【ソード・ワールド2.0リプレイ】少年は海を目指す【英雄志望と二つの剣 1-7】
あらすじ
無事に海からの帰路についた冒険者たち。どうやら偽名を使っているらしいフレデリック。立ち寄った宿で宿泊者のサインを求められて、メンバーに緊張が走る。
GM:ここでみなさん、真偽判定を行ってください、目標値は13です
アーク:2d6+5 → 4+5 → 9 失敗
カシウス:2d6+2 → 5+2 → 7 失敗
ノイ:2d6+4 → 8+4 → 12 失敗
レイラ:2d6+3 → 6+3 → 9 失敗
サラー:2d6+4 → 3+4 → 7 失敗
アーク:運命変転!! 1・3のダイスを変転して6・4、達成値15!
GM:まさかのアークだけ成功!
アーク:友達になったからね! 友達の動きは見抜くよ!
サラー:MA☆ZU☆I
ノイ:アークしゃべっちゃいそう…
GM:では、アークだけは『フレデリック・ダヴィド』の後半、『ダヴィド』の文字を書くのがややぎこちなかったと感じます
アーク:よし、それなら…
サラー:アークちゃんのセリフ次第では口塞ぎにいくしかないわね…*1
アーク:「あれ? 字、下手なんじゃない? 僕のやつを見てよ、村で一番きれいだって褒められた字だよ!」
カシウス:がくっ
サラー:アタシもなったわ…
レイラ:バカってすごいですね…
GM:斜め上の回避力。あ、ノイとサラーはこの発言と事前知識で『ダヴィド』部分が偽名だと確信を持つことができます
フレデリック:「なんっ!? 私は先生からきちんと学んでいるのだ! お前などには負けんぞ!」
ノイ:「ほら、子供二人は静かに。これで問題ないかな?」
受付冒険者:「たしかにどうも。それじゃ、適当に場所とって眠ってくれていいぜ」
レイラ:無事にやり過ごしたところで、私、宿代払ってもいいですか? まだ冒険者ではないので…
サラー:レイラちゃんはたしかに払いそうね
カシウス:たしかに
GM:わかりました では15G徴収します。そういい宿でもないので
レイラ:ありがとうございます、その方がすっきりします
GM:なおフレデリックも支払っていますので、ご理解のほど
サラー:了解よ
GM:では全員回復処理を済ませまして、翌日!
レイラ:早朝ランニングです!
アーク:僕は毎朝恒例のお祈りの時間!
アーク:ラック 行使判定 成功
アーク:「神様、今日も1日、いい日でありますように。昨日みたいな試練はいやです」
カシウス:ww 神様が聞き届けてくれるといいな
ノイ:わたしは一番最後に起きて重役出勤しようかな
GM:フレデリックに抱きつかれてますもんね
ノイ:GMの添い寝宣言
サラー:アタシはちょっと出発までに冒険者たちの噂話にでも耳を傾けようかしら
GM:あら、ありがたいことをやってくれますね。では…
GM:【最近レッサーオーガという人に成り代わる蛮族が村落近くによく出没している】という噂話を聞くことができますよ
サラー:ぶふぅ これってつまり、侵入されててもおかしくないってことよね?
GM:あ、いちおうこの蛮族名に思い当たる節があるか魔物知識判定しておきましょう
サラー:魔物知識判定 7+3 → 10 成功
GM:知っていますね
サラー:「…人の心臓を喰らい、変身して忍び込む蛮族…随分と厄介なのがいるわね」
ノイ:まぁ有名だもんね、レッサーオーガ
GM:嫌になるほど有名ですもんね、ノイさん♪
ノイ:まあね…(苦い顔*2
GM:さてと、もしフレデリックを連れてぶらついてくれるなら、小さなイベントを挟みますが、どうでしょうかアーク
アーク:少ししてから出発するなら、村見学のために出歩こうかな
GM:では小さなイベントですが、フレデリックが女の子に声をかけられます。
アーク:イケメンめ!
ノイ:貴族はモテるのか…
裕福そうな少女:「あっれー? フレデリックじゃない? こんなところで何してるの!?」
サラー:知り合いか
フレデリック:「げぇっ!? 人違いだ! アーク、こっちに」腕を引いて逃げようとします
アーク:「あれ? 貴族様知り合いじゃないの?」引っ張られながら
フレデリック:「わたしの高貴な身分がこんな土地で下々の者に知られれば、いくらお前たちでも守りきれんだろう…」ぐいぐい
アーク:「そうなんだ、貴族って大変なんだね。知合いにも挨拶できないなんて…」
フレデリック:「まったく大変だ、ろくに外出もできないんだからな」
GM:というところで、二人の後ろから大きな声が響きます
裕福そうな少女:「こらーっ 公王の子が何やってんだーーーっ はやく城に帰れーーっ」
アーク:「なんだか公王の子って言ってるよ。…貴族様じゃなくて王族様だったの?」
フレデリック:「あんのバカッ! アーク、今のはあの頭の悪そうな娘が言った妄言だ」
アーク:「そうなの…? うーん…どっちなんだろう…」
アーク:「…うん、決めた。友達の言うことを信じるよ、貴族様」
フレデリック:「そうだアーク、友達の言うことは信じるものだ! はやく行くぞ!」
アーク:「わかったよ、貴族様」走るぞー
サラー:なに今の女の子!? バカすぎるでしょww アタシ気に入ったわww
GM:のちのシナリオで登場する予定のある女の子です。お楽しみに
GM:では合流ですね
サラー:ひとまずみんなに報告よ。レッサーオーガの噂
ノイ:「…レッサーオーガね。ありがとう、聞いといてよかった」
レイラ:「早めに出発した方がいいかもしれませんね」
アーク:個人的に魔物知識判定してもいい?
GM:情報共有は可能ですが、自分が知っていたというロールプレイがしたいならどうぞ
アーク:魔物知識判定 2 自動失敗
GM:・・・
アーク:運命変転!
GM:ここで消費するの!?
アーク:50点よりロールプレイだ!
サラー:その姿勢嫌いじゃないわ!
GM:では、アークはレッサーオーガという蛮族を知っていました
レイラ:いちおう私も 魔物知識判定 11 成功
GM:ノイは設定上遭遇したことがあるので、判定不要で知っています
サラー:へぇ…因縁がありそうね
カシウス:俺もやっておこう 魔物知識判定 7 失敗
カシウス:あれ…? ひょっとして…
カシウス:俺だけがレッサーオーガを知らなかったんじゃないか!!
アーク:おめでとう!
レイラ:ダイスの導きでポンコツが加速してますね!
サラー:カシウスくん…なでなでしてあげるわ
アーク:「レッサーオーガって、人に化ける蛮族だっけ? ねぇ、貴族様。あの知合いの人はここにいても大丈夫なの?」
ノイ:なるほど、うまくつなげたね
アーク:このためだけに変転を使ったんだ!
フレデリック:「ああ、あれか。あれは大丈夫だ。ここで地図を描く仕事をしているシェリーだったかな…あっ! わ、わたしが彼女を知っているからといって、彼女がわたしのことを別人と勘違いしたことは変わらないからな!」
シェリー・ジェンキンス 人間/16歳/女性
開拓村リンディンフォーデに派遣された若き地理学者。未知の土地の地図を書きたかったあまりに危険なリンディンフォーデ勤務を自ら願い出た積極的な少女。開拓村の中では天真爛漫・元気印のシェリーとして知られている。
アーク:「うん、わかってるよ。貴族様は貴族様でしょ? それで、あの人は自分の身は守れる人なの?」
フレデリック:「詳しくは知らないが…あれはなんというか…大丈夫だろう、そう簡単に死ぬような人間じゃない」
アーク:「そうなの? ならだいじょうぶなのかな…?」
アーク:(でも、僕一人じゃどうしようもできないか…)昨日の戦闘で役立たずだったし
サラー:「ふむ…はーい、ちゅうもーく」笑顔で呼びかけて手を叩きます
カシウス:「ん? どうした?」
サラー:「たしかに蛮族が侵入している可能性もあるわ。でもいま、アタシたちが悩んでも仕方のないことよ。何ができるってわけでもないからね」
アーク:「うん、そうだね」
サラー:「そ・れ・よ・り・も! アタシたちのいまのお仕事は、ぼっちゃんを無事に送り届けることでしょ? 無事に帰るまでが冒険よ♪」ウインクばきゅーん
GM:ウインクバレット
サラー:あなたのハートに威力50+20、C値は9よ♪
アーク:うぎゃぁ!?
ノイ:「……そうだね、行こうか」
レイラ:「私からも、早く出発してしまうことを提案します」
カシウス:「それじゃ、行くとしようか」
GM:
蛮族が侵入しているという噂は、たしかにみなさんの警戒心を呼び覚ましますが、だからといってみなさんの旅路が噂を反映して様変わりするわけではありません。
やはり川沿いの草原の瑞々しい蒼は平穏に風に揺れ、街道を進むにつれて見えてくる農村の景色もやはり牧歌的な姿に見えることでしょう。やがて見えてくる、傾いた西日が差し込む要塞都市ダインハイトも美しく、冒険者たちの帰還を出迎えてくれます。
というわけで、河川の間の農村地帯を抜け要塞の堀の上の橋を渡ったところで、このシナリオ最後のイベントです。
GM:大きく湾曲した石橋を渡ったところで、見覚えのある女性を中心に、騎士の一団が待ち構えています
サラー:oh
カシウス:げげ