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【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】小島に潜む巨悪【Part.11】

【前回までのあらすじ】

森田とともに祠を再生して回る探索者たち。バウマンの企む謎の生物アニトの復活を阻止するために、最終決戦の舞台封印の洞窟へと向かうのだった。

 

KP「山道をガタガタと車を走らせたその先を塞ぐように、巨大な粘膜状の生物が現れます!」

川越「あー、ここでも出てくるのか…」

郁三「左右に逃げる道はないんですか?」

KP「車のままでは無理ですね。予定通り、リンファが引きつけてお二人は歩いて回り道することになるでしょう」

川越「郁三さん、車を乗り捨ててまわり込みましょう!」

KP「では、その指示を冷静に出せるかどうか、お二人とも再度SANチェックです!」

SANチェック 48 → 失敗 1D10→1減少

SANチェック 45 → 失敗 1D20→10減少

郁三「あ…」

 

郁三、生命の危機

KP「では、郁三さん。アイディアロールをお願いします」

アイディア 80 % → 失敗

郁三「あああああっ!!」

KP「運命の狂気表1d10をどうぞ!」

狂気表 → 7 幻覚あるいは妄想

KP「では、郁三さんは目の前の怪物に花子の幻影を見ます」

川越「やっぱり花子か!」

郁三「はぁぁなこぉぉっ 今いくぞぉ!!」

川越「車を乗り捨てて飛び降ります。森田さんには車をぶつけてもらいましょう」

森田「みなさん飛び降りて!」

KP「では、リンファを含めた3人が飛び降りて、車は怪物に向かって速度を落とさずに直進します」

森田「リンファ、あれを引きつけられるか?」

リンファ「任せてください」

川越「よし、行きましょう! 郁三さんも! …あれ?」

KP「しかしそこに、郁三さんの姿がありません!」

川越「なにやってんだ、郁三さん!!」

郁三「おらの歌を聴け! 花子!」

川越「歌うの!?」

KP「ここで車がガツンと怪物に衝突します! 幸運判定してみましょう」

幸運 50 → 失敗

郁三「花子ォォ! 今行くぞ! 俺が助けてやる!」

KP「衝突の衝撃で郁三さんは助手席から外に落ちます。そこに怪物がその体の一部を腕のように伸ばします」

川越「郁三さんww もうダメだww」

郁三「よし、ギターを取り出して歌います!!」

KP「発狂してるんで、ソウルが乗って25で振っていいですよ」

川越「ソウルって何!?ww」

芸術(歌)25% → 失敗

郁三「好きよ花子〜 今でも〜 ♪」

KP「リンファが慌てて銃弾を放ちます。部位狙いで命中は下がりますが…」

拳銃50% → 成功

KP「ではこの銃弾であと1Rだけ猶予を与えましょう。もちろんこのラウンド、郁三さんは歌ってますからね」

郁三「追いかけて…追いかけて…追いかけてぇ〜 島国ぃ〜♪」

川越「郁三さんww もうダメだw」

KP「では、郁三さん最後のチャンスは、怪物の命中率ロールです」

押しつぶし70% → 失敗

郁三「生き延びた!!」

川越「よし、逃げろ郁三さん!」

KP「このタイミングで、正気に戻りましょう。郁三さんどうぞ逃げてください」

郁三「ギターでたた…いや、ちゃんと逃げます!!」

川越「いやー、助かったか」

 

 

バウマンの儀式を止める

KP「では、森田と3人で山を登ると、何やら怪しげな紋章を描いた中央でブツブツと何かを唱えるバウマンの姿があります」

川越「よし、なんかいろいろ投げつけながら、飛びかかりましょう!」

投擲 25% → 失敗

KP「では、川越さんが石を投げつけたところでバウマンがあなたたちの存在に気付き、慌てて逃走を始めます」

郁三「追え!」

森田「バウマンをたのみます、儀式の状態を見ておきます」

郁三「通りがけに紋章を蹴っ飛ばして壊します」

KP「この期に及んで森田を信用してない!」

川越「バウマンの足の速さは?」

KP「DEX抵抗で処理します。成功率が55%ですかね」

DEX抵抗 55% → 成功

川越「よっしゃ! 飛びかかって山の斜面をゴロゴロと転がります。そして…」

KP・郁三「そして?」

 

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川越「お前の計画は、すべて潰えた!! おとなしく観念するんだ!!」

 

KP・郁三「www 殴りたい!!」

郁三「よし、それを見届けたら、折り返して森田のところに向かいます」

KP「では森田も郁三さんを見つけて、儀式が完遂されておらず、アニトは目覚めずに済んだと教えてくれるでしょう。というわけで…」

 

郁三「それ、ほんとですか?」

 

川越「wwww 疑心暗鬼すぎだろ!!」

KP「早くその病気治して!!」

 

KP「というわけで、シナリオ終了です、お疲れさまでした!」

川越「お疲れさまでしたー」

郁三「お疲れさまでした!」

 

 

反省会

KP「クライマックスは(リプレイにするにあたって)かなり省略しちゃいましたねー」

郁三「まあ消化器投げつけたりしただけですから…」

KP「ちょっとシナリオとしては反省点が多いですねー やっぱりシナリオ資料を公開するクオリティには達してないかも」

川越「うん、ちょっといろいろ情報漏れがある気がするんだよね」

KP「それはだいたい君たちの疲れ目のせいで…」

郁三「それぞれの立場がわからないっていうのと、わかってからが早いっていうシナリオなんですね」

KP「あとね、戦闘技能とっといてって言ったでしょ? 二人とも格闘系も射撃系も投擲系も全部初期値なんだもん…」

川越「ショゴスと戦うとき全然何もできなかったもんなぁ」

KP「リンファと戦ってみたり、何かしら道具を整えてショゴスと戯れてみたり、技能さえあれば楽しみ方はあったと思うんですが…でもシナリオ自体も弱いなぁ…いろいろ書き込まないとダメだな…」

郁三「いえ、でも楽しめましたよ、花子がいなくなったのが残念ですが」

KP「うむ、まぁ反省は僕一人でやっておきます! 今日はお疲れさまでした!」

川越「うん、普通にプレイするぶんには楽しめましたよ! お疲れさまでした」

 

 

 

クトゥルフ神話TRPGリプレイ

 「小島に潜む巨悪」

             完

 

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