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【クトゥルフ神話TRPGリプレイ】肝試しのあと【part.07】

【前回のあらすじ】

肝試しの夜、彼らの身に何が起こったのか?探索者たちはそれぞれに調査を開始する。

仏壇や位牌の怪異なのか?それとも製材所事件の怨念か?謎は深まるばかりだ。

そんな中、佐々木は新聞写真に写ったり写らなかったりしている枯れ木の存在に気づく。

 

 

心霊写真検討会:望美ちゃん参戦

KP「では、夕方に移行しましょう。」

伏原「早くないですか?まだ昼の調査も行える気が…」

KP「まあ、まだ起承転結の起ですから、落ち着いて。それに、みなさんは別になんの異常にもとらわれていないじゃないですか。何を焦る必要があるんですか?…とはいえ、この飲み会イベントで、本格的にみなさんは事態を把握することができるはずです。」

 

佐々木「望美ちゃんを連れて行っていいんですよね?」

KP「ええ、むしろ必ず連れてきてください。彼女が重要な役割を果たしますから。」

伏原「今回の私を殺しにくる枠は望美ちゃんですか?」

KP「だから今回はいませんって(苦笑)」

 

KP「では、高田馬場の中華料理屋のシーンを開始します。メンバーが全員集まって、美人の学生を連れてきた佐々木さんに斎藤さんは茶々を入れますね。」

斎藤「わぁ、佐々木さん!いったいどんな国家機密を握ってるんですか?」

佐々木「いや、彼女ハニートラップじゃないから!うちの助手!」

望美「学生アルバイトの助手…ということになっています、佐々木望美です。先生と苗字が同じなので、お気兼ねなく望美と呼んでください。」

伏原「先生からは情報だだ漏れだろうなぁ。」

望美「おかげさまで、某国からたんまりお金をもらえていますよ。」

KP「さて、佐々木さんは知っていますが、彼女は大のオカルト好きで、今回の肝試し写真を是非とも見せてくれ、と言ってきます。」

伏原「でも、たいしたものは撮れてないんだよねー。心霊写真の一つもあればよかったんだけど。」

〈目星〉ロール失敗

望美「え…?この写真、何か加工しました?」

KP「そう言って、望美ちゃんは2枚の写真を示しますね。その写真は、中央に『オーブ』が映っている程度のものですが、彼女は別のところを指差します。それは、柱です。背景の柱の一部だけが、明らかにぶれてしまっています。」

斎藤「おかしいな。写真の一部だけがぶれるなんてこと、普通起きないんだけど…。」

伏原「ちょっと待ってください。僕は〈目星〉ロールに成功したのに、それには気づけなかったんですか?」

KP「ええ、そうです。あなたや斎藤さんが注意深く全てを観察したとき、そんな写真には全く目がとまりませんでした。」

斎藤「この写真、2chにアップしましょうよ。これはいよいよあの心霊スポットが盛り上がりますよ!」

〈オカルト〉ロール成功

望美「みなさんは、この写真、よく調べられたんですよね?」

佐々木「もちろん。でも、この写真には気づかなかったよ。お手柄、お手柄。さすが私の助手だ。」

望美「ええ…。そうだ、もうちょっとよく調べたいので、私にもその写真たち、送ってもらえますか?」

斎藤「もちろん、喜んで。何か見つけたら教えてよ!君、心霊写真見つける才能あるみたいだからね!」

望美「ありがとうございます。こういうのには、興味あったので、ちょっとやってみますね。」

伏原「え?望美ちゃん、こういうオカルトめいた話好きなの?それなら、面白い話があるよ。ミーミルって言ってね…」

KP「おい、美女をクトゥルフ神話に目覚めさせるな!」

伏原「いいじゃないですか!それはもう具(つぶさ)に話しますよ!」

 

KP「では、それ以降、いつもの雑談という感じになり、心霊写真検討会は終わります。」

伏原「だめだ…思ったより得たものが少ない…。もっとこう、突然誰かの体が消えて無くなるとか、そういうイベントがないと。」

KP「だからそれは『もったべ』だって。」

佐々木「『もったべ』って?」

KP「あ、クトゥルフ神話TRPG2010に収録されている、有名な現代日本シナリオの、『もっと食べたい』の略称です。前に1920年代アレンジでプレイしたんですよ。」

佐々木「なるほど。有名なんだ。」

 

 

キーパーによるサービスタイム

KP「さて、シナリオの難易度が跳ね上がりました。とある事情により。」

伏原「そうなんですか!?なんで!?何か悪いことしました?斎藤を生かしたままにしているからですか?」

KP「斎藤なんも悪くないやろ!」

佐々木「たしかに、まだ全然何が起こっているのかわからない。」

伏原「多分、取り憑かれてますよね?」

佐々木「肝試し後の定番といえば、それでしょう。」

KP「では、どんな症状が出ていますか?」

佐々木「今のところ、何も。」

伏原「……まさか…まさか!!」

KP「お、よかった。さすが伏原さん、気づきましたか?」

伏原「精神汚染されています!やばいですよ、佐々木さん!」

KP「精神汚染ですか?前回の脳みそコンピューターといい、おぞましい妄想が好きですね。」

伏原「だから狂人のハカセに言われたくない!つまり、〈目星〉ロールに成功しても、異常に気づけなくなってるんですよ!一方で、侵食されていない望美さんは、〈目星〉に失敗しても、異常に気づくことができる!」

佐々木「え、それってつまり…やばくね?」

KP「それが事実だとしたら、大変ですね!この3人のうち、いったい誰が、そんな危険な状態にあるって言うんですか?」

伏原「…3人ともです。3人全員が、心霊写真に気づけなかった。」

佐々木「ってことは、夜に正気度を失うのも、あの金縛りも…」

伏原「取り憑いている“何か”のせいですよ!きっと、少しずつ他の症状も出てくるはず。そうなったら、探索すら立ち行かなくなります!」

KP「♪〜(´ε` )」

伏原「この鬼畜シナリオ野郎め!やっぱり狂人じゃないか!」

 

 

絶望の夜

KP「さて、事態を把握できたところで、今夜は眠りましょうか。皆さんしこたま飲んだので、今は探索ロールに全部マイナス補正をつけますよ。」

伏原「ああ、もう、仕方ない。寝ましょう。寝ますよ。明日から本気出さないと、死にますね、これ。」

佐々木「では私も。明日から本気出します。」

 

KP「この夜に、望美ちゃんにもう一回写真チェックしてもらいますね。」

〈目星〉ロール成功

KP「では、明日、望美ちゃんと合流した佐々木さんに、その情報が伝えられますので。ところで、明日からの指針でも相談してみてはどうですか?佐々木さん、どうされます?」

佐々木「んー、情報が全くつかめてないから、あの神社についても調べてみていいかもしれないなぁ。あとは、あの事件に本当に霊的な何かが関わっていたんなら、あの事件以前に何かがあったことになる。埼玉の歴史民俗博物館的なところで、その辺を調べてもいいかもしれない。」

伏原「じゃあ、僕が東京で図書館調査します。技能高いんで。」

佐々木「それなら、歴史技能持ちの私が歴史民俗博物館に行って、民間伝承とかを調べることにしましょう。」

KP「複数人プレイだと調査がはかどりますね。でも、まぁ、単独調査したら何が起こるかわからないので、注意してくださいね。」

伏原「単独調査は明日までですね。明後日以降、合流しましょう。」

佐々木「了解。」

KP「では、眠っている間のSAN減少をお願いします。今夜も1の減少です。」

 

 

Part.08へつづく

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