【ソード・ワールド2.0リプレイ】フリップ!フロップ!【英雄志望と二つの剣2nd season 5-10】
<前回 |第1シーズン|2nd−1|カシウス過去編|2nd−2|2nd-3|2nd-4|2nd-5|
前回のあらすじ
地下水路に関わる二つの依頼を無事に終えた冒険者たち。地下水路に関わる噂を検証するというゾロの依頼を実行するため、地下水路の探索を始める。
GM:では、戦利品と回復の処理をしましょう。スケルトンガーディアンのみですね
戦利品
カシウス:2d6+1 → (6,3)+1 → 10
→魔力を帯びた骨 250G
回復処理
コーラルは 自身 に救命草を使用→HP+11
コーラルはクキバミに魔香草を使用→MP+12(2回合計)
コーラルはカシウスに魔香草を使用→MP+6
コーラルはレイラ に魔香草を使用→MP+6
コーラル:「にしても、アタイの獲物取りやがって、アークやりやがるなぁ」頭ぐりぐり
アーク:「僕も強くなってきた?」
カシウス:「お前は前から強いだろ」
アーク:「そうなの?」
クキバミ:「のうアーク、お主いままでより神からの力が満ちておるのではないか?」
アーク:「そうかな……あんまりちゃんと祈ったりしてないんだけど……魔法の力も成長しそう?」
クキバミ:「神は気まぐれなものと聞く。力を与えてもらっているなら、信仰で礼を返さねばバチがあたるぞ」
アーク:「あ! 今日お祈りしてなかった!」ラック行使します
GM:どうぞー
アーク:ラック行使→成功
クキバミ:「……ふむ。アーク、我も協力するぞ。魔力の使い方なら教えられるでな」
アーク:「ありがとう! 剣を振ってたら魔法使えなかったりするから困ってたんだよ」
カシウス:「あと盾使わないと使えない魔法があったりな」ぼそり
アーク:「あれはそういう魔法だよ?」
カシウス:「そんな魔法はない」
レイラ:ちょっと遠巻きにその様子を見ています
コーラル:魔香草の煙吸いながら、レイラの様子は見ておくぜ
GM:さて、それでは一息ついたところで、水路の秘密を解き明かしましょう
GM:広大なマップを作っても良かったかもしれませんが、今回は手短に判定で処理します!
水路調査の判定
ステップ1 探索判定11 :水流操作スイッチの捜索(残り1つ)
ステップ2 地図製作判定11:水流の流路の調査と水門位置の把握
ステップ3 構造解析判定11:スイッチ操作の順番の考察
コーラル:ふむ……
カシウス:「それで、北へ抜ける道っていうのはありそうなのか?」
クキバミ:「水路の地図を見る限りなさそうだが……」
レイラ:「入り組んでますからね、平原を歩くのとはわけが違いそうです」
アーク:「もう一回探してみる?」
クキバミ:「……水門を使えば道が開けるかもしれん」
コーラル:「くわぁぁぁ」あくび
レイラ:「水門、ですか?」
クキバミ:「左様。そのためにもまずは水門を操作する魔動機を探した方がよさそうじゃな」
アーク:「もう一回探してみる?」
クキバミ:「そうなるかの」コーラルの頭に登ろ
GM:では、探索判定11を行いましょう
探索判定 目標値11
→カシウスのみ成功
カシウス:「おい、こんなとこにスイッチなんてあったか?」
レイラ:「え? ほんとだ、見落としてたのかもしれませんね」
クキバミ:「さすがじゃな、早速押してみよ。どこが動くか調べようではないか」
レイラ:では私が押しますね
GM:誰かスイッチ操作後の水流に巻き込まれてもいいんやで(生き残れるとは言っていない)
アーク:第1シーズンのアークならやってた
カシウス:やめろ
GM:スイッチを操作すると、水門が開いてもともと通路だった部分に水が流れ始めました
カシウス:「スイッチがある場所の通路に水が流れるわけか」
アーク:「もう一回押していい?」
カシウス:「待て」
クキバミ:「地図に照らして考えてみるとするか。水門の場所と水の流れがわかれば、あとは考えるだけでよいからな」
GM:では、地図製作判定11を行なってください
地図製作判定 目標値11
→クキバミのみ成功
コーラル:アタイはこういうのは苦手だからなー そろそろ眠っちまいそうだぜ
クキバミ:我が首をひねってまっすぐ歩かせるから安心せよ
レイラ:そういう問題なんですか……?
GM:では、水門の位置とスイッチの位置を地図に書き込み、そこに水流を書き込んで、それぞれの水門が起動したときどのような状態になるのかがわかりました。あとは北へ繋がる道を見出す必要がありますね
クキバミ:「ふむ……またずいぶん面倒な作りになったもんじゃ」
カシウス:「……北に抜けられそうな道が作れるか?」
クキバミ:「なんじゃ、お主も考えよ」
カシウス:「いや、俺はこういうのは苦手で……」
コーラル:Zzz
アーク:「もう一回押していい?」
カシウス:「……」
クキバミ:「……」
レイラ:「……それで、次はどれを押せばいいんですか?」
クキバミ:「少し待て、今考える」
GM:では、最後に構造解析判定11に挑戦してみてください
構造解析判定 目標値11
→クキバミのみ成功
GM:では、クキバミはスイッチを特定の順番で操作すれば、中央の大きな水溜めの水を抜くことができることに気づきます。そこの水を抜くことができれば、今までよりいくらか北に進むことができそうです
クキバミ:「これをこうして……こうなれば……」
コーラル:Zzz
レイラ:(こんなうるさいところでよく眠れますね)呆れつつ
カシウス:「……よし、さっぱりわからないな!」
アーク:「全部押そう!」
クキバミ:「ふむ。これは決まった順にスイッチを起動せねばならんようじゃな」
カシウス:「わかったのか?」
クキバミ:「まだじゃな。じゃが少しでも北に進むことはできそうじゃ」
カシウス:「まぁそれだけでもマシかもな。よし、アーク、コーラル、行くぞ」
アーク:「押していいの?」うずうず
カシウス:「クキバミがいいって言ったときだけだ。それに操作はレイラにやってもらうぞ」
GM:では、順番にスイッチ操作していきましょう。しかし、クキバミ以外はなぜそこから順に押していけばいいのかはさっぱりわからない状態です
レイラ:「これでいいんですか?」ひとつめ操作
GM:レイラがスイッチを起動すると、すぐ横の窪んだ部分に鉄砲水のごとく水流が押し寄せます
カシウス:「うおっ、な、なんだ!?」
アーク:「わー! すごいね!」
カシウス:「水が! 水がこんなに! ちょっ、おい! 何やってんだ!?」
コーラル:「何の音だ?」水の音で起きる
クキバミ:「まぁ見とれ見とれ、はっはっは!」
レイラ:「水門を動かして道を開くらしいです。私もよくわかりません」
コーラル:「そうなのか?」頭の上に
クキバミ:「まぁ見とれ」
カシウス:「こっちまでは来ないのか? これ、大丈夫なのか!?」
レイラ:「カシウスさん流されないでくださいよ!」
カシウス:「わかってるよ! っていうかみんなももうちょっとこっちまで下がった方がいいって!」
コーラル:「おー、こりゃすごいなぁ。太陽の下だったら波乗りの一つもしたいもんだぜ」
レイラ:「どこまで流されるかわかりませんよ?」
コーラル:「へっ、だいたい水なんてそんなもんさ。アタイは海賊、海の女だからな!」
クキバミ:「実は我はまだ海を見たことがなくてのぅ。しょっぱいんじゃろ?」
アーク:「……海か」
レイラ:「私たちは以前に一度、海まで仕事で訪れたことがあります」
アーク:「海の水はね、ほんとにしょっぱいんだよ」
カシウス:「海に着くなり服脱いで飛び込みやがって……」
アーク:懐かしい
カシウス:1-1か……
レイラ:あれを遊んだのはいつ頃ですか?
カシウス:ちょうど一年前くらいみたいだ
アーク:懐かしい……
アーク:「……フレッドともおんなじ話したなぁ」
カシウス:「してたな」ノイとサラーはどうしてるんだろ
アーク:「……」
クキバミ:「でも、海賊の料理なんか豆を塩で煮込んだだけじゃろ」
コーラル:「何言ってんだ。肉もあるし、野菜も果物もあるぜ? アタイはラム肉をラム酒で煮込んだやつが好きだな」
クキバミ:「……ウサギ肉は食べてないじゃろうな?」
コーラル:「え?」
クキバミ:「食べてないじゃろうな?」
コーラル:「……」
コーラル:クキバミを頭から持ち上げてそっと床に降ろし
コーラル:「さ! さっさと道を見つけて報酬もらいに帰ろうぜ!」
カシウス:「ああそうだな」
クキバミ:「おい! なんじゃ今の間は!」プンスカポン
コーラル:「早く来ないと置いてくぜーっ!」すたこらさっさ
クキバミ:「おい! こら! 海賊!」猛追
レイラ:「はぁ……」ため息をついてついていきます
アーク:「あ、置いてかないで!」フレッドのこと思い出してたからちょっと遅れちゃったかも