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TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【ソード・ワールド2.0リプレイ】ダインハイト要塞、陥落【英雄志望と二つの剣5-3】

<前回 オープニング1−1過去編2−13−14−15−1

 

あらすじ

陥落しつつあるダインハイトに君臨した死の剣を持つドレイク。場内には巨人も侵入し、冒険者たちはこれ以上の避難誘導は危険だと判断した。発見した軍用のチャリオットに分乗し、逃走中の市民の警備を開始した。

 

GM:というわけで、逃走戦を開始しましょう。この時点から、全員の配置を熟練戦闘*1として管理します。今回は1マスを10mとして、移動力は切り上げで処理します。

 

 

…が、リプレイの文面上は演出として距離を表現します。その上で重要なルールは次の通り。

チャリオットの移動力 2マス 20m
大型クロスボウの射程 3マス 30m
カシウスの通常移動  3マス 30m
市民の自動移動    1マス/1R
巨人の通常移動    2マス 20m
巨人の追跡距離    4マス 40mまで
巨人の挑発条件    1Rに合計10点以上のダメージ

 

GM:つまり、巨人の20m以内に入ってしまうと、他のチャリオットが挑発(10点ダメージ)に成功していない限り、接近→乱戦→叩き壊しが決まってほぼ死亡確定なので注意してください

ノイ:注意してくださいって…

GM:30mの距離から大型クロスボウで交互に攻撃です。外れるとターゲティングが市民の方に向きますのでご注意ください。市民への攻撃については、お察しの通りです

 

GM:では、2騎のチャリオットが西城門から飛び出します。2R早く逃げ出したので、2Rの猶予をもたせます。

アーク:「あれが追いかけてくるの!?」

サラー:「左右に分かれてうまく誘導するわよ! …うまくいくといいけど」

レイラ:「先にこちらでひきつけます! アークさんは北に展開してください!」

アーク:「あはははー いけいけーっ 早いぞーーっ!!」

GM:そういえば、騎手と射手が相談しないでプレイするとさらに楽しくなりますよ。ましてやここから南北に展開して声が届かなくなりますからね

ノイ:なにそれ面白そう

レイラ:面白くないですよ!

サラー:いや、いいじゃない。やってみましょうよ

カシウス:俺は馬車に追いつける唯一のメンバー…誰も止められなかったときは俺が出るからな

サラー:チャリオットから降りたら死ぬわよ

カシウス:市民が死ぬよりは、な

 

・・・2R後

 

GM:では、アークが城門から距離を取り、レイラたちが待ち構えていると、城門のあたりで地響きが轟きます

カシウス:「…来る」

ノイ:「だいぶ揺れるね…仕方ないけど…」

GM:待ち構えている皆さんの前に巨人が…現れるかと思いきや、何度か足音がして、皆さんの視線よりも高く、城門の上にその巨体が現れます

サラー:「来たわね…」

カシウス:「ノイ、それ本当に当てられるんだよな!?」

ノイ:「大丈夫、あれだけ大きければ間違いないよ」

GM:城門の上から巨体が飛び降りてきます。その手には大きな棍棒が握られています。というわけで戦闘ラウンド開始です!

 

ノイ:ターゲットサイト起動。撃たせてもらうよ

 バリスタ命中 2d6+8 → (1,4)+8 → 13 lose…

GM:放たれた矢に視線を走らせた巨人は、巨体に似つかわしくない素早さで首を下ろします

ノイ:「ごめんカシウス、前言撤回」

カシウス:「うそだろおいっ!?」

レイラ:「ここにいたら危険です! 走らせますよ!」距離を取ります

ノイ:あのままじゃとても当てられない…何か画期的な何かがないと…

 

GM:アークたちのチャリオットはどうしますか?

サラー:相手の様子を見ておくわ。このままじゃ到底当てられないわよ

アーク:じゃ、移動しとくよ。こっちは北に距離をとるよ

 

GM:では、巨人の行動ですね。

 

GM:全力移動を宣言します

 

カシウス:げっ

アーク:あの野郎

GM:市民の最後尾まで1Rで到達可能ですね。皆さんが助けた市民ですが、残念ながらここまでのようですね

レイラ:「!!! 市民が!!」

サラー:「速い!! あの巨体で…!」

アーク:「もう追いつかれちゃったよ!!」

サラー:つまり全力移動させるように常に移動させて、全力移動ペナルティの回避力-4を利用して攻撃を当て続ければいいってわけね…

アーク:チャリオットの移動もいい距離を保たないと難しいね

GM:さて、冒険者の皆さん行動どうぞ

 

サラー:「アーク! こちらで引き寄せるわよ! フレデリック、しっかりつかまってなさい!」

アーク:「任せて! 動くよ!」

 バリスタ命中 2d6+8 → (1,1)+8 → 自動失敗

サラー:…

アーク:…馬車は走らせるね

レイラ:市民が…

サラー:死ぬわね

サラー:「外した…」

アーク:「えっ!? 大丈夫!?」

 

ノイ:「全くサラー、何やってるの」こっちの馬車でフォローしなきゃね

 バリスタ命中 2d6+8 → (2,6)+8 → 16 win!
 バリスタ威力 K50+8(C10) → (1,5) → 10+8 → 18
 防護点12 6点物理ダメージ

サラー:「ノイが当ててくれたみたい、あれで引きつけられたらいいけど」

アーク:「じゃあこのまま距離を保って進むよ!」

サラー:「そうしてちょうだい」

 

ノイ:「当てた! …けど、これ…カシウス、魔法届く?」

カシウス:「任せとけ」

 ペブルショット行使判定 2d6+4 → (2,1)+4 → 7 lose…

ノイ:何が任せとけなんだか…

カシウス:ファンブルじゃないから撃てるだろ?

 ペブルショット威力 K10+4(C10) → (3,6) → 5+4 → 9
 抵抗:半減 5点土属性魔法ダメージ

GM:巨人に一つのチャリオットから10点以上のダメージを与えたので、巨人はレイラの操縦するチャリオットの方を睨みつけます

ノイ:「ナイスカシウス!」

カシウス:「お礼は妖精にでも言ってくれ」

レイラ:「状況は!?」

ノイ:「巨人がこっち向いた! 逃げるよ!」

 

サラー:「アーク、方針変更! 街道に寄せてちょうだい! あのままじゃあっちの馬車が追いつかれるわよ」

アーク:「そんな急に曲がれないって!」

 

GM:では巨人の行動ですね。全力移動宣言。レイラが必死に馬に鞭を入れていると、その横に巨大な影がかかり、レイラたちのチャリオットの前に巨体が立ちはだかり、大きな棍棒を振り上げます

レイラ:「きゃっ! は、速い!」

カシウス:「図体の割には速いな…」

GM:さて、そちらの行動ですね

サラー:今度はアタシがあてなきゃノイちゃんたちの命が危ないってわけね…

ノイ:毎ターンが命の危機なんて、ヒヤッヒヤでドッキドキだね

 

ノイ:撃つしかないからね! 撃つよ!

 バリスタ命中 2d6+7 → (2,4)+7 → 13 lose…

GM:正面に身構えた巨人に向かってノイはバリスタを放ちますが、その矢は相手をかすめるにとどまり、振り上げた腕を一瞬遅らせるだけの効果しかありません。

ノイ:「カシウスお願い!」

カシウス:「わかった!」

 ペブルショット行使判定 2d6+4 → (2,5)+4 → 11 lose…
 ペブルショット威力 K10+4(C10) → (4,5) → 5+4 → 9
 抵抗:半減 5点ダメージ

 

サラー:いくわよ…この一発にかかってるんだから…仲間の命が…

 バリスタ命中 2d6+8 → (3,1)+8 → 12 lose…

GM:放った矢は遠く離れた巨体を捉えることができません

サラー:「まずいわ」

アーク:「どうしたの!?」

サラー:「向こうのチャリオットがやられる」

アーク:「サラー頑張ってよ! 一緒にみんなを助けるんでしょ!?」

 

 

次回へつづく

*1:イグニスブレイズ・ルールブックEXに収録