TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】死者のストンプ【Part.11】

Scene 4 : Stomp Horrow Out
(恐怖を踏み消す)

7:15 p.m., 5th Feb, 1921.
at the Old Arkham Cemetery,
in Arkam, Massachusetts.

 

KP:二人が旧アーカム墓地に車を寄せると、すでにあたりは真っ暗で見通しも良くありません

KP:リロイを探すには、目星が必要になります。

レスター:1d100<=90

Cthulhu:( 1D100<=90 ) → 97 → 失敗

KP:女神様ってやつは…

ジョン:初期値ですがこれにかけるしかありませんね

ジョン:1d100<=25

Cthulhu:( 1D100<=25 ) → 4 → 成功

レスター:おおっ! さすが雇い主!

ジョン:成し遂げたぜ!

 

KP:ではジョン。墓場の一角に、虚ろな目で一つの墓を見つめるリロイを発見します

KP:その手には、トランペット。

KP:発見したジョンなら、まだ行動できるかもしれませんよ?

レスター:レスターはオープニングの時と同じで目打ってるから

ジョン:ちょくちょく目星ファンブルしてますね

ジョン:無言でレスターに知らせて、ゆっくり接近します。吹くそぶりを見せるまではゆっくり

 

KP:では、あなたたちが進め始めたとき、リロイはトランペットを口元に運びます

ジョン:「リロイ!」名前を叫びながらダッシュします

レスター:遅ればせながらダッシュ!

リロイ:「この曲を! 我が愛しの恋人! マーニーに捧げます!」気の狂ったような叫び声をあげます

ジョン:間に合えーっ

KP:では、運命のダイスロールです。

ジョン:あばばば

KP:DEX×5で判定しましょう。ジョンだけが可能です50%でどうぞ

 

ジョン:1d100<=50

Cthulhu:( 1D100<=50 ) → 49 → 成功

ジョン:成し遂げたぜ!!

レスター:おお! ギリギリ決めた!

KP:リロイの肺が大きく膨らみ、すぼめた口に力が入ったそのとき!

KP:ジョンが横から飛びついてそれを制止します!

ジョン:サンタクロースさ!

レスター:やっぱりコブラじゃねーか!

 

KP:倒れたリロイの手からトランペットが転がり落ち、リロイがじたばたと暴れて、トランペットを取ろうともがきます

ジョン:「落ち着け! お前は恋人をもう一度殺す気か!」

リロイ:「ああボス! マーニーが! マーニーが! 生き返るんです! あれを吹けば、生き返るんです!!」嗚咽交じりの声を上げながら、必死にもがきます

ジョン:トランペットを先に奪いにいきます、レスターはもう追いつきますよね

KP:はい

レスター:任された 暴れるリロイに鉄拳をぶち込む

KP:ではこうしましょう

KP:ジョンはリロイを止めるために、リロイを離して先にトランペットに向かいます

KP:リロイがそれに続き、ジョンに掴みかかろうとしますが…

レスター:「いいから落ち着けって言ってんだろうが!!」レスターの拳が襲いかかると

レスター:1d3+1d4 → 1+3 → 4

レスター:「お前がそれを吹いたって、誰も幸せにならねぇって、お前さんのボスが言ってるんだ。ボスの言うことは聞いておくもんだろ…」

KP:リロイが殴り飛ばされ、ジョンはトランペットを拾い上げます。

KP:リロイは倒れて、一人すすり泣きを始めました

 

KP:ぼちぼち締めになりますね

ジョン:「こんな楽器一つで、死人がストンプを踊るっていうんです。そして私たちはそんなものにこんなにも踊らされた…

ジョン:まったく世界って奴は、素晴らしいよ、ちくしょう、ほんとうに…」

レスター:「ああそうさ。でもそんな世界で生きていかなきゃならないってのが人間の辛いとこでな」ジョンに歩み寄って

レスター:「そんなときは、酒でも飲んで全部忘れるんだよ。そうすりゃ嫌なことなんて何もない、ほんとうに素晴らしい世界(wonderful world)が目の前に開けてるのさ…」

KP:暗闇の中、リロイの嗚咽をBGMに、二人の男がそんなハードボイルドな会話を交わしたところで…

 

KP:「死者のストンプ」終了です! お疲れ様でした!

ジョン:お疲れ様でしたー

レスター:お疲れ様でした!

 

 

ENDING : Left Trio
(残された3人組)

23rd Feb, 1921.
at the bar "wonderful world"
in Arkham, Massachusetts.

 

KP:では、エンディングを描写させていただきます。

KP:ジョンのバーは何事もなかったかのような賑わいです。綺麗に塗り替えられた壁に、新調された調度類…

KP:しかしまだ、あのファイブスターバンドに代わるバンドは見つかっていません

KP:その代わりに大きな蓄音機から、ジャズの名盤が流されています

レスター:「ジョン、新装開店おめでとうでいいのかな

ジョン:「ああレスター、その節はどうも」

KP:あの日となにも変わらないようで、間違いなく変わってしまった日常

KP:事情を知る二人にとって、それは複雑な光景かもしれません

KP:そんな二人に声をかけるもう一人の“事情を知る男”が

ミッチ:「ボス、ブラックウッドさん、お久し振りです」

KP:かつてのファイブスターバンドのドラマー、ミッチ・ウェスターです。

KP:リロイが精神病院に収監されたことで、ファイブスターバンドは事実上解散しています

ジョン:oh...

ジョン:「新しいトランペッターのアテがあるといいのですが…」

レスター:「俺の情報網で見つけてきてやろうか?」

ミッチ:「いえ、いいんです。見つかりやしませんよ、“彼”以上のトランペッターなんて…」

ジョン:「…そう気を落とさず…」

ミッチ:「はい、俺もこれを機にボストンにでも行ってみようかと思ってます。それで…」荷物をガサゴソと

レスター:「ああ、それがいい。でかい街なら、お前のドラムを求めてるやつがいるさ」

ミッチ:「お二人に、これを届けようと思いまして」

KP:それはファイブスターバンドはじめてのレコードです

ジョン:「ようやく発売ですか…でも…」

ミッチ:「ええ、ようやく売ろうとしたら解散ですよ。世の中ってままなりません」

レスター:「なあジョン、俺はやっぱりこのバーにはファイブスターバンドの演奏が必要だと思う」

ジョン:「レスター、しかし彼は…」

レスター:「なぁに、そいつを貸してみな」

KP:レスターはミッチが取り出したレコードを受け取ります

KP:立ち上がり、蓄音機の針を上げて先にかかっていたレコードを取り出し

KP:ファイブスターバンドの新品の一枚が載せられます

レスター:「Ladies and Gentlemen! この“wonderful world”といえば奴らのことは欠かせないだろ? そう、ファイブスターバンドだ!」

レスター:「彼らの演奏がもう聞けないって噂もあるけど、今日のところはこいつで我慢してくれ。彼らのリリースした最高の一枚だ! ええと曲名は…」

KP:レスターがレコードのパッケージにようやく目を落とします。

KP:そこに書かれていたタイトルは…

 

レスター:「『死者のストンプ』だ!」

 

 

クトゥルフ神話TRPGリプレイ

 死者のストンプ

          ー完ー

 

< Ch.3 Scene 3Part.0