読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【ソード・ワールド2.0リプレイ】目覚めの鐘【英雄志望と二つの剣4-1】

英雄志望と二つの剣

<前回 オープニング1−1過去編2−13−1|4−1|←イマココ

 

あらすじ

遺跡調査から1週間が経過した。レイラは騎士団に入隊して訓練に参加するようになり、4人になった冒険者たちは大きな仕事もなく平穏な日々が続いていた。サラーは連日要塞都市ダインハイトの政治情勢を調査して頭を抱えていた。

 

アークの夢 

GM:さてアークさん、個別オープニングです。

アーク:寝なきゃ!

カシウス:シナリオタイトルは目覚まし時計じゃないぞ!

アーク:違うの!?

GM:あ、じゃあ夢でも見ましょう

アーク:実は何度も同じ夢を見るって経歴があるよ!

GM:伏線回収ですね

 

GM:アークはダインハイトの街のなかに立っています。あたりには人々が逃げ惑い、その背からアークが先日戦ったレッサーオーガの姿も見えるかもしれません。

アーク:うーん…なんで当たらないの…うーん…

ノイ:夢の中でも命中しないんだ…

GM:その通り、アークの攻撃は空を切るばかり。四方から聞こえる悲鳴にも、アークはなすすべがありません

GM:空は夕日に赤く染まっていて、人々は西に向けて駆け抜けていきます。

GM:これはアークが何度も見て来た夢。いつも繰り返し繰り返し、自分の力では何も救えないという苦しい夢を見続けています

アーク:うーん…

GM:アークの視線は東の空に向けられます。

GM:そこには中空に浮き上がる人影。漆黒の鎧を着て、大きな剣を携えた何かの姿が見えます。

アーク:あれは…?

GM:アークがそれを認識したとき、その人影の左右に大きな黒い翼が広がります。そのとき、凄まじい殺気をアークは感じることでしょう。もし死という概念が物として結晶化したなら、そんな姿をしているのかもしれない、そう言えるほどの直感的な恐怖がアークを貫きます

アーク:に、逃げなきゃ!

GM:と、体を動かしたところで、アークは目覚めることになるでしょう

アーク:ドシンッ! ベッドから落っこちちゃう

アーク:「あいたたた… あ、かつらがずれちゃう」

f:id:xuesheng:20161125135309p:plain

一同:wwwww

サラー:ナイトキャップだったの!?

アーク:アイマスクとナイトキャップだよ。あと喉のためにマスク(つけひげ

ノイ:そんなわけないでしょ!!

カシウス:みなさんご覧ください、これが世界を担う主人公です

GM:この世界の未来は、この男に託されているのだ!

アーク:えへへ

 

ラマンの見送り 

カシウス:そういえば、その後ラマンの爺さんはどうしてるんだ? ちょっと挨拶しておきたいんだが

GM:ああ、ラマンの爺さんですか。あらかた要塞内の資産整理がついたのと、矢弾と食料をやたらと仕入れて今日ご出発ですよ

ノイ:うわぁ…

アーク:逃げた!

カシウス:ラマンすごいな…

GM:せっかくですから、個別オープニングをカシウスのシーンから始めましょう

 

GM:カシウスはラマンが西に出発すると聞いて、その見送りに来ました。今回は護衛などは頼まれなかったようですね

ラマン:「カシウスくんもそろそろここを離れておいた方が安全かもしれんの」

カシウス:「そうだな、あまりここに長居しすぎても…って、安全ってどういうことだ?」

ラマン:「情報というのは持っているだけでは意味がない。どう使うかが肝だよカシウスくん…はっはっは」

カシウス:「…?」

ラマン:「わしは一旦帝都に向かおうと思うがの、途中のアイラットに騎士団が駐在していると聞く。その様子次第ではそこにおるかもしれん。西に向かうことがあればよしなに頼むよ。一儲けしたら情報の礼くらいはしよう」

カシウス:「相変わらず何か企んでるんだな、俺にはさっぱりわからないが」

ラマン:「なに、ちと早すぎたかなと思うておる。わしも時にはアテを外すことがあるということじゃな」

カシウス:「何か起こるとでも?」

ラマン:「何も起こらんようじゃな。しかし近いうちに、わしは一儲けできると思うぞ。それでは達者でな。冒険者稼業は危ないからの。くれぐれも命は大切にすることだ」

カシウス:「ああ、そっちも気をつけて」

GM:という具合の会話をして早朝に立ち去るラマンの見送りを済ませて市場通りから冒険者の宿に帰る途中、珍しい組み合わせに遭遇します

カシウス:誰だ?

 

お買い物デート? 

GM:ノイとアークが連れ立って朝一でお買い物中です

カシウス:デートかな?

サラー:この二人に限ってそれはないわよ

カシウス:「あれ? 二人とも珍しいなこんな朝から」

ノイ:「ゴリさんに買い出し頼まれたの。朝から最悪」

アーク:「僕は箱を持ち上げに来たよ!」

ノイ:「つまり荷物持ちね」

カシウス:「そうか、珍しい組み合わせだと思ったら、そういうことか」

ノイ:「サラーが忙しそうだからね。なにをそんなに探っているんだか」

GM:と、3人が挨拶を交わすと、あたりが少し騒がしくなります。

商店主A:「おい、あれ見ろよ」なんて言って首を伸ばして人並みの向こうを見やります

GM:そこには屈強な男に挟まれた状態で、窮屈そうな顔をした見覚えのある少年が…

 

外出許可

フレデリック:「あっ! アーク! アークだな!」

カシウス:坊ちゃん!

アーク:よし、遊び連れ出さなきゃ!「フレッドだ! おーい!」

GM:フレデリックは勢い良く手を振って走り出そうとしたところを、左右の屈強な男に捕まえられ、捕まった宇宙人のような状態でアークたちのところに運ばれます

ノイ:「今回は抜け出して来たわけではないんだ」

フレデリック:「見ての通りだよ…」

アーク:「アハハ、フレッドダサい!」

フレデリック:「あーもう! 笑うな!!」

カシウス:「あーっと、あいつだよな」

ノイ:「カシウス、本当に覚えてる?」ジト目

カシウス:「覚えてるって、フレッドだろ?」

フレデリック:「私もやっと外出許可が出たんだが、この有様なのだ…しばらく自由になれそうにない」

ノイ:「しばらくって、その人たちに聞かれて大丈夫なの?」苦笑い

フレデリック:「あっ、そうだったな…だが問題ない!」

アーク:「えーっ、じゃあまだ冒険できないの?」

フレデリック:「安心しろアーク、私はすぐに抜け出してみせるぞ!」

アーク:あっ

カシウス:あっ

ノイ:「…今なんか警備が厳しくなる音が聞こえた気がするけど、がんばれー」

アーク:「待ってるからね!」

フレデリック:「この程度の拘束、抜け出せるようにならなければ英雄にはなれないからな!」

ノイ:「英雄なのか脱獄者なのか…」苦笑い

カシウス:「まぁそういうことなら頑張れよ」

GM:というあたりで左右のガードマンらしき人物が「そろそろ失礼します」と言うと、フレデリックは両脇を抱え上げられて無理やりその場から引き剥がされます

アーク:「あっ! フレッド! これこの前書いた手紙の冒険の成果! 綺麗に写せなかったけど!」壁の文字の写しを手渡すよ

GM:アークのその声を聞くと、フレデリックは全身のバネを使って跳ねるように男たちの拘束を逃れ、アークに駆け寄ります

フレデリック:「見たかアーク! わたしも腕を上げたのだ」といいながらいたずらっぽい笑顔で紙を受け取りますが

GM:その途端に襟首を後ろから持ち上げられます

ノイ:扱いが小動物

警備の人:「失礼ながら坊ちゃんは公王陛下のために商談がございますので」

ノイ:「護衛お疲れ様です」ほほえみー

アーク:「そうなんだ…お使い頑張れ!」

警備の人:「ご理解ありがとうございます。では失礼致します」

アーク:「またねー」ぶんぶん

ノイ:「またね、フレッド」

カシウス:「…あいつ…だよな?」

 

GM:というわけで、フレデリックは宙づりにされながら振り向いて手を振る感じで連れ去られ、交易促進会議所の方に向かっていきます。

GM:というわけで、フレデリックが外出許可をもらっていたというのが個別オープニングでした

アーク:フレッドが巻き込まれる!

ノイ:だよね

カシウス:ひえぇぇぇ

 

レイラ個別オープニング

GM:さて、いよいよレイラの番ですね

レイラ:公国騎士団第2分隊所属レイラ・フェルンホルムです!

GM:レイラは昨晩遅くにクリスティンからの指示として、今日の朝9時にクリスティンの執務室に来るように言われています。

レイラ:どうかしたんでしょうか

GM:せっかくですからしばらく制服で行動しましょうか。平服も持っているということで構いませんので

レイラ:ダサいから早く着替えたいですね

ノイ:なんのために立ち絵用意したの!?ww

レイラ:ダサさで短時間盛り上がるためです

カシウス:どういうことだってばよww

 

GM:というわけで、その翌日9時前からシーンを開始します。

 

f:id:xuesheng:20161130091626j:plain 

 

 

次回に続く