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TRPGをやりたい!

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【サプリ盛り盛りキャラビルド】異能生存レンジャー【ソード・ワールド2.0】

0.ビルド概要

レンジャー技能が使いにくい。ということで、あえてレンジャー技能を最大限生かすことを前提にした構築を考えてみました。

このビルドの特徴は、投擲メインファイターの採用によってポーションの投擲と耐久力を生かした前線維持を併用することにあります。主な役割は盾役ですが、投擲とスローイングポーションによって、攻撃・回復の補助も行うことができます。

また、ポーションによる回復量が明らかに魔法による回復に追いつかなくなる後半では、盾と投擲を併用した戦闘スタイルへと漸次移行します。

 

1.基本情報

想定パーティ人数:4人以上

担うロール:戦闘(前線維持)・戦闘(盾)・戦闘(回復)・探索(レンジャー)

 

種族:ルーンフォーク

生まれ:練体士

技能構成:エンハンサー1+ファイター2+レンジャー1

初期習得特技:《スローイングⅠ》

 

 

2.種族・生まれ選択の理由

ルーンフォーク以外の選択はあり得ません。生命力と器用度のステータスの高さもさることながら、種族特徴[HP変換]によって、魔法技能を成長させずとも、練技を使用することができるのは、最大の長所です。

単純にステータスだけを見れば、次点でヴァルキリーの採用もあり得ます。こちらを採用する場合、エンハンサーの代わりにライダー技能を習得したほうが、種族特徴を活かせます。それゆえ、今回の型に限定すれば、ルーンフォーク一択ということになります。

 

生まれの選択では、戦士の採用もあり得ますが、ここではバランスのとれた練体士を採用しています。器用度の初期期待値が17、生命力も初期期待値が17となっており、伸び悩みは否めませんが、安定した活躍を望むには十分でしょう。なお、筋力の初期期待値も17あるため、前線戦闘での活躍も期待できます。

 

 

3.技能選択と育成計画

レンジャー+ファイター

レンジャー技能の長所は、その耐久力ポーションによる回復量の増加にあります。 耐久性の向上を生かすためには、前線で戦闘することが望ましいのですが、そうなると、両手が武器で埋まってしまい、ポーションを利用することができません。そこで「用法:1H拳」あるいは「1H投」の武器を使って、ポーションの投擲を実現する必要があります。

これを実現できる技能は、グラップラーとファイター、フェンサー、シューターの物理攻撃4種技能です。ここで耐久力に注目すると、装備の面で制限を持たないファイターに明らかな分があります。

以上の理由から、投擲武器をメインにしたファイターのビルドを採用しました。

 

エンハンサー

エンハンサーを初期習得していますが、これは高レベルまでは育成しません。高々レベル2〜3程度までの育成に止め、必要最低限の練技習得に止めるべきでしょう。あくまで、メインとなるのはレンジャー+ファイターの構築です。とはいえ、これがあるだけで、前線での継戦能力は格段に上昇しますので、この型を採用するなら、必須と言っていいでしょう。

 

育成計画

従って、育成はファイターを優先させつつ、レンジャーを後追いで育成させるというスタイルになるでしょう。冒険者レベル5〜7まで育成できたら、エンハンサーをレベル3まで育成し、練技を習得させるとよいでしょう。

以降もファイターを優先させるスタイルで育成すれば、安定した活躍を望むことができます。

 

 

4.戦闘特技習得計画

戦闘特技

習得枠消費特技

戦闘特技は、以下の順で習得していきます。

1《スローイングⅠ》

3《かばうⅠ》

5《防具習熟A/金属鎧》

7《防具習熟S/金属鎧》

9《全力攻撃Ⅰ》

11《防具の達人》

13《頑強Ⅰ》

15《超頑強》

 

自動習得特技

5《治癒適正》

7《タフネス》・《不屈》

9《ポーションマスター》

12《韋駄天》

13《バトルマスター》

15《縮地》

 

常にパーティ内で活躍することを考えると、習得順まで固定です。

ダメージ量がかさまない前半は、防具習熟の採用よりも、基本的な戦闘スタイルを確立することに費やします。《スローイングⅠ》の習得によって、スローイングポーションの運用と、投擲武器への命中補正を得ることができるので、回復と攻撃を切り替えながら、柔軟に戦闘する基本スタイルを確立しましょう。

注意すべき特技は、《全力攻撃Ⅰ》です。この段階では、この技能を利用することはできません。完全に死に技能になります。しかし、レベルが11になり、《防具の達人》を習得すれば、2H盾による攻撃が可能になります。そのときには、《全力攻撃Ⅱ》への置き換えも完了しているので、毎ターン宣言して威力不足を補う必要があります。

このように、2H盾による攻撃に移行するために、《防具の達人》を最速で習得するのがこの型の条件になります。後半になるにつれて、ポーションの回復量が追いつかなくなり、魔法による回復がメインになります。そのときにも、投擲ポーションを前提としたビルドから他の役割に移行しやすいビルドとして、この型は大いにアリだと思います。

 

練技 

以下の2つを必ず習得します。レベルを3まであげる場合、任意で一つ追加してください。

【ビートルスキン】、【マッスルベアー】

前線維持を目的としたこのビルドにとって、【ビートルスキン】は必須です。また、攻撃の威力を底上げしてくれる【マッスルベアー】も重宝することでしょう。

これ以外の練技については、必須というものはありません。レベル3以降は、パーティのバランスに応じて取得してみてもよい、という程度のものです。

 

 

5.装備の検討

初期装備は、できればチェインメイルと、ハンドアックスが望ましいでしょう。ハンドアックスなら、投げずに使うこともできるので、資金の足りない序盤にはもってこいです。これに加えて、投擲用のポーションボールとその中に詰めるヒーリングポーションが大量に必要になることを思えば、序盤は資金繰りが難しいビルドと言わざるを得ません。

 

防具習熟の習得に合わせて、より高価な金属鎧を購入する他、片手に盾を装備しておくことを推奨します。もしも筋力が23以上あれば、この段階でスパイクシールドを装備してもよいでしょう。それが難しければ、片腕にバトルアックスあたりを装備して、攻撃に利用し、もう片腕を投擲用に開けておくとよいでしょう。

実は、左右のどちらかの手が利き手であるというルールは、ソード・ワールドには存在しません。それゆえ、1ラウンドの間にどちらか一方の手に装備した武器で攻撃することが可能です。つまり、片手を投擲用に開けた状態で、攻撃可能な1H盾を装備すれば、常時防護点を得た状態で、気が向けば盾で殴るというプレイングも可能になります(盾で殴ればそのラウンド中盾の防護点は得られない)。これができるようになれば、どの投擲武器よりも威力が高いので、攻撃時は盾を採用することになるでしょう。

その後、《防具の達人》を習得すれば、おおっぴらに盾を利用することができます。ブレードスレイヤーは通常1H装備で、攻撃時にだけ2Hとして扱うので、この戦闘スタイルには持ってこいの良武器です(盾を武器と呼ぶとは一体…)。《全力攻撃Ⅱ》や《全力攻撃Ⅲ》で威力42の盾攻撃を繰り出し、敵をなぎ倒していきましょう。

従って、最終装備は、インペリアルorアンチアークィバスと、ブレードスレイヤーということになります(防御に専念するとき用に、サブ盾としてエターナルロードを持っておくのを推奨する)。防御に専念した場合の防護点は23点(鎧14+盾6+習熟3)で、これにビートルスキンの+2点を加えて25点に達します。この値は、作中最強の蛮族であるバンパイアノワールの攻撃を、期待値で4.5ダメージに抑えるという驚異的なものです。作中最強の敵であるエルダードラゴンの噛みつきでさえ、期待値で13点のダメージに抑えます。その頃には補助動作でポーションを服用することができるため、このレベルの敵を同時に複数相手にし、集中攻撃を受けない限りは、近接戦闘時にほとんどHPが減少しないレベルの防御力を誇ることになります。

 

 

6.戦闘時の動き

以上の解説からも明らかですが、このキャラクターはかなり奇妙な戦闘スタイルを持つことになります。

まず、育成の前半では、投擲武器を片手に戦闘しつつ、回復の必要が生じれば、その武器を手放してポーションボールを投げることになります。この際、手放した武器を拾うと主動作を消費するため、サブの投擲武器を用意しておくことが推奨されます。 

育成の中盤では、ランクオーバーの盾を装備することで防護点を底上げし、さらにその盾を戦闘に利用することで、攻撃力の底上げを図ります。このとき、盾を利用するだけの筋力がなければ、バトルアックスやヘビーアックスを「用法:1H両」で運用することになります。

その後、後半に入り、ポーションの回復量がダメージに追いつかなくなれば、回復役をプリーストやフェアリーテイマーに一任し、ブレードスレイヤーに持ち替え、重戦車として前線で戦うことになります。

 

基本的に回避を捨てているため、毎ターン《全力攻撃Ⅲ》と《かばうⅢ》を宣言することになります(《バトルマスター》習得後)。それでも、毎ターン補助動作でポーションを利用できる《ポーションマスター》の習得後は、不沈艦として前線を保持できることでしょう。

 

 

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