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【ソード・ワールド2.0リプレイ】フリップ!フロップ!【英雄志望と二つの剣2nd season 5-5】

<前回 第1シーズン2nd−1カシウス過去編2nd−22nd-32nd-42nd-5

 

前回のあらすじ

地下水路の依頼に関わる情報を揃えた探索者たちは、早速地下水路へと侵入した。水音が轟々と鳴り響く地下水路で待っているのは、いったいどんな(地味な)冒険なのか!?

 

レイラ:階段を下りながら、水路が北に繋がっているか尋ねてみていいですか?

GM:ええもちろん

 

配管工M:「あいつも言ってたけど、水路全体は複雑でよくわからないんだ」

GM:大きな螺旋状の石造りの階段を、ランタンのあかりを頼りに下りながら、配管工はそう口にします

配管工M:「実はここで起動している大きな魔動機も原理はよくわかっていなくて、水の流れを変えるものみたいなんだけど、どこをどう変えたらどこで問題が起こるかわからないだろ?」

レイラ:「水の流れは北から南に流れてるんですよね?」

配管工M:「それは間違いないよ。ただ、それがどこまで繋がってるのかとか、そもそも水が流れているだけで人が歩ける道があるのかとか、そういうのは……」地図を取り出します

配管工M:「この地図の範囲でしかわかってないんだ。もっと調査が進めば技術も進むかもしれないんだけど、どうにも複雑でねぇ……」

カシウス:地図はクキバミに預けておくか

クキバミ:「将来ここの秘密も解明したいものじゃ」

 

GM:先ほどまで鳴っていたポンプの音が遠ざかると、今度は激しく水の流れる滝のような音が聞こえます。地下水路の鉄格子の扉が姿を現し、配管工は鍵を開けて鉄格子を開きます

配管工M:「ここから先は気をつけてくださいね。足を滑らせて水に落ちたら、流されて溺れちゃって、果てはアンデッドですよ」

カシウス:「そんなに水の勢いがすごいのか……」

レイラ:「勢い余って落ちないでくださいよ」

クキバミ:「滑るでないぞ、ニタマゴよ」

配管工M:「春から夏は雪解け水で水量がますんですよ!」大声

GM:ここから、全員大声じゃないと声が通りません

アーク:うわぁ

配管工M:「それじゃあお気をつけて! やーー、今日も水音がうるさい!!」

GM:そう言うと、配管工は階段を登っていきます

 

コーラル:さて、クキバミ、なにかサーチ系魔法はないか?

クキバミ:マナサーチくらいだな

レイラ:魔法生物は見つけられるんですか?

クキバミ:わかると思うぞ

GM:はい、魔法生物もかかります

コーラル:これでシングの奇襲は防げるな

カシウス:それだけでもマシか

アーク:松明は僕がつけておくよ

レイラ:あ、私もつけておきます

 

GM:すでにシングの目撃場所で地図製作判定に成功しているので、シングの居場所も地図上で把握することができます。アンデッドと害虫どちらの方向に進むかを宣言していただければ進行します

レイラ:ブレードテーピングしちゃってるので、虫の方からでいいですか?

アーク:そうだね

GM:では、北ルートから処理していきましょう

 

北ルート

GM:まずしばらく進んだところで探索判定を実施します。目標値は11です。全員どうぞ

 

探索判定 →   全員失敗

 

GM:では、暗く湿った地下水路の中で滑らないように歩いて進みます

GM:しばらく進むと、マップの領域外に出ますが、どうやらあの場所までは配管工たちが進むことはないようです

クキバミ:「ここから先は未開拓エリアじゃ、注意すべし」

カシウス:「水場で注意しないわけないだろ」

GM:先頭はカシウスですかね?

クキバミ:カシウスじゃな

カシウス:なっ ゲスうさぎ!

GM:ではカシウスは危険感知判定をお願いします。目標は12です

カシウス:危険感知判定 2d6+5 → (2,5)+5 → 12 成功

アーク:最近カシウスの調子がいい

コーラル:貴様カシウスではないな?

カシウス:ダイスに成功したら偽物と疑われる系男子

 

GM:ではカシウスはクキバミの指示通りに進んでいると、次に踏み出そうとした足元の様子が明らかに違っていることに気がつきます

カシウス:「待った」みんなを静止します

GM:どうやらそこは水の流れが変わったときに水が流れる場所であり、足元が水で濡れているほかいくらか藻が残っていて、やたらと滑りやすくなっていることに気がつきます

GM:といって、そうとわかっていれば、気をつけて進めば判定をするまでもありません

 

カシウス:「『水の流れが変わる』っていうのは本当みたいだな、ここだけ足場が濡れて滑りやすいみたいだ」

コーラル:ここでマナサーチしておくか

クキバミ:あいよ

クキバミ:行使判定 2d6 → (2,6) → 8 成功

GM:では、方々にたくさんの魔力反応があります。この水路自体が魔動機とはよく言ったものです

アーク:そんな気がした

クキバミ:あかーん

コーラル:何か動くものは?

GM:この地点では特にありません

コーラル:なら問題ないな

アーク:カシウス頼みか……不安

カシウス:任せてくれ

クキバミ:我は危険感知判定だけは得意だが

GM:ですが残念、もう一度探索判定です。目標値は11のものと13のものがありますが同時にどうぞ

 

探索判定 →コーラル11成功 カシウス13成功

 

カシウス:俺がスカウトだ!!

アーク:やっぱり最近カシウスのダイス運が……

 

GM:では、コーラルは石の壁の中にガラス質の小さな窓があり、その中に複雑に魔動機が組み込まれている謎の構造物を発見します。

GM:さらにカシウスだけは、くらい石の床の中に、地上で見たのと同じ酸性の何かが周囲を溶かしながら動いた痕を発見します

コーラル:んーなんじゃこりゃ?

GM:調べるなら構造解析判定が必要です

コーラル:構造解析判定 2d6 → (6,6) → 自動成功

GM:まさか自分でわかってしまうとは

コーラル:あたいコレ知ってた

 

GM:MP2点投入で水門を動かすための操作パネルのようです。なぜ水路の真っ只中にこんなものがあるのかはわかりませんが、暗視能力を持つコーラルにはそのパネルを操作したら動くのだろう水門も遠くにわずかに見えています

コーラル:ふーん 動かしてみたいが、まぁ今はやめとこう。MPも温存したいし

 

カシウス:「さて、だんだん敵に近づいてきたみたいだ。こいつを見ろ」

クキバミ:「やつの動いた痕じゃな」

GM:では、足跡追跡判定です。わかりやすいので目標は9です

カシウス:足跡追跡判定 2d6+5 → (4,1)+5 → 10 成功

GM:カシウスでも簡単に終えるくらいのわかりやすい移動痕です。追えばターゲットに遭遇できるでしょう

レイラ:いって早速仕留めますか

アーク:そうだね、早く敵を倒してから、水門の方に取り掛かるのがいいかも

GM:了解です。では追いましょう

 

GM:さて、カシウスが松明をかざしながら足跡を追います。皆さんはその後ろを静かについていくわけですが、その先で皆さんが目にするのは、次の光景です。

GM:相変わらずけたたましい水音の中、ようやく光が届いた壁には、2匹の巨大な虫がいます

アーク:……へぁ?

カシウス:どういうことだ……?

レイラ:二匹……片方が擬態?

コーラル:それだ。クキバミ、マナサーチ!

クキバミ:了解じゃ

 

クキバミ:行使判定 2d6 → (6,4) → 10 成功

 

GM:では、マナサーチに反応する個体は片方しかありません

クキバミ:「……片方しか反応がないのう」

アーク:……つまり片方は本物の虫

GM:なお容姿ですが

カシウス:聞きたくない気がする

GM:二つの触覚をふよふよ動かしている、平らな楕円形の多脚生物で、色は濃い茶色。サイズは人間大よりやや大きい程度です

アーク:うわぁ

クキバミ:うへぇ

コーラル:……ま、まぁ殴るだけだ!

GM:では、みなさんが戦闘姿勢をとったことで、相手も警戒感をあらわにして行動を開始します

 

 

次回へつづく