TRPGをやりたい!

TRPGのトビラをひらこう!

【プレイ後雑感】初めてのパラノイア

初めてのTRPGは、まったく唐突に開催されました。

 

書店で友人と本を見ていて、日本のサブカルチャー本が置かれたコーナーに、ソードワールドのルールブックがあったことがきっかけです。

 

「ソードワールドのルール勉強しておくから、今度やってみようよ。」

 

僕はそう言って、ソードワールド2.0の1巻目を買うことにしました。まさにその帰り道。その友人が、今すぐやりたい、寮に帰ったらやろうと言い始めたのです。

 

TRPGをプレイしたことがある方なら、これがいかに無茶な相談なのか、よくわかるはずです。ルールブックを買ったその数時間後にプレイなんて、まず不可能です。寮に帰って一応のシナリオを考案し、地図を書きながら、僕は一つの代案を提示するに至りました。

 

「パラノイアの方が絶対に簡単にできる。」

 

友人が友人を集めた結果、TRPG自体初めてというメンバーが6人ほど集まり、僕は①突発のセッションで、②自分自身初プレイにもかかわらず、③GMもといUVを担当して、④5人もの初心者を楽しませるという大役を任されることになりました。

 

幸いだったのは、集まった皆さんが、パラノイアの世界観をえらく気に入ってくれたことでした。一人の強い賛同者の声もあって、その日はパラノイアをすることになったのです。もしもこれでソードワールドをやらされていたら、僕はまともにGMができなかったことでしょう。

 

シナリオは、Paranoia-Oのウェブサイトに掲載されていた、道路の塗り替えシナリオを使いました。

プレイスタイルはクラシックスタイルにしようと思い、トラップは少なめにして、みんなで頭をひねってもらおうと考えました。なんせ初めてのTRPGで、パラノイアをやるなんて、みんなが勝手を掴めないだろうと考えたからです。

二回目があれば、ZAPスタイルもやってみようかしら、なんて。

 

 

・・・そう考えていた時期が僕にもありました。

 

 

結論から言って、参加メンバーの殺意が高すぎました。UVの殺意ではありません。参加メンバーの殺意が高すぎたんです。

 

「みんな本当に初プレイなんだよね?」

 

飛び交うミュータント能力発動メモに、次から次に発射されるZAP、そして突如爆発するファンブルボムがさらなる疑心暗鬼を生み、残機を7も与えていたにもかかわらず、ミッション途中で残機を使い果たすプレイヤーさえ登場しました(初プレイだったので、温情で全員の残機を10にして最後までプレイしてもらいましたが)。

 

パラノイアではよくあることなのかもしれませんが、ミーティングルームが退席後に爆破され、デブリーフィング会場までも爆破されるという混沌とした事態。護衛のロボットまでも爆破されたほか、殴った拳がファンブルで爆発、ミュータント能力で次から次に頭が爆発するなど、彼らが歩く先々で惨劇が繰り返され、パラノイアというゲームの恐ろしさを思い知りました。

 

リプレイをきちんとまとめてもいいのかもしれませんが、あのシナリオはサンプルシナリオであってオリジナルシナリオではないので、ネタバレしてもいけませんから、リプレイをまとめることはしません。

 

なお、清掃ロボットから放たれた青白い光のあと、全員のクローンナンバーが一つ増えることと引き換えに、無事に道路は真っ黒になりました(爆)

 

TRPGのGMを初めてやって感じたことは、こうやってGMが想定した事態から外へ外へと動いていく、プレイヤーたちの「物語を動かす力」を楽しむことができるという点です。

決してGMはプレイできないからおもしろくないということはありません。ストーリーを考えたり、語ったりするのが好きな人は、きっと自分が想像しなかったストーリー展開に胸を踊らせることでしょう。

 

 

次回以降、ソードワールドのオリジナルシナリオのリプレイを書いてみようと思います。