【ソード・ワールド2.0リプレイ】弱くても、進む【英雄志望と二つの剣2nd season 4-1】
<前回 |第1シーズン|2nd−1|カシウス過去編|2nd−2|2nd-3|2nd-4|
英雄志望と二つの剣 ここまでのあらすじ
ごく普通の冒険者として歩み始めたアークたち5人の冒険者は、偶然から国家の要人とのコネクションを得る。しかし彼らの街は騎士団長の裏切りによって蛮族が侵入し、崩壊してしまった。多数の難民とともに伝説の魔剣クラウ・ソラスのカギを握るヴェルチ家の末裔を保護しつつ、隣国レシトリア帝国の地方農村に避難した冒険者たち。しかし魔剣を狙う皇帝や帝国商会の政治闘争に巻き込まれてしまう。ヴェルチ家の末裔は帝都に召し上げられ、その警護として仲間の2人と別れることになる。このときアークはヴェルチ家に伝わる首飾りを託された。残された3人は防衛線構築を急ぐ騎士団の依頼で新たな仲間2人とともに遺跡調査を行うが、そこでレイラとコーラル、2人の仲間が行方不明になってしまう。そのことに深く傷ついたアークは精神を病み、昏睡状態に陥る。魔剣のカギを握る人物として、アークを拘束するよう勅命が下ったことを聞いたクキバミは、カシウスとともにアークの目覚めを待っていた……。
続きを読む