【ソード・ワールド2.0リプレイ】幕間雑談【英雄志望と二つの剣2nd season 5-0】
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ここまでのあらすじ
冒険が始まった街、ダインハイト要塞はその事実上の指導者ノイルの裏切りによって陥落した。難民を守りながら街を逃れた冒険者たちは、帝国領アイラットで復興支援をしながら冒険者業を再開しつつあった。しかしダインハイト脱出時に公王の息子フレデリックに託された魔剣に関わる首飾りを巡って、政治的混乱の渦中に巻き込まれてしまう。帝国の政治が乱れていることを感じ取った前線指揮官のラトヴィックは、秘密裏に冒険者たちを自治区ムートランドに送り出した。それぞれの問題を抱えながら、冒険者たちは魔動機都市ムートランドの冒険者の宿「追憶の魔動鐘亭」、通称リンガベルに身を寄せる。そこは冒険者の一人、クキバミにとって馴染み深い場所でもあった……。
GM:というわけで幕間です。みなさんは帝国のお尋ね者です。どんどんひどい立場に追い込まれていますが、いかがお過ごしでしょうか?
レイラ:死にかけたと思ったら、社会的に死にそうですね
カシウス:ははは……
GM:一応このあたりまではみなさんのキャラクターが決まったときに作った指針からそう離れてはいないんですが、だんだん僕の手から物語が離れてきた感があります
コーラル:第1シーズンに比べればこっちで色々やれたからな
GM:ちなみに、本来はこの事件は2−5で起こる予定でした
レイラ:1回早くなってるじゃないですか
GM:2−3で僕が魔神の難易度調整ミスったからってのもありますが、メンバー交代とかキャラクターの心理的動きとか、いろんなものが重なってこうなっちゃった感じですね
クキバミ:次回は我の故郷ぞ
GM:本来は第2シーズンなんですが、次回はちょっとシーズン2.5みたいな扱いにしようと思います。みなさん息抜きです。物語的進行としては、第3シーズンへのつなぎになります
アーク:シーズンが変わるから経験値が50点増える!
GM:増えません
アーク:ちぇっ
成長報告
GM:というわけで、恒例の成長報告タイムに入ります。経過時間は2週間です。久々の長期休暇ですね
アーク:僕もゆっくり休める!
GM:ともあれ、順番に成長報告をお願いします。
アークの成長報告
ファイターレベル 6 → 7(冒険者レベルUP)
戦闘特技 武器習熟S/ソード 選択習得
戦闘特技 タフネス 自動習得(最大HP+15)
ステータス成長 (4,6)→4生命力 を選択
鎧を加工用に預け中
アーク:スッポンポンだから回避が高いけど防護が低いよ!
レイラ:服を着てください、服を
GM:(アークさん、聞こえますか……そろそろプリーストを伸ばすのです……)
アーク:ル=ロウド様は自由にしろって言ってくれるはず!
GM:聞く耳持っておくれよ!
カシウスの成長報告
スカウトレベル 3 → 4
魔晶石・俊足の腕輪などの購入
ステータス成長 (5,5)→5知力
カシウス:スカウトレベルが4になったぞ。冒険者レベルはまだ4だ
GM:……
コーラル:……
カシウス:だいたい先制も回復も補助も俺に押し付けすぎなんだよ!!
GM:ついに他のキャラクターとのレベル差が3になってしまった……僕はどんなエネミーを用意すればいいんだ……
コーラル:いよいよまずいな
GM:だからプリーストを上げてバランスを取れとあれほど……
アーク:知らないなぁ
レイラの成長報告
グラップラーレベル 5 → 6(冒険者レベルUP)
頑丈なランタンの購入
ステータス成長 (4,6)→4生命力を選択
レイラ:暗闇対策したんですが、あとは黒の眼帯を買おうと思います。もう煙幕はこりごりです
GM:眼帯女子になるのか
コーラル:眼帯はどちらかといえばアタイの領分だろうよ
レイラ:みなさんお忘れですか、私の瞳には魔法陣があるんですよ
アーク:厨二病だ!
クキバミの成長報告
マギテックレベル 5 → 6(冒険者レベルUP)
フローティングスフィア、オプションレジストボム、ポーション類の購入
ステータス成長 (4,1)→4生命力を選択
クキバミ:ようやく立ち絵にあるしめ縄フローティングマギスフィアが実装されたぞ
GM:あれマギスフィアだったんですね……
コーラル:しかし相変わらず胡散臭いな、この立ち絵
GM:今回クキバミの旧知のタビットが出てきますよ!
カシウス:クキバミだけおかしいのか、この地域のタビット全部がおかしいのか……
コーラルの成長報告
ステータス成長 (4,5)→4生命力
コーラル:生命力が増えた 以上!
GM:レベルも上げなかったんですね。購入は?
コーラル:ほしい武器があってな。しばらく金貯めだ
アーク:回避11 防護9……なにこれ
コーラル:アタイはアークみたいに素の能力が狂ってないからな。装備はいいもん使うぜ
GM:シャドウ族がよく言う……精神抵抗+4とかいうチート種族特性があるじゃないか
コーラル:前衛が信頼できるってのはいいもんだろ?
シーズン2ラストシナリオの前に
GM:さて、というわけで、今回は魔動機都市ムートランドで潜伏中の冒険者たちがちょっとした仕事を請け負うという息抜き回です
アーク:息抜き回が息抜き回になったことないけどね!
クキバミ:どうせドラマが我らを待っているのだ
コーラル:匂うぜぇ……これはドラマの匂いがする
GM:ま、まぁみなさんに委ねてみますよ。もう物語はみなさんの手にありますからね
キャラクター間の関係について
レイラ:あ、私はアークさんが私たちのことで気を失ってた話を聞いて、非常に気まずい感じになっています。謝りに行きたいけど、今まであまり話してもきませんでしたし、謝るのも何か違う気がしますし
GM:実は2−3のときってアークはレイラに対する接し方わからなくて無視気味だったんですよね
アーク:うん……だからレイラたちがやられちゃったのは自分のせいだって思ってて……
カシウス:そういうことだったのか
アーク:でも謝りに行くよ! ごめんなさい、助けてくれてありがとう! って
レイラ:そう言われても、うまく応じられないかもしれません。私の方では私が自分でしたことですし……
GM:慢性的コミュニケーション不足が冒険者たちを襲う!!
クキバミ:我の仕事が多そうだな
カシウス:俺は俺で、自分の無力を思い知ってるからなぁ……
GM:ええと、みなさん! ここからはNPCの間の腹の探り合いがありません! この世界の二つの対立構図が示されたので、これ以上増えることはありません。
コーラル:だろうな
GM:したがって、世界の問題よりみなさんの中にある問題と向き合う時が来たと認識してください
カシウス:俺たち問題山積だもんな
クキバミ:世話がやけるのう
GM:ここから2シーズンかけて、僕は物語を進めますが、みなさんがお互いにお互いを助け合って、冒険者パーティとしての団結を見出していってください。みなさんの問題は、みなさんが解決するべきです。
アーク:わー できる気がしない!
コーラル:頑張れよ主人公!
レイラ:また違った楽しさが出てきますね!
GM:というわけで、英雄志望と二つの剣2nd Season、第5シナリオ「フリップ! フロップ!」開幕です!