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【プレイ後雑感】初めてのソードワールド2.0

ここまでに記事にしてきた、山賊討伐ミッションですが、これは「はぐれ盗賊ザバン」という、私の作ったオリジナルシナリオです。

 

ある日の夕方、シナリオの用意を進めていることを友人に伝えてしまったために、その翌日にそのシナリオを使ってプレイすることになった、という経緯。相変わらず彼は無茶振りをするものである。

 

ルールの把握がてらプレイするという格好で、様々な問題点が明らかになったプレイでもあった。

 

まず、戦闘ルールをそれぞれが把握していなければ、戦闘はダレる

戦闘ルールを把握した人間同士でプレイすれば、戦闘中も大半がロールプレイというか、動作の描写で進行させることができるのだが、その都度「目標値◯でダイスロールを。」とか「威力10の判定表でダイスを振って」とか「防護が◯点あるので」などと言っていると、ただただ数値処理を行っているようにしか感じられなくなってしまう。

戦闘シーン中のダイス処理は、初心者が覚えるべきはじめのルールかもしれない。これさえスムーズにこなせるようになっていれば、あとは自分のキャラクターがどういう攻撃を行ったのかとか、それがどれくらいの傷をつけて、相手はどういう表情をしたのかとか、どのくらいの血液が飛び散ったのかとか、そういう描写に専念できる。そしてそういう妄想を話し続けて、みんなでかっこいい戦闘シーンを妄想したほうが、よほどゲームを楽しむことができる。これから数回のセッションで、様々な判定について勉強しつつ、戦闘描写の練習をやりたいと思わされたセッションだった。

 

次に、キャラクターの個性をイメージできる人間ばかりではない

自分自身がかなりの妄想屋なので、キャラクターのステータスと生い立ちロールさえすれば、人間性とか口癖、人生の目標など、とめどなくベラベラ話せるようになるのが普通だと思い込んでいた。しかし、世の中の人間の大半は、そういうキャラクターのイメージが得意でないらしく、自分の作ったキャラクターのイメージをつかむまで、結構な時間を必要とするみたいだ。

そうなると、キャラクターを作ったその場でセッションをスタートするのも考えものだ。まずはキャラクターのイメージを掴んでもらうために、初心者のためのロールプレイ練習の時間を設ける必要があるかもしれない。

この問題は、ニコ動の「わたしのクトゥルフ」でも取り上げられていた。つまり、私のような「キャラクターロールが得意なプレイヤー」と「戦闘好きのプレイヤー」、「生存重視のプレイヤー」など、プレイヤーの質は様々で、そうした人々のさまざまな価値が対立しないように、うまくマスタリングする必要があるらしい。

 

さらに、アドリブの描写力がまだまだ足りないということがわかった。

シナリオ中盤までは、すでにシナリオ資料が書き上げられていたこともあり、結構安定したゲーム運びをすることができたし、描写にも困らなかったのだが、シナリオが山場を迎えた頃、こちらが想定していなかった行動(父親を罠にかける)をPLたちがとりはじめたことで、一気に描写能力が弱くなってしまった。とはいえ、参加していた皆さんは、そこから私のシナリオがすべてアドリブだったことに気づいていなかったらしく、自分が思うよりは、うまくできていたのかもしれない。

今回のセッションは突発だったこともあり、紙の資料がそこまでたくさん用意できなかった。これもセッション時のイメージ共有を阻んだ原因に数えることができるだろう。この反省をうけて、次回セッション「ルテティア商会闘争(前編)」では、地図はもちろん、さまざまな設定資料を事前に印刷し、共有することで、イメージしやすくするよう心がけた。

 

ひとまず、これらの反省点を次回に活かしたいのだけれど、私の友人はそう長くは待ってくれない。すでに3回ほどのセッションを行い、そのうち一回は完全に準備不足の突発セッションになってしまった。もう少し、丁寧にマスタリングする経験を重ねたいものだ。