読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【ついったーるぴーじー】山賊退治ミッション【ソード・ワールド2.0リスペクト】

ついったーるぴーじー

「ついったーるぴーじー」については、こちらの記事で説明されております。

こちらをご覧の上で、企画趣旨をご理解の上ご参加いただけると、より楽しくなります…が、難しいことはどうでもいいので、記事を読んで、一番下の投票フォームに答えてみてください(投票実施期間:2015年11月7日11時前後から24時間)。

trpg.hatenablog.com

 

では、ゲームを開始しましょう。

 

1.初期設定の説明

今回のシナリオは、ファンタジー世界を舞台にした、ソード・ワールドの世界を借用しています。あなたは剣と鎧で武装し、「冒険者」として名乗りをあげました。

 

「冒険者」というのは、遺跡の魔物を討ち払って古代文明の遺産を発掘したり、蛮族と呼ばれる敵対種族を討伐したり、害獣や盗賊の討伐などを行う職業です。一般人が街から出ることに危険が伴われるこの世界では、非常に勇敢で、頼りにされる職業と言っていいでしょう。

 

現在のステータスは、

攻撃係数:3

防御係数:3

となっています。まだまだ駆け出しの冒険者。これからの成長に期待が集まりますね。

 

さて、あなたが冒険者としての仕事の斡旋所、ハローワーク、もとい冒険者の宿に足を運んだところから、物語は始まります。

 

 

2.仕事は見つかったけれども…

馬車が通るための溝が彫られた石畳の道路が交わる交差点の一角に、その店は佇んでいます。冒険者の宿と呼ばれる建物は、木造の骨組みにしっくい壁の広い2階建です。木枠でできた窓には、私たちから見れば質の悪い、もやもやのガラスがはめられています。

 

時刻は16時を過ぎたところ。酒を飲むにはまだ早いのですが、ここは非常に大きな街です。仕事を求める冒険者たちが、続々と冒険者の宿の1階、酒場のスペースにあつまります。情報交換と仕事の交渉をするためです。

 

あなたも早速、そうした人々の中に加わるでしょう。

木製の大きなテーブルの上に、木をくりぬいて作ったジョッキで、麦の酒が運ばれてきます。とはいえ、仕事のないあなたには、いくらか薄い酒しか買えませんけどね。

 

「おい!若いの!」

 

カウンターの方から呼びかけてきたのは、この辺りでは有名な冒険者、ゴートです。金髪頭に金のヒゲ、いつも大げさな金属鎧と波打つ刀フランベルジュを装備しています。あなたにとっては、ずいぶん格上の冒険者で、あまり面倒見がいいとは言えませんが、気にかけてくれているのは間違いないでしょう。

 

「お前向きの仕事があるぜ。」

 

そう言ったゴートのすぐ横には、土埃で汚れた安マントを着た壮年の男と、武装した青年が一人、控えています。

 

「お前たちの金じゃ、俺は雇えねぇってことさ。あいつくらいが関の山だろうよ。」

 

ゴートは依頼者と思われる二人に悪態をついて、カウンター席を離れてあなたの方に歩み寄ってきます。

 

「よう、若造。ちょっと金は安いけどな、仕事の一つもすれば、信頼がついてくる。お前くらいの頃には、こういう仕事が重要だ。」

 

それだけいうと、別の冒険者のグループの席に混じって、談笑を始めてしまいます。あなたは渋々、依頼者と思われる二人組のところに移動するでしょう。

 

「それで、仕事って聞いたけど?」

 

あなたの呼びかけに、安マントの男が答えます。

 

「へぇ。用意できる報酬が少ないんだすけど、わしらの村の近くに出た盗賊を退治してくれませんかっつうお願いだす。」

 

口ぶりですぐにわかりますね。おそらく、この街の出身ではなく、この街の付近に点在する農村集落の出身です。どうりで、土埃で汚れたマントをつけているわけです。

 

「この間、うちの近くの村が、蛮族に襲われて、ひどい被害を受けたんだす。そいつらが、今度はうちの村の近くに動いてきたっていうんだす。それで、わしらも自警団をつくって、一回討伐しようとしたんだども、相手につえぇのがいたんだす。村一番の剣士だったクルツさんが、そいつにやられてしまって…。だから、冒険者さんにお願いしようって、金を集めて、ここまできもした。」

 

つまり、自分たちの村が蛮族の襲撃を受ける前に、蛮族の盗賊部隊を退治してくれ、という依頼ですね。

 

「ふぅん。それで、報酬は?新米とはいえ、500ガメルくらいが相場なんだけど…。」

 

あなたがそう言うと、相手は申し訳なさそうに、350ガメルしか用意できていない、と返答します。相場に比べれば、安いと言わざるを得ません。

 

 

3.後ろで控えた武装した青年、カイト

「金なんてどうでもいいだろ?冒険者っていうんだから、あんたはつえぇんだ。ぱっぱと行って、ぱっぱと殺せば、それで小遣いが手に入る。びびってねぇで早く行こうぜ。」

 

そう声を出したのは、先ほどの安マントの男の後ろに控えていた、武装した青年です。なお、彼の装備は、革製の防具にショートソードと、あまり屈強な戦士のための装備とは言い難いものです。

 

「君は?」

 

あなたが尋ねると、彼は自己紹介をします。

 

「俺はカイトだ。親父から代替わりで、今じゃ村で一番剣が使えるもんで、ここまでの護衛をしてきた。せっかくの金を盗賊に取られたら最悪だからな。」

 

さて、あなたは、カイトの声の調子に、はっきりと苛立ちか焦りの感情を聞き取ります。

 

「でも、こちらにとっては、これは仕事だ。ちゃんとした報酬がなければ、動くつもりもない。」

 

あなたの言葉に、カイトは明らかに苛立ちの表情を向けます。

 

「ああ、ちくしょう。これだから俺は冒険者なんかアテにするなって言ったんだ。いいよ、もう、ほら、おっさん、俺が討伐してみせるから、ここでビビり野郎どもに一生頭下げときな。」

 

そう言うと、カイトは勇んでその場を立ち去ろうとします。

 

さて、今日のストーリー分岐点はここです。

 

なにやら勇むカイトをなだめて、詳しい事情を聴いてから依頼を受けるか、

カイトは思う通りにさせたうえで、マントの男から依頼を受けるか。

 

どちらに進んでも、物語は続きます。

下のフォームをクリックして、twitterのページから、投票してみてください。