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ソーサラーの構築【SWキャラクター構築論(5)】

1.ソーサラー総論

ソーサラーは、魔法による攻撃を担う技能です。レベル1の段階で、威力10の魔法を覚えることができ、レベル3にして威力20の魔法を覚えられます。レベルの割に威力が高い分、消費MPがかさむのが難点ですが、高火力な魔法攻撃は使いどきを間違えなければ、必ず活躍することができます。

しかし、近接攻撃をメインとした技能に比べれば、そのバリエーションが少なく、構築パターンはそう多くありません。基本的には、後衛から魔法を打ち込む魔導師型と、前衛で近接技能と融合させた魔法剣士型の二通りがあります。

 

2.魔導師型

魔法技能に集中するなら、問題は大きく二種類あります。

 

第一には、消費MPがかさむという問題です。

第二には、誤射の対策が必要であるという点です。

 

これらの課題を克服するためには、〈MP軽減/ソーサラー〉と〈魔法誘導〉の戦闘特技が必要不可欠になります。〈MP軽減/ソーサラー〉が取得可能になるのがレベル5なので、3つ目の取得技能はほぼこれで確定でしょう。

 

誤射対策の〈魔法誘導〉ですが、高レベル魔法を使うようになった場合、明らかにこれだけでは戦闘で役立たずになってしまいます。なぜなら、〈魔法誘導〉は範囲魔法に対してなんの効果も持たないからです。

ここで役に立つのが、〈魔法制御〉という戦闘特技です。前提特技として〈魔法収束〉と〈魔法誘導〉が必要なので、最速での習得はレベル5になりますが、そこまで急ぐ必要はありません。威力20のファイアボール(レベル6)を除けば、ソーサラーによる範囲魔法はレベル10のブリザードを待たなければなりません。そのあとも、レベル15のメテオストライクに至るまで、この技能の活躍機会はありません。

それゆえ、〈魔法制御〉の習得は早くてもレベル9の時点でまず問題はないでしょう。重要なのは、その前の段階で、〈魔法収束〉と〈魔法誘導〉を取得しておくということです。

レベル9で習得する方針ならば、この時点で取得している特技の構成は、〈魔法拡大/**〉、〈魔法誘導〉、〈MP軽減/ソーサラー〉、〈魔法収束〉、そして〈魔法制御〉という構成になることと思われます。以降、〈武器習熟/スタッフ〉などを習得したり、異なるタイプの〈魔法拡大/**〉を取得したりしつつ、複数の魔法技能レベルを8以上にして、〈魔力強化〉の取得を目指すのがほとんど唯一の育成スタイルでしょう。

 

なお、組み合わせ技能としては、セージが必須になるかと思われます。セージレベル9で自動習得する〈マナセーブ〉が、魔導師型のソーサラーには欠かせない戦闘特技だからです。この性質から、ソーサラーを基軸にした魔導師型のキャラクターは、探索中での役割もほぼ決定されてしまいます。

 

 

3.魔法戦士型

すでにファイターの構築において、魔道剣士型を紹介しました。そこでは、近接攻撃を主軸にして育成しつつ、魔法技能も補助的上げていくというスタイルを採用しました。しかし、今回は、先に魔法系技能で育成しつつ、ゆっくりと前線に押し出していくスタイルを検討してみましょう。

 

育成の序盤に後衛を担うことから、〈魔法誘導〉の習得は必須です。これがなければ、乱戦エリア外から安心して射撃魔法を詠唱することができません。また、冒険者レベルに比して近接攻撃技能のレベルが低いため、命中率とダメージボーナスが低い値になりがちです。ダメージボーナスについては、〈魔力撃〉で十分に補うことができます。

 

さて、問題は命中率です。しかしこれにも、実に効率的な解決手段が用意されています。メイスかスタッフを使えばいいのです。剣なんて二流の武器です。冒険者なら鈍器で殴りましょう。

鈍器系の武器ならば、命中補正が最低でも+1は付いています。メイス系ならそもそもの打撃威力が高く、スタッフ系なら魔法行使の補助効果が期待できます。何れにしても、魔法戦士としての活躍を後押ししてくれる、極めて有用な武器です。

 

魔法戦士としての活躍機会を増やす戦闘特技としては、〈足さばき〉や〈ワードブレイク〉、〈マルチアクション〉も注目に値します。制限移動後でなければ魔法詠唱ができないので、通常の戦士よりもどうしても出遅れてしまいがちでしたが、〈足さばき〉があれば10mまで制限移動が可能です。そこから〈マルチアクション〉で魔法と打撃を繰り出せば、むしろファイターメインの魔法剣士よりも早い立ち上がりが期待できます。

さらに、前衛で魔法攻撃を受ける機会が多くなると、高い魔力で発動される〈ワードブレイク〉が重要な役割を果たします。これさえあれば、そこらのグラップラー・フェンサーなどよりは、前線での高い継戦能力を発揮できるはずです。

 

こうした技能に〈武器習熟/**〉を習得することを思えば、技能枠の不足は否めません。それでも、パーティ内で信頼できる後衛だと思われていた魔法使いが、じわりじわりと前衛職に変化していく様は、きっとパーティメンバーを驚かせることでしょう。ひと笑いを提供するという意味でも、魔法戦士型の構築は魅力的な構築と言えるのです。

 

 

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