-1 → 12
GM：命中ですね
GM：ダメージ　2d6+15 → (4,1)+15 → 20
アーク：防護点12 ８点物理ダメージ（残りHP52）
アーク：さすがに２方向からくる攻撃は予想してなかったし、さばききれずにいいダメージ食らうよ！
カシウス：「アーク！　大丈夫か！？」
アーク：「このくらい平気だよ！」

アーク：でも、このままいけば岩のほうが先に壊れると思うんだよね
GM：まさかの岩との持久戦
アーク：威力31(C10)+21 →(6,1)→ 7+21 → 28
GM：さっきから変転してもクリティカルしないダイスばっかり出すなw
GM：岩に13のダメージ！（累計66点）
GM：メキッとひどい音がして岩が真っ二つに割れますが、なおもかけらは飛んできます
アーク：2d6+9-1 → (5,3)+9-1 → 16
GM：ダメージ　2d6+10 → (1,3)+10 → 14
アーク：防護点12 ２点物理ダメージ（残りHP50）
アーク：やったか！？
GM：岩が砕けた時に発生した細かいかけらがアークの体にいくつかの傷をつけますが、ついに岩石は割れて、その中央に緑の水晶が輝いており、それを手に取ることができそうです
アーク：ふーっ、終わった！　持っていくよ

GM：お疲れ様です、土属性の試練、クリアです。なお変転クリティカルで確１でした
クキバミ：アイエェ
アーク：なるほど
レイラ：じゃあ削り切ったんですね……逆にすごい
アーク：赤毛族だからね！　宝石掲げてみんなに手を振るよ

カシウス：「……人間だからうまくいった……わけじゃない気がするんだが」
レイラ：「穴掘り職人のなせる技……でしょうか？」
コーラル：「ZZzzzz」

GM：では、アークが帰ってきて扉から出ると、再び扉は圧壊してしまいます。この現象、言い忘れていましたがお忘れ物のないようにお気をつけくださいね
コーラル：アトラクションかな？
GM：さて、残された扉は風属性の扉だけですね
コーラル：リルドラケンか……
アーク：クッキーのジャンプブーツで届くといいけど

次回へつづく