TRPGをやりたい!

電源・非電源ゲーム全般の紹介・考察ブログ

お知らせのてんこ盛り

1.ルテティア編の中断

前々から計画していたのですが、これまでプレイし、ここでもノベルにまとめてきたルテティア編を中断することになりました。これは結構気に入っていたキャンペーンで、あと二つのシナリオで山場を迎えるところでした。ここで中断することになるのは本当に残念ですが、全編オリジナルのシナリオの割には、みんなを楽しませることのできる優良なキャンペーンになったのではないかと思っているところです。

なお、こちらのルテティア編キャンペーンについては、シナリオブック集として、例のサイトで引き続き公開していくつもりです。最終的には、「魔剣のない街から」というタイトルのキャンペーンとして、まとまったプレイングガイドラインをフリーで配布するつもりです。

 

それで、中断の理由ですが、まったくの素人状態でスタートした都合上、どうにもプレイヤーたちがキャラクターの育成に失敗した感が否めず、ルールを理解した上で再スタートしたいという要望が高まってきました。

また、思いつきで作ったキャラクターには、冒険への意欲が相対的に少なく、それぞれの冒険者が持った物語が欠けていたのです。その一方で、私が作り上げてきたシナリオ世界の人々は、少しずつ確実に物語を束ね始めました。ここでついに、プレイヤーたちはTRPGの本質、ロールプレイの面白さに気づいてしまったのです。自分たちが作り上げた極めて具体的な人生を過ごしてきた冒険者たちが、独自の冒険生活を重ね、新しい出会いや別れを経験しながら、成長することの面白さに、気づき始めたのです。

彼らの、自分たちの新しい物語が欲しいという、めちゃくちゃ嬉しい要求に対して、毎週一つのシナリオを作っていたエクストリームGMの私が、「それ最高だよ!」と請け負ったわけです。

 

実際のところ、理由は他にもあります。シナリオを書くのに慣れてきたので、私自身、きっちりとプロッティングしたストーリーを描きたくなってきたのです。私の目標は、プレイヤーたちの行動で結果が20通りくらいに別れてしまうほどの自由度を持ったシナリオを、ルート分岐次第で使われないものも含めて100くらい束ねて、様々なエンディングに到達していくキャンペーンを構築することです

今回はそれを構築する最高の機会をいただけたわけです。この機会を活かさないわけがないじゃありませんか!

私は駆け出しのTRPGシナリオライターとして、誰がマスタリングしても楽しむことのできる、ソードワールドの自由度MAXキャンペーンを構築してみせます。どうぞご期待ください。

 

2.新シリーズ開始にあたって

そういったわけで、次のセッションから、キャラクターたちを作り直し、全体として大きな物語を予めプロットして、パーティとして活動する冒険者たちの物語をプレイしていくことになりました。

 

そして、このシリーズですが、今までは【うろ覚えノベル】として公開してきましたが、動画化することが決定しました!ワオ!

 

決定も何も、動画編集の担当も私なので、私はどう考えてもオーバーワークになるのですが、だいたい現時点で目覚めた瞬間から寝付く瞬間まで、シャワーを浴びる時間を除けばそのすべてをTRPG関係の作業に投下しているので、さして変わりません。できることなら初投稿以降、毎週更新で進めようと考えています。

もちろん、無事に動画を投稿できたら、こちらでも報告して、さらに動画投稿のノウハウなどについても順次整理していこうと思います。

 

盛り上がれ、TRPGの輪!(国外で叫ぶこの虚しさ・・・)

 

しかし、一方ではオリジナルシナリオを書き続け、その一方では動画編集を続けることになります。そのうえで、できればルテティア編はノベルとして書き続けたいです。すでにオーバーワーク気味?いや、私ならなんとかできそう。

 

3.TRPG完全エクセル化計画

さらに、今度報告しますが、TRPGシステムの完全エクセル化計画が進行中で、すでに可能な行為判定の基本値や、武器、魔法、特技、練技・呪歌などの習得処理が完全に自動化されたマクロ搭載のエクセルシートが身内卓で稼働し始めました。もう少しデザインを工夫して、計算負荷を減らし、さらに機能拡充に成功したら、ひょっとしたら公開するかもしれません。とはいえ、搭載されている情報がほとんどルールブック全体にわたっているので、正直配布していいのか悩んでもいるのですが・・・。

とにかく、そのエクセル化計画も一人で進行させています。

本当に、マクロ搭載のエクセルによるTRPGプレイは便利すぎます。ボタンを押すだけで経験点や自動習得特技が反映され、使用可能魔法の一覧が更新されますし、現在習得可能な特技が自動的にリストアップされ、ドロップダウンリストで選べます。今後は魔法の使用によるMP消費処理や買い物の金銭消費処理なども自動化していって、ロールプレイに集中できる最高の環境を提供できるようにしていくつもりです。

 

というように、最近自分がシナリオライターなのかGMなのか、動画投稿者なのか、エクセルプログラマーなのか、よくわからなくなってきました。先日までは一介の人文科学者だったのですが・・・。

まぁなるようになるでしょう。

 

なお、ここで報告しました、動画・キャンペーンブック・エクセルによる自動プレイングシートの三つは、すべて無料でお届けする予定です。

 

「正直金取れますよ」とPLの一人に言われましたが、私はTRPGのプレイ人口が増えてくれればそれでいいと思っています。

 

みなさん、TRPGをやりましょう。

 

あなただけの物語を、最高に快適なプレイ環境で。

 

まだプレイ歴1ヶ月ですが、この私のTRPG思想を、これからはどんどん発信していこうと思います。