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TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【ソード・ワールド2.0リプレイ】アイラット平原は雨模様【英雄志望と二つの剣2nd season 1-11】

<前回 第1シーズン2−1

 

前回のあらすじ

無事に有害植物の駆除に成功した冒険者たち。時を同じくして現れたエレファントには太矢が刺さっていた。温厚なエレファントが興奮していたのには、理由があるのだろうか?

 

エレファントに刺さった太矢の謎

レイラ:「サラーさん、この矢、何かわかりませんか?」

GM:シューター技能とセージ技能でそれぞれ知力ボーナスで判定できます。目標値はそれぞれ11です

サラー:シューター+知力判定 2d6+7 → (1,5)+7 → 13 成功

サラー:セージ+知力判定 2d6+4 → (4,6)+4 → 14 成功

サラー:「ふむ……」

GM:クロスボウから放たれたものであり、初心者でも扱いやすい武器であること、加えて羽の手入れ状況などから言って、矢自体は使い古されているほか、矢じりの形状が狩猟用のものであることがわかります。またセージ技能により、この矢尻に興奮剤が塗られているのがわかります。何者かがエレファントを凶暴化させる意図を持って射出したと考えることができるでしょう

レイラ:「流れ矢でしょうか?」

サラー:「この矢だけでわかる情報は大したことはないわね。ただ……この先に塗られているのは興奮剤か何かで間違いなさそうよ」

アーク:リアルの象だと体が大きいから毒とか効きにくいけど、ソード・ワールドなら……

GM:エレファントの生命抵抗を抜くくらいには強力なものということになります

レイラ:「興奮剤? 麻酔とかではなくですか?」

サラー:「それも、かなり強力なやつね……」

カシウス:「となると、エレファントを興奮させるために使用したと考えるのが普通か……」

レイラ:「狩猟目的……ではさすがに使うものじゃないですよね」

サラー:「とりあえず、これは預からせてもらうわね」

 

サラー:さて、帰りましょうか。シャワーを浴びたいくらいだわ

レイラ:私は今すぐ洗いたいくらいです……

ノイ:アークにつけられてたもんね、どんまい

GM:では、帰路につきましょう

ノイ:帰り道は何も起きない?

GM:監視所までは何も起きません。何か起きるのは監視所からアイラットまでの帰り道です

レイラ:やっぱり起こるんですね……

 

あれから1週間後の農村

GM:みなさんが無事に任務を終えていい気分で帰路についていると、往路で悶着のあった集落の付近を通りかかります。

ノイ:うわぁ

 

GM:アークはその集落を遠目に見ると、家の壁の低い位置に、何か影のようなものを見るでしょう。初めは何かわかりませんが、道を進めばそれが頬のこけた人間であることがわかります。みなさんが進むのに合わせて、わずかに首を動かします。

アーク:なんだまだ生きてるのか

GM:村はいくらか物寂しげな淀んだ空気につつまれておりまして、首を動かした男の視線はアークに向けられています。その視線は暗く、怒りと闘志に満ちながらも、ただ過ぎ行くあなたたちを見つめておりました。

レイラ:騎士団が何かしたんでしょうか

サラー:……アタシは予測してたしねぇ……とりあえず、静観だわ

アーク:僕も気づいたからって何もしないと思うよ

GM:では、気づきたい方は自由に気づいてください。通り過ぎてもいいです

レイラ:「あの村……たしか行きに立ち寄った」

カシウス:「ん? ああ、ほんとだ、なんか……おい、あれ」

カシウス:「お、おいお前! 大丈夫か!?」そう言って駆け寄ろうかな。憎しみとか気にしない!

 

農民の意地

GM:ではカシウスくん、危険感知判定、目標値は11でどうぞ

カシウス:危険感知判定 2d6+4 → (3,5)+4 → 12 成功

GM:では、相手の右腕が動いたことに気づき、その手にクロスボウが握られていることに気がつきます。回避判定が可能です

のうみん:命中判定 2d6+4 → (6,4)+4 → 14

カシウス:回避判定 2d6+7 → (1,1)+7 → 自動失敗

カシウス:あ

ノイ:おかえり

GM:防御ファンブル表お願いします

カシウス:防御ファンブル表 1d6 → 2 攻撃者の剣のかけら分ダメージ追加

GM:残念、効果なしですね

カシウス:ちっ

サラー:ちっ

アーク:ちっ

カシウス:おい! 舌打ち聞こえたぞ!

アーク:自分の舌打ちだよ、気のせいだよ

GM:威力20+4(C10) →(5,5)→1回転!!→(2,4)→ 8+4+4 → 16

レイラ:救いようのないダイス運ですねw

カシウス:「なっ! ぐああっ」撃たれた衝撃で後ろに倒れるな

アーク:……あれ? これカシウスが興奮するんじゃない?

ノイ:あ

GM:察しが良くて助かります。生命抵抗判定をお願いします

カシウス:生命抵抗判定 2d6+5 → (1,1)+5 → 自動失敗!

ノイ:二連続ってありうるの!?ww

カシウス:もうダイス振りたくねぇ!!

 

カシウスの見る幻覚

GM:では、撃たれて倒れたカシウスさん。あなたの後ろからどう猛なゴリラが襲ってくるではありませんか

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カシウス:怖すぎ!

レイラ:コワクナイヨー

カシウス:「う、うわぁぁあっぁぁぁ!? さ、さっきまで何もいなかったはず!!」

レイラ:「ど、どうしたんですかカシウスさん!」

カシウス:「ゴリラが! ゴリラが!!」

アーク:ひとまず命が危ないからキュアウーンズするね!

アーク:行使判定 2d6+8 → (1,1)+8 → 自動失敗

アーク:あ

カシウス:今日やばない……?

サラー:……GM、ナイフ投擲していいかしら?

GM:いいですよ。判定どうぞ

サラー:命中判定 2d6+9 → (6,3)+9 → 18 win!!

GM:あれ? まさか対象は

サラー:カシウスよ(にっこり

カシウス:おいおいおい

カシウス:回避判定 2d6+7-2 → (5,2)+5 → 12

サラー:威力3+7(C19) →(1,4)→ 1+7 → 8

カシウス:ぐへっ……だが

ノイ:あと1点足らない……なんてしぶといの

サラー:マッスルベアーしておけばよかったわ

ノイ:撃っとく?

サラー:ノイちゃんだと殺しちゃうわよ

アーク:じゃあ僕がサニティかな

 

GM:アークが再判定するなら、その前にカシウスが対象選択して攻撃してください

カシウス:「みんな、どこにいっちまったんだ……こいつは、俺が止めないと!」目の前のゴリラに!

カシウス:命中判定 2d6+5 → (4,6)+5 → 15 win!!

レイラ:回避判定 2d6+6 → (2,3)+6 → 11

レイラ:むむ

カシウス:威力8+4(C9) →(4,1)→ 2+4 → 6

レイラ:「うっ……カシウスさん! しっかりしてください!」

 

アーク:「カシウス落ち着いて!!!」マルチアクション宣言

GM:ん?

アーク:サニティ+演出で盾で殴るよ!

ノイ:またシールドサニティするの!?

アーク:行使判定 2d6+8 → (2,2)+8 → 12

アーク:運命変転。(5,5)にして達成値18にするよ

カシウス:2d6+5 → (5,2)+5 → 12

アーク:シールドサニティ!!

GM:では、アークのシールドにひっぱたかれると、ひどくぐるぐると混乱していた視界の中に、ゴリラが消えてレイラとアークが現れます

 

カシウス:矢が刺さってナイフ投げられて、盾で殴られて……い、いったい俺が何をしたっていうんだ!

ノイ:……ファンブル

カシウス:……2連続な

 

カシウス:「ご、ゴリラが……ゴリ……ん?」

レイラ:「カシウスさん、大丈夫ですか!?」

アーク:「正気に戻ってよ!」ベシベシ

レイラ:回復しておきますね

 

身勝手な逆恨み

サラー:「……」カシウスが正気に戻ったのを確認したら、農民の方を向くわ

農民:「ひひっ、ひっひっひ……」

サラー:「ずいぶん楽しそうね」ダガーを抜いておくわ

農民:「殺せよ。お前たちのせいで食い物は無くなった……ひひっ……俺はお前たちを殺し損ねた……ひひひっ、殺せよ!」

サラー:くるっとダガーの刃を返して、柄を農民に向けるわ

農民:「なんのつもりだ」

サラー:「そうね、あなたたちから見れば、これは“我々”のせい。なら、報復は当然の行いだわ」

 

カシウス:「なっ、おい、サラー!」

サラー:悪いけど、あなたたちの動きは視線で制させてもらうわ

サラー:「帝国という国自体、そうやって大きくなった国だもの。あなたは立派な帝国民だわ。あの金を受け取らなかったとき、それは理解していたけれど……」

サラー:受け取らないなら、ダガーを握らせるわよ。あとは無抵抗でも死ぬまで殴られるつもりだけど、どうするかしら

サラー:「気がすむまでやりなさい。……アタシでよければね」

 

 

次回に続く