TRPGをやりたい!

電源・非電源ゲーム全般の紹介・考察ブログ

そういえば自家とふを設置しましたよ

 先日自家とふを設置しました。なんだか思い立ったらすぐ行動ということで、以前からずっと考えてはいたんですが、一度にえいっとやってしまいました。

 

 自家とふの設置はなんだか大変だという印象をお持ちの方もいるかもしれませんが(現にぼくがそうだった)、やってみるとそうでもありませんでした(維持管理についてはどうなのか、まだわかりませんが)。

 

 というわけで、本日は思ったより簡単だったどどんとふ設置について、僕個人の場合のケーススタディをご報告いたします。一般に広く通じる話の部分と僕だけの話の部分があると思いますので、その辺りについてはそれぞれご判断ください。(なんといっても、僕自身はサーバーの扱い方なんてものには全くもって知識がないど素人なので、トラブル対応とかはできませんので……)

 

 

そもそも自家とふってなに? なんで必要なの?

 僕が「自家とふ」と言っているのは、自分でレンタルしたサーバーにどどんとふのソースコードをアップロードして利用できるようにしたものを指しています。

 どどんとふ公式サーバーという大規模サーバー群が運営されていますが、あちらは日をまたいで部屋を保持しておくことは原則としてしてはいけません。毎度部屋情報をセーブしておき、次回あらためてロードして、参加メンバーに新しい部屋番号を伝えて……というふうに処理をしてきた経験はみなさん持っていることでしょう。

 また、サーバー利用者人数の都合から「動作が重い時間帯」が発生することもありました。特に週末の夜に多く、上限いっぱいまで利用者が詰め掛けるという状況がありました。日々改善努力も続いていたり、サーバー増設も行われているようですが、プレイヤー人数の増加という外的要因に対する限界もあることでしょう。

 

 とはいえ、これらのものは非常に些細な障害です。根本的にTRPGプレイができないという事態はほとんど発生せず、基本的に公式サーバーだけでオンラインセッションはできてしまいます。したがって本当に自家とふが必要かと問われると首をかしげます。とはいえ、僕はいくつかのキャンペーンを抱えているので、その都度部屋を取り直すのは面倒だなと思いまして、今回設置に踏み切った次第です。

 

 

サーバーの契約

 自家とふを設置するにあたって一番の障害は、サーバーを契約するという慣れない作業が一番初めに待っていることかもしれません。僕に限った話ですが、このはてなブログで事実上サーバースペースを借りているので、あまり抵抗はありませんでした。

 さて、僕の契約先は自家とふの設置ではよく知られている「さくらのレンタルサーバー」さんです。契約はひとまず試しに一番軽いものにしてみて、ダメなら上のにしてみるかーくらいの軽い気持ちで必要事項を記入し、一晩のうちに契約が終わりました。正直やってみるまではもっと難しいものかと思っていたのですが、ニコ動のプレミアム契約くらいには簡単でした。

 

 契約がおわると「さくらのレンタルサーバー」さんからメールが届きまして、実際にサーバーを利用できるようになるまでに数日かかることがあるというようなメッセージがありました。その日は大人しく寝て、翌日だったかには無事にサーバーが起動しました。

 

 

どどんとふのデータをダウンロード

 「どどんとふ@えくすとり〜む」さんのサイトから、どどんとふの安定版のうち最新のものを選択してファイルをダウンロードします。中身を見てみると、Rubyのプログラミングがてんやわんやで、ど素人の私にはさっぱりわかりません。しかし中身が分からなくてもやり方だけ理解しておけばなんとかなります。

 そのやり方はどこを見ればわかるのか? これも非常に親切です。その「どどんとふ@えくすとり〜む」さんのメニューバーから「MANUAL」>目次から「設置方法」>「サーバーの設置手順はこちら」をごらんください。全て書いてあります。親切極まります。

 

FTPソフトの利用

 FTPソフトについても僕はさっぱり知りませんでした。サーバーにファイルをアップロードしたりする専用ソフトらしいです。

 OSに応じてフリーソフトが開発されていまして、僕はMacだったので「Cyberduck」というソフトを利用させていただきまして、上述の「サーバー設置の手順」に従ってどどんとふファイルをアップロードしてみました。

 なんだか慣れないソフトだったので初めは戸惑いましたが、一応のところPCの利用に慣れていれば扱えないということはまずなさそうな印象です。

 

 

そして起動実験

 そして実際にアクセスしてみたんですが、もう起動しました。ここまでなんとたったの2日ほど。あまりのスムーズさに、そのとき卓を囲む予定だったメンバーにも驚かれたのを記憶しています。ダイスも適当に振ってみて、他のメンバーとチャットが共有されるのを確認したところで「なんかできちゃった」と思いました。

 実際の作業内容の説明は本当に全部「どどんとふ@えくすとり〜む」さんに書いてありますので、今更僕が繰り返す必要もありません。とにかく僕が伝えたいのは、想像していたよりもずっと楽だったということです。素朴に「なんかできちゃった」と思うくらいには、簡単でした。

 

 

自家とふ設置に関するまとめ

 設置するだけなら知識はほぼ必要ありません。すごく簡単でした。

 参加するキャンペーンが多い方は、卓を1箇所に集約できます。

 部屋の自動削除までの時間を自分で調節できるので、部屋を消さずに保てます。

 思ったより簡単なので、興味のある方は思い切って一度やってみてください。