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TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

冒険者たちを出会わせる

TRPG日記

動画用セッションのキャラクターをみんなで作り終わって、そのキャラクターのためだけのシナリオ、もといキャンペーンを書き進めています。結局、以前作った第1シナリオはボツにして、新しいものを執筆中です。

 

この新しいシナリオを書き始めるときに、いろいろなことを考えましたが、そのうちで一番悩んだのが、『どうやって冒険者たちを合流させるか』という点でした。

 

通常のセッションでは、その卓に参加しているPLのキャラクターは、暗黙の前提として、冒険者の酒場で合流し、パーティを組むことになります。そこには特段の演出も必要ありません。

しかし、これは本来間違ったやり方だということに、動画用シナリオを書き始めて初めて気が付きました。なんの理由もなしに、価値観も全く違うメンバーが合流するわけがないのです。ですから、用意されたキャラクターシートと経歴表を前に、ウンウン頭を悩ませる時間を随分と過ごすことになりました。

 

二日間ほど合流問題に頭を悩ませていると、疲れ切ってしまったのか16時間ほど通しで眠り続けるという事態に陥りました。そうして目覚めた時、私は気付いたのです。

 

誰か一人を主人公にして考えてみればいいのではないか、と。

 

この方法は大当たりでした。どのキャラクターにとっても、主人公は自分自身です。言い換えれば、TRPGのセッションというのは、PCの数だけ主観が、主人公になりえるだけの人格が存在するのです。

 

この主観を尊重して、人生経験をじっくりゆっくり丁寧に辿ってみると、自然と冒険者の酒場に脚を伸ばす瞬間が用意されている人と、そうでない人がいます。

もしも酒場に脚を伸ばすタイミングがあるならば、そのタイミングを一致させてあげればいいのです。それぞれに全く違う思惑と背景を持って、冒険者の酒場という空間に居合わせたメンバーは、それぞれの都合で振舞っています。しかし、彼ら彼女らを互いに引き寄せる理由が、そこには最低でも二つはあります。彼・彼女が冒険者であり、パーティを組んでいない、という二点です。

 

もしもこれ以外にも冒険者同士が合流する理由が含まれていれば、それを積極的に利用しましょう。そうしたやりとりまでシナリオに組み込んでいけば、冒険者たちはゲームのために作られた『使い捨てのアイコン』ではなくなり、物語を紡ぎ始めた立派な人格としてプレイヤーたちの前に現れるはずです。

 

たとえ冒険者の酒場に脚を伸ばすような人生経験をしていなかったとしても、全く別のアプローチから冒険者たちと同行する場合だってあり得ます。もしもキャラクターを作って初めてのセッションであるならば、冒険者たちの出会いは少しでも劇的にしてあげるべきです。どんな方法を駆使してでも、印象的な出会いを演出できるように、シナリオ担当者は尽力しなければなりません。

 

そうして、結局、私が担当したシナリオでどんな出会いが作り出されたのか、という点は、動画が公開されるまでのお楽しみです。

それに、今はまだシナリオの段階であって、最後の仕上げ、プレイヤーたちによるストーリーの肉付けがまだ終わっていません。

 

この週末までにはあと4シナリオを書き上げて、セッションできる状態に持っていかなければなりません。もう16時間なんて眠っている暇はありませんから、意地を貫いて、セッション用のシナリオを完成させるつもりです。

 

ところで、シナリオを考案するための便利な方法をひとつ取り入れたので、今度報告しようと思います。眠くて瞼が重い状態が続きますが、セッションまで眠れぬ日々が続きそうです。。。